周囲の期待や環境に流されながら、進路を選んできたこれまで。そんな自分を変えたいと感じ、山口さんが選んだのが株式会社つむぐでのインターンでした。
「ガクチカをつくるため」に始めたはずの挑戦は、いつしか自分の意思で数字を動かす面白さに変わっていきます。コールセンターで培った経験を活かしながら、フォロワー300人だったアカウントを5,000人規模へと成長させるなど、成果にもつながっていきました。
受け身だった山口さんが、どのようにして主体的に動くようになり、成果を残し続けてきたのか。そのリアルな変化を紐解きます。
山口 慎(Yamaguchi Shin)株式会社つむぐ 長期インターン マーケター
同志社大学在学中。2025年7月、株式会社つむぐにインターン生としてジョイン。当初は就活のガクチカづくりが目的だったが、急速に成長。就活を終えてからもコミットを上げ、現在は事業の定量的成果/売上の責任を追うポジションを担っている。
目次
アルバイトを通して見つけた数字の改善の面白さを、強みにするために
打ち手は無限。正解のない領域で成果を出し続ける面白さ
「こうしたい」が叶う。挑戦できる組織のリアル
アルバイトを通して見つけた数字の改善の面白さを、強みにするために
——山口さんのこれまでのご経歴と、インターンに参加しようと思った理由を教えてください。
現在、同志社大学経済学部の4年生です。つむぐのインターンには、先に活動していた友人の今井さんの紹介で参加しました。 就活を意識し始めたタイミングで「そろそろガクチカを作らないとな」と思ったのがきっかけです。
本格的に就活を始める前に自分の人生を振り返ってみると、進路も部活選びも、強い自我で道を切り拓いてきたタイプではありませんでした。 両親をはじめとした周囲の影響を受けながら、その中でできることをやってきた。 だからこそ「自分で何かを選び取る経験が必要だ」と感じて、インターンに踏み出した部分もありました。
——大学生活では、どのようなことに力を入れてきましたか?
力を入れていたというよりは「楽しみながらやっていた」という表現の方が近いのですが、つむぐに入る前にやっていたコールセンターのアルバイトです。テレビCMなどで商品を購入したお客様に対して定期購入を提案するという、やや事務的な要素の強い営業の仕事でした。
当初は「座ってできる仕事がいい!」程度の軽い気持ちで始めたのですが、やってみると「数字が出る」ことがすごく面白くて。受注率や定期契約率といった指標が明確に見えるので、ゲーム感覚で取り組めるようになりました。
半年ほど経ったころに、管理者をやらないかと声をかけてもらい、そこからは新人オペレーターへの研修や、数字改善のサポートも担当するようになりました。コールセンターは年齢層が高く30代〜40代の方も多い中で、学生である僕がその人たちに対して改善提案をするという経験は、なかなかできるものではなかったと思います。
——管理者としての仕事は大変ではありませんでしたか?
もちろん大変さもありましたが、それ以上に面白さの方が大きかったです。オペレーター時代は自分の数字だけを見ていればよかったのですが、管理者になると「他の人の数字」を見るようになる。すると、人によって課題が異なり、「なぜこの人は定期契約が取れないのか」「どうすれば改善できるのか」にもさまざまな要因がありました。
特にやりがいを感じたのは、改善のインパクトが大きいメンバーへの指導でした。自分がオペレーターをしていたころは、9割近くの定期契約を獲得できてしまっていて、そこからさらに伸ばすのは難しくインパクトも小さかったんです。一方で、定期契約率が50%程度の人が80%まで伸ばせると、組織全体への影響も大きい。自分以外のメンバーの数字の管理を行い、組織全体の数字をどう動かすかを考えるのはとても面白く、インターンでも結果が数字ですぐにわかって改善のインパクトが大きな仕事をしたいと考えていました。
打ち手は無限。正解のない領域で成果を出し続ける面白さ
——つむぐに入社してからは、どのような業務を担当してきましたか?
2025年の7月に入社し、働き始めて約8ヶ月が経ちます(2026年3月取材時点)。最初の1〜3ヶ月は、Instagramのアカウント運用を担当していました。Instagramを経由してLINEに友だち登録いただくことをゴールとして、投稿やストーリーの作成など、基本的な運用を担当していました。
入社直後は細かく指示をもらいながら進めていましたが、徐々に「どんな投稿を出すか」「どういう切り口で発信するか」といった部分も任せてもらえるようになりました。3ヶ月目くらいからは、投稿作成自体は他の方にお任せしつつ、自分は競合調査や企画設計といった上流の部分を担うようになりました。
——成果としてはどのようなものがありましたか?
