1
/
5

スクール初の外国籍のオペレーションスタッフとして私が抱く夢 - スタッフインタビュー -

"アメリカに帰国しようとしていた私とCotoとの出会い"

私は日本人の父とアメリカ人の母との間に産まれました。生まれは横浜ですが、生後3カ月から成人するまでアメリカで育ち、家庭でも英語を使っていたので、母語は英語です。大学2年生時に日本に戻り、卒業後は、子供サッカーのコーチをしたり、オンライン英語教師をしたりしていましたが、アルバイトや短期契約の仕事ばかりで、なかなか正社員として勤務をするチャンスに恵まれませんでした。

Cotoとの出会いは、求人サービスサイトを通して、Cotoからスカウトが来たのがきっかけです。現在はそのポジションはないのですが、新規問い合わせの学生と英語で話をして、ニーズをヒアリングしてコースを提案するという職種でした。

当時、フルタイムの仕事が見つからず、アメリカに帰ろうかと悩んでいたところでした。ですので、Cotoからのオファーはとてもタイミングが良かったし、英語が生かせる業務内容だし、マーケティングにも関われるし、メンバーはとてもいい人そうだし…ということで、Cotoに入社しました。

最初に入ったのは、先ほどお話したCSチームという対学生の仕事をしているところで、メンバーは全員外国籍でした。英語だけで仕事ができますし、メンバーの人柄もアメイジング!で、とても気持ち良く仕事ができました。その後しばらくしてオペレーションチームに異動となりました。

学生にCotoを紹介し、コンサルティングをしながら適切なクラスを見つけるお手伝いをする以外にも、クラス作成などの運用業務を行います。「この学生は何に困っているか」「何を求めているか」を察し、何か気になることがあればそれをチームに持ち帰って相談しています。オペレーションチームへの異動により、業務内容もメンバーも働く場所も変わりました。特に私の周りがみんな日本人スタッフになったのは大きな変化でした。前の部署にいたときに見ていたオペレーションチームの雰囲気は、落ち着いていて静かだったので、最初は不安が大きくて「ムリ!」と思いました(笑)

でも実際に働いてみると、メンバーはみんなフレンドリーで優しい人ばかり。私は言いたいことははっきり言う性格ですが、だからと言って煙たがられることはなく、自分らしくいられています。


"最初の外国籍のオペレーションスタッフとして私ができること"

Coto渋谷校のInstagramは、私の発案で投稿をしていて、フォロワーが増えました。今では4つの学校のInstagramを管理するリーダーとなり、ソーシャルメディアを中心としたいくつかのプロジェクトのメンバーにもなりました。どうやってCotoを魅力的に伝えようかと投稿する内容を考えたり、写真や動画を編集するのは私の得意分野でもありますし、とても楽しいです。

私の大学の専攻はアートなのですが、専攻と仕事とを結びつけるのは難しいと思っていました。まさかここで専攻が生かされるとは思っていませんでしたので、とても嬉しいです。投稿内容は、学生や先生へのインタビュー動画だったり、学校での日常風景やイベントの写真だったりと、学校にいる人たちの等身大の姿にフォーカスしたものばかりです。

とても好評いただいているのですが、それは私自身が一人の外国籍の人間として、「日本語のスクールで勉強するときにこんなことが知りたい」という視点を持っているからだと思います。仕事で自分の強みを生かせるのは、とてもラッキーなことです。

これからも、Cotoの居心地の良さやCotoにいる一人一人の人柄をありのまま伝えていきたいですし、この発信スタイルはマーケティングにもつながると考えています。


"「あなたの仕事のゴールは?」という質問から見つけた自分の強み"

入社してそれほど時間が経っていないときに、上司から「あなたの仕事のゴールはなに?」と聞かれました。その時の私は、仕事のゴールや目標・夢といったものを考えたこともなく、ただ毎日楽しく仕事がしたいだけでした。そもそも当時の私は、自分の持ち味や強みがわかっていませんでしたので、スキルを磨くとか強みを伸ばすといった発想そのものがなかったんです。

当時の私は、上司って何?会社ってどうしたら良いの?という感じで、社会人として仕事や組織というものを何も分かっていなかったと思います。そんな私にリーダーが本当に忍耐強く接してくれました。どのような特性やスキルを伸ばしていったらいいかアドバイスをくれ、成長に寄り添い続けてくれました。私自身が自覚をしていない持ち味をリーダーが見つけてくれたおかけで、今ではトップセールスになることができました。

学生にとって日本は外国であり、Cotoも彼らにとっては外国の学校です。外国での生活に孤独や不安・大変さを感じている人もたくさんいます。私は自分のバックグランドからもその人たちに共感することができますし、学生から信頼され、安心できるになる存在になりたいと思っています。「ここにいれば安心できる」「ここには信頼できる人がいる」…それは私がCotoで感じたことでもあります。

実は、入社してしばらく経ち、プライベートでいろいろあった時期がありました。特に、一人でアメリカに住んでいる母が恋しくて、心配で…。アメリカに帰ろうかと思い悩んでいました。そんな時にリーダーがずっと寄り添ってくれました。私の話に耳を傾けてくれて、一緒に考えてくれて、そして時に一緒に泣いてくれたんです。諦めずにリーダーが向き合い続けてくれたこと、同僚のスタッフがサポートしてくれたこと、そのおかげで今の私があります。


"国籍や母語関係なく活躍できる会社にしていきたいという夢"

以前、上司から「あなたの仕事のゴールはなに?」と聞かれたときの私は、そんなこと考えたこともなく、答えることができませんでした。でも今は、いろいろとやってみたいことやゴールが見えてきています。

まず、このCotoの良い雰囲気を守り、作り続けていきたいです。会社が成長していくには、仕組み作りといったハード面だけでなく、他者への愛情や気遣い・惜しみないサポートといったソフト面が絶対に必要だと実感しているからです。

そして、英語だけで仕事が完結できるポジションを作りたいです。Cotoは日系企業なので日本語ができないとスムーズな業務遂行が難しいこともあり、仕事の制約ができてしまうこともあります。

Cotoは、自分を偽ることなく自分らしくいられる会社です。ここには人が好きで人から学ぶことが好きな人がたくさんいますし、差異に対してオープンマインドでいられる人がCotoに合う人だと思います。そういったマインドをもったスタッフが、国籍や母語関係なく、たとえ日本語ができなかったとしても、もっと活躍できるような環境を作っていきたいと考えています。

私は、Cotoで一緒に働く人たちが大好きです。学生さんたちも大好きです。私自身がリーダーや他のメンバーたちからたくさん助けてもらったように、私も関わる人たちをサポートしていき、貢献していきたいです。


Invitation from Coto World 株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
Coto World 株式会社's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 立木 璃音's Story
Let 立木 璃音's company know you're interested in their content