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株式会社コズムは、2022年11月に創業し、急速な成長を遂げているスタートアップ企業です。創業以来、AIとIoT技術によって、製造業を中心とした様々な業界のDXを推進し、省人化とクリエイティブな仕事環境の実現に取り組んできました。
今回の記事では、コズムのAI VISION事業部長に就任した加藤さんにインタビューを行いました。加藤さんがインターン生としてジョインしてからどのように現在のポジションに至ったのか、その歩みと成長のプロセスについてお話を伺いました。
<AI VISION事業部長、加藤さんプロフィール>
子役としての経験を経て、東京大学に入学。マーケティング系のインターンを経験した後、在学中の2022年11月にインターン生として株式会社コズムに入社し、2024年6月にAI VISION事業部長に就任。
インターン時代の多彩な経験が築いた自信と成長
ーーまずは簡単な自己紹介をお願いします。
株式会社コズムAI VISION事業部長に就任しました、加藤です。東京大学在学中にインターン生としてコズムにジョインし、経理や労務などのバックオフィス業務や営業などを幅広く経験してきました。趣味は、サッカー観戦です。
ーーどのようなきっかけでコズムのインターンを知ったのでしょうか?
もともと事業会社での長期インターンに興味があり、挑戦したいと思っていました。そんな想いを抱えている時に、当時所属していたサークルの先輩がコズムを紹介してくれたことがきっかけです。未知の可能性を秘めるコズムで創業メンバーとしてチャレンジできることや、社長直下で確実に成長できる環境に魅力を感じ、思い切って挑戦してみることにしました。
ーー新しく就任したAI VISION事業部について教えてください。具体的にどのような業務を行う部署なのでしょうか?
AI VISION事業部は、主に外観検査の自動化を軸とした製造業向けAIソリューションを展開する事業部です。ソフトウェアからハードウェアまで一気通貫したご提案をさせていただき、製造現場に必ずある“検査工程”の課題解決に取り組んでいます。
ーー事業部長に就任することになった経緯を教えてください。
元々自動車部品メーカー様の検査工程をAIによって自動化するプロジェクトマネージャーを担当していました。本事業部が新しく作られることになった時に、業務経験や知見の面から事業部長に就任させていただくことになりました。
ーーインターン生として業務を行う上で難しかったことを教えてください。
入社当時は少人数だったため、経理や労務などのバックオフィス業務から営業まで幅広い業務を一人でこなす必要がありました。最初は未知の領域に挑戦することに戸惑いや難しさを感じていました。
しかし、これほど大きな裁量権をもち、様々なことに取り組めるのは貴重な経験です。自分を成長させる大きなチャンスだと感じ、積極的に勉強し、周囲の人からのアドバイスを受けることで、幅広い知識と経験を積むことができました。特に、責任の大きい仕事を任せてもらい、頼ってもらえることが増えた時には成長を実感しました。
また、現在の事業部長としての業務において、多角的な視点からの思考を引き出せるようになったのは、様々な立場を経験させてもらったからだと感じています。大きな裁量権を持って様々な経験を積むことで、より幅広い視野を持ち、柔軟に対応できるようになりました。
ーーコズムに入って加藤さん自身が感じた成長はありますか?
一番の成長は、自分の行動に常に責任感を持てるようになったことです。裁量権が大きい分、自分の行動が会社や案件に損害を与える影響を認識し、一つひとつの仕事に誠実に向き合うようにしています。
また、常に情報を共有し合い、迅速かつ的確な対応を心がけるために、素早いレスポンスを心がけています。
「自分が関わっていることが未来のコズムに繋がるかもしれない。」その責任感こそがやりがいであり、自分を成長させる強い後押しとなっていると感じています。
AI VISION事業部をコズムの看板事業へ!
ーー現在の業務内容を教えてください。
〇AI VISION事業部長
目標:外観検査を含むAIによる検査工程の自動化事業をPMF
(製品が市場のニーズに完璧に合致している状態)すること
・事業部全体の管理
・新規顧客への提案作成
・顧客折衝
〇PM
・プロジェクト全体の進捗状況
・人員管理
・予算・納期・リスクなどの把握、マネジメント
・顧客折衝
ーーAI VISION事業部の強みは何ですか?
ソフトウェアとハードウェアの両面からアプローチすることで、市場で異なるベンダーを使用する際の連携コストを効果的に削減できることです。また、PoC(概念実証)の迅速な実施を通じて、特に検査の自動化における開発リスクやコストを最小限に抑えています。数値に基づいた実現可能性や見通しの評価も高精度に進め、効率的なプロジェクトの推進に貢献しています。
さらに、学術論文に基づいた産業向けのR&Dを積極的に推進し、最新の技術動向に即座に対応することで、常に最先端の技術を活用できます。これらの強みを活かして、市場での競争力を強化し、お客様のビジネス成果を最大化するためのパートナーとして、常にお客様のニーズに応じた最適解を提供していきます。
ーー事業部長の難しさとやりがいについて教えてください。
難しさもやりがいも、「技術」「品質」「チームワーク」「顧客との関係」がキーワードだと思います。
私は事業部長なので、当社の製品サービスをお客様に説明することが重要な役割の一つです。同時に、社内のエンジニアともコミュニケーションをとり、協力しあうことで、お客様が必要とするものを改善の繰り返しによってつくりあげていくことも重要な任務です。さらには、品質管理を徹底した仕組みを整えることも欠かせません。
ここで不可欠なのが、技術に関する知識です。最初は分からないことも多く、かなりチャレンジングでしたが、最新の技術に常にアンテナを張っておくことで、急速な進歩にも対応した提案や意見交換ができるようになりました。
先日もこうした試行錯誤を経て、ある企業様から大口の注文をいただきました。そこに至るまでのプロセスを同僚たちと噛みしめるとともに、何よりお客様に信頼いただけたことに非常に強い達成感を得ることができました。こうした過程を通して、お客様との長期的な信頼関係を築き、社内のチームワークも高めていくことで、当社の事業成長にも貢献しているという実感があります。
ーーお客様と関わる中で心がけていることはありますか?
まず、お客様とは可能な限りオンラインではなく直接お会いすることを心がけています。直接お会いすることで、こちらの伝えたい内容がより正確に伝わり、誠実さも感じていただけると考えています。また、対話を重ね、お客様のニーズに応えるだけでなく、常にお客様と同じ目線で考え、潜在的な課題の解決にも努めています。実際に、お客様からは「丁寧に対応してくれてありがとう」という感謝の言葉を多くいただいております。
さらに、メールや定例のやりとりでも、進捗状況をこまめに報告し、お客様との認識のずれが生じないようにしています。ビジネスマナーを意識しながら主体的に行動し、いかにお客様に寄り添えるかを常に考えて対応しています。
ーーAI VISION事業部長としての事業に関して今後の意気込みをお願いします!
事業部長として、AI VISION事業部をコズムの看板事業部へと成長させていきます。現在、事業部はSPFの段階にあり、次なる目標はPMFの達成です。
コズムならではの強みを活かし、外観検査市場での競争を勝ち抜くとともに、ロマンあるAI事業を楽しみながら推進していきます。