最初に任されたアカウントはフォロワーが300人ほどで、週に1〜2件程度しかLINE登録がされない状態でした。運用開始から半年ほどは思ったようにフォロワー数が伸びず、「このアカウントは厳しいかもしれない」と感じることもありました。
ただ、運用を続ける中で徐々に改善の手応えが出てきて、最後の2ヶ月で一気に伸びました。フォロワーは5,000人規模まで増え、LINE登録者数も大きく伸びました。
——その後はどのような業務に携わりましたか?
その後、齋藤さんから「LINEの販売導線を任せたい」という話をもらい、現在はLINEの導線設計に専念しています。業務のゴールは、LINEを通して営業のアポイントを獲得すること。Instagramで集客し、LINEに流入させ、その後のコミュニケーション設計を通じて成約につなげていく。この一連の流れを、自分で設計・改善していく役割を担っています。
——コールセンターでの仕事も「面白かった」とお話いただいていました。コールセンターの業務とつむぐの業務には、どのような違いがありますか?
もっとも大きな違いは、「できることの幅」です。コールセンターの場合、トークスクリプトはある程度決まっていて、数値改善のためのアプローチ方法も数えられるほどのパターンしかありませんでした。
一方でつむぐで任せてもらったのはまだ正解のない新しい領域で、打ち手がほぼ無限にあります。何を試すか、どう改善するかをすべて自分で考えられる。難しさもありますが、それ以上に面白さを感じています。
また、「数値改善のためにこういう施策をやってみたいです」と自分から提案すれば、基本的にはチャレンジさせてもらえる環境です。会社側から「これをやってほしい」と細かく指示されることは今はほとんどなく、多くの業務を自分で考え生み出しています。
もちろん、何でも自由にできるというわけではなく、提案する際には「なぜそれをやるのか」「どういう意図で進めるのか」をしっかり説明する必要があります。その内容が浅ければフィードバックをもらいますし、納得できれば「じゃあやってみよう」と任せてもらえる。このバランスがすごくいいなと感じています。
——つむぐでのインターンを通じて身についたことは何ですか?
さまざまありますが、特に感じるのは、「考える力」がついた点です。何かをやるときに、「なぜそれをやるのか」「それをやったらどうなるのか」を必ず考えるようになりました。以前は、与えられたことをそのままこなすことも多かったのですが、今は一つひとつの行動に意図を持つようになったと思います。
また、分からないことがあればすぐに相談できる環境も大きいです。齋藤さんをはじめ、周りの方にすぐに壁打ちでき、質問しても嫌な顔をされることはありません。しかも、ただ正解を教えてくれるだけではなく、「なぜそれが正解なのか」という構造まで丁寧に説明してくれるので、納得感を持って理解できています。
感情的に怒られることもなく、理不尽さを感じる場面がないのも、自分にとっては大きなメリットですね。そうしたフラットな環境だからこそ、自分の裁量で仕事を進めながら、安心して試行錯誤できているのだと思います。
「こうしたい」が叶う。挑戦できる組織のリアル
——つむぐで働く中で、価値観やモチベーションに変化はありましたか?
モチベーションはどんどん上がっています。最初はInstagramのアカウント運用から始まって、競合分析をするようになり、そこから実際に数字が伸びていく手応えを感じて、自分の施策が数字に影響を与える感覚にワクワクするようになりました。その後、LINEの販売導線に関わるようになってからは、LINEの友だち登録数だけでなく、その先の成約率まで見えるようになりました。
見られる数字の範囲が広がるにつれて、「自分の施策がどこにどう影響しているのか」がより立体的に理解できるようになってきました。それがそのまま面白さにつながり、結果としてモチベーションも上がっていったと思います。
——山口さんは、無事に就職活動を終えたと伺っています。当初は「ガクチカ」を目的に始めたインターンを、今も続けている理由は何ですか?
シンプルに、面白いからです。自分のアクションが数字に反映される点が本当に面白いのはもちろん、状況に応じて任せてもらえる領域が変わるのも、この環境の魅力だと思います。
また、人間関係がフラットで、居心地が良いのも、つむぐで仕事を続けられている理由だと感じています。年齢が近いメンバーが多いので、仕事終わりにそのままご飯に行くこともありますし、自然な距離感で関われています。だからこそ意見も伝えやすいですし、フィードバックも素直に受け取りやすい環境だと思います。
——最後に、つむぐのインターンに向いている人・向いていない人について教えてください。
先に"向いていない人"について伝えると、「これをやって」と言われたことをそのままこなしたいだけの人。 作業だけを続けたい人は成長しにくいかもしれません。
逆に向いているのは、理不尽な干渉は嫌だけど、筋の通ったフィードバックは素直に受け取れる人。自分で考えて動きたい人はフィットするのではないでしょうか。僕自身もどちらかというとそのタイプなので、似たタイプの人にはぜひ一度挑戦してみてほしいです。