社内向けのメルマガに書くつもりだった内容ですが、別のテーマを急遽書いたため、せっかくなので、ココに記載しました。
サッカーのワールドカップがいよいよ佳境を迎えつつあります。
日本代表は負けてしまいましたが、ここからが本当に熱い戦いが繰り広げられていきそうです。
サッカー・ラグビーなどのチームスポーツでは、よく「チームの規律」という言葉が出てきます。
日本チームも規律のある守備、全員が意識統一されている、連動性が高いなどと解説者が良く言っていました。
これは裏を返すと、
「自分のことが中心でなく、自分たちのチームが勝つために自分は何をしたら良いか?」
をみんなが理解し、全員が自分のエゴを持ちつつも、それよりも高い次元のところにチームの勝利という目的を果たすために取り組んでいるのだと思いました。
ラグビーやアメフトになると、この傾向はさらに強くなるように思えます。
これらのスポーツはポジションによって、どれだけ頑張っても1試合を通して全くスポットライトが当たらないというポジションが複数存在します。ファンが見る限り、それらの選手は風景の一つくらいに見えます。
しかし、チームリーダーやプロが見れば、チームが勝つための目立たない献身的なプレイは時に活躍しているヒーローよりも称えられることが少なくありません。
私は学生時代にアメフトをしていましたが、まさにこのような役割でした。オフェンスでは私は試合を通じて1度もボールを触ることがないポジションでした。しかも試合の半分くらいは逆サイドがプレーサイドになるため、逆サイドのぷれーがすぐに終わるようなプレーの場合は、手を抜いてもバレない、もしくは影響がない時もあるというポジションでした。
ディフェンスでもほぼ同じで、自分が強くなれば活躍できそうなものですが、実際の試合では自分が目の前の人より強くなると、相手は最前線でこちらを無力化させるために相手のディフェンスが二人がかりで止めに来て動けなくされます。
全く報われないように見えますが、相手二人を一人で対応するため、その後ろのプレーヤーがフリーになり彼らが活躍するという構図ができます。
当初は若干寂しい思いもありましたが、自分の学年が2年、3年と上がるにつれて、チームが勝つために自分が手を抜かずにプレーし続けること、自分が強くなればチームの他のメンバーに自由度がもたらされることを理解しました。
私はそこまで優秀な選手ではありませんでしたが、このようなことを経験し、チームプレーの大切さを学んだこと、チームの方針に自分の役割を見つけることの大切さを学ばせてもらったことは財産の一つです。
私たちの仕事も同じだと思います。組織全体で良い仕事をすることがお客様に価値提供をすることになり、最終的にはチームに成果をもたらします。その成果が最終的に自分たちにお客様からの感謝・感動として戻ってきて、働く幸せと経済的な幸せへとつながっていきます。
弊社では、ほとんどのメンバーに、「サポートをする」「周囲を手伝う」ということを査定評価の中の行動評価として設定しています。
これは戦略は会社の考え方に従うと言われる通り、お互いに助け合うべきことは助け合い、利他の気持ちがある組織風土の方が長期で働きやすく、価値を出しやすいと考えているからです。
私は経営者であるため、ワン・ステップというチームから自分が逃げることがありませんから、このような思いが強いのかもしれませんが、チームが強くなって損をする人は誰もいないと思います。チームが良くなり、価値を出せば、必ず貢献した人の手元に貢献したこと以上のものが戻ってくると思います。
少し忙しい時期に入ります。自分がチームに対して出来る小さな貢献を一つでも行動に移してもらえると幸いです。そうすれば、相手も必ず自分が困った時に手伝ってくれます。
チームワークの大切さを先週末に関東支店の皆さんが一致団結して取り組まれている姿勢を見て、改めて感じたので書いてみました。