CRHで過ごした最初の2年:デザインからマーケティング、セールスへの挑戦-Member's Note #5
こんにちは。クリエイティブホープの林田です。
CRHで活躍している若手メンバー(20代)直筆の成長記録「Member's Note」#5は、2023年度に新卒で入社し、Growth Hack事業部→invy事業部と、すでに幅広い領域を経験している福田の記事をお届けします。
Profile-福田陽生
2023年にCRHに入社し、これから社会人3年目になります。現在はinvy事業部に所属し、自社プロダクトを活用した紹介マーケティングの構築・運用支援と、自社のセールス体制の整備を担当しています。普段はリモートワークの環境で働いており、場所に縛られずクライアントや自社チームと密に連携しながら日々の業務を進めています。
年々、任せて頂ける業務領域は広がり、今ではマーケティングと営業の両方の視点を持つようになりました。日々新しい挑戦をしながら、提案が相手の役に立ち、チーム全体の前進につながる瞬間にやりがいを感じている毎日です。
CRHを選んだ理由
大学時代、私は広告制作のサークルに所属し、メディア企業でのデザイナーインターンを通じて、デジタル領域でのバナーや動画広告の制作をリモートで2年ほど経験していました。
最初はデザインを軸に、「視覚的にどのように表現すれば、商品の魅力が効果的に伝わるのか」を模索していましたが、制作経験を重ねるうちに、デザインだけでなく「そもそもどのような商品を、どのターゲットに、どのようなチャネルで届けるべきか」といった、マーケティング戦略の上流工程にも強い関心を抱くようになりました。デザインの枠を超えて、ビジネス全体の流れを理解し、効果的なコミュニケーションを設計することの重要性を強く感じていました。
そんな中、CRHと出会い、多様な課題に対し特定の手法に縛られず柔軟なアプローチでクライアントを支援する姿勢、そして施策の企画から実装までを自社内で一貫して行う体制に強く惹かれました。特に、各専門領域のメンバーが連携しながらプロジェクトを進める組織文化は、私が求めていた環境そのものでした。もともと他社からの内定もいただいていましたが、CRHであれば自分の目指すキャリアを築けると思い、迷わず入社を決意したことを今でも覚えています。
1年目:GH事業部での基礎づくり
入社後は、GH事業部に配属となりました。GH事業部は、デジタルマーケティングを通じてクライアントのビジネス成長を支援する部門で、広告運用やコンテンツ制作、サイト改善など、多岐にわたるサービスを提供しています。私は主に、広告運用に連動したランディングページやメール、ホワイトペーパーの制作・改善に携わりました。
当初は、デザインやコンテンツの制作において、自分のクリエイティブスキルを活かすことに注力していましたが、単に美しいデザインを作るだけでなく「なぜこの広告・デザインが必要なのか」といった戦略的な思考が求められる場面を多くいただきました。意思決定の場にも関わることができ、マーケティングの基礎的な視点を養うことができました。
「見せ方」に加え、「なぜそれが必要か」「どんな行動を引き出すか」を論理的に設計する習慣が身につき、思考の解像度が上がった1年だったと感じています。
10月〜:invy事業部への異動
入社から半年後の10月、CRHが展開する別の事業「invy」事業部への異動が決まりました。invy事業部は、リファラルマーケティングクラウドサービスinvyを提供し、クライアント企業の紹介キャンペーンの設計から運用、成果分析までを支援する部門です。クライアントごとに支援領域をオーダーメイドで構築するGHとは異なり、invyでは決まったプロダクトを軸にしながら、クライアントの課題や目的に合わせて活用方法を設計しています。
invyでは既に自社サービスやブログコンテンツは充実していたものの、 魅力を感じてくれたお客様を実際の利用開始の相談に引き上げる、インサイドセールス領域でまだまだ成長の余地がありました。参画直後からその領域のメイン担当となることができ、元々願っていた「既存コンテンツを使ってどのように見せれば、本当に必要とするユーザーの購買心理を活性化できるのか」と常に向き合える環境で働くことが出来ました。
CS(カスタマーサクセス)としての活動も担いながら、成果に直結する改善提案やコンテンツの活用方法を検討するなど、プロダクトとユーザーの接点設計に深く関わるような仕事を経験できました。クライアント様の商品/サービスがより愛されるにはどうすればいいかを支援させて頂き、ユーザー目線とビジネス目線を行き来する力が磨かれていったと思います。
2年目:セールス領域への広がり
2年目からは、インサイドセールスの体制強化に加え、並行してフィールドセールスとして見込み段階の企業様とも直接やりとりするようになりました。
セールスの仕事は、「課題に対する提案」だと思っていた自分にとっては、良い意味でのギャップがありました。実際には、まだ課題が整理されていない企業も多く、「そもそも何に困っているのか」「その根本原因は何か」を一緒に考えていくような場面が多い。自分の引き出しが増えると、相手の反応も変わってくる実感があり、対話の面白さに気づかされました。
引き続き担当していたCS領域で印象的だったのは、実績の少ないチャレンジングな業界業種のお客様への改善提案でした。初期の段階で社内にも知見が少なく実装にあたっての懸念も多い企業様だったのですが、「どうすれば成功までたどり着けるか」を起点に情報収集を重ね、必要なコンテンツや施策を自ら設計・調整しました。その結果、改善開始と同時に高い成果を実現し、目標を超える結果を出すことができました。
こうした取り組みが評価され、2024年8月には月間MVPを受賞、同年末には年間でも特に大きく成長したメンバーに贈られる賞もいただきました。
「前例がないからやらない」ではなく、仮説と検証を繰り返しながら進めていくCRHのカルチャーに支えられた成果だと思っています。社内には役割や年次を問わず、自身の仮説にプロとして真剣に向き合ってくれる人が多く、前向きな挑戦ができる今の環境に改めて感謝しています。
また、過去に身につけたデザインやコーディングのスキルも、自分の強みとして活きています。提案資料をその場で形にしたり、ページ構成のラフを描いたり、ちょっとした修正なら自分で対応したり。小さなことかもしれませんが、業務のスピードや正確さ、チームの生産性に直結する部分でもあるので、意識して活かすようにしています。
3年目に向けて:今後の仕事のあり方
これまでは、丁寧な準備と的確なアウトプットでクライアントの期待に応えることを重視してきました。
一方で、今後はより現場での「変化の速さ」に応じたスピード感も意識していきたいと考えています。必要な施策を素早く実行し、検証を繰り返して改善する。そのためには、チーム内の連携を密に取りつつ、必要な情報だけに絞った判断や実行が求められます。課題の解決のためにいかにチーム連携を行なえるか、必要な部分に絞って業務を最効率で回せるかにこだわって仕事をしたいと感じています。
また、「想像力と愛」も大事にしたいなと最近は考えています。特に営業の現場では、まだ相談段階で本質的な課題の特定に至っていないケースや、専門性が足りずに頼って来ていただくケースが多くあります。だからこそ、相手が本当に必要としていることや、これから困りそうなことを汲み取り、必要な知識や仕組みを先回りして準備して最終的な成功まで伴走して支援する、そんな心構えが最も重要であると感じています。
社内外問わず、そんな風に先回りで相手の気持ちや状況に気が付ける、頼ってもらえる存在でありたいと思います。
今回は福田の記事をお届けしました。今後も若手メンバーによる成長記録を出していきますので、少しでも「クリエイティブホープに入ってみたいな」と感じた方は、カジュアル面談にお申し込みください!