関西の大学生のためのキャリアスクール、Bambooo College(バンブーカレッジ)のまりこです。
今回はバンブーカレッジの校長として日々大切にしている価値観や仕事に対する価値観を1日の流れに沿ってインタビューしました。
11月のとある日のオフィス風景の写真と共に最後までお読みください!
10:00 バンブーカレッジpjt ミーティング
11:30 事務作業
13:00 WEBメディアpjt (YONKARA) ミーティング
ーーインターン生とのミーティングで心がけていることなどがあれば教えてください
極力答えを言わないようにすることです。自分が答えを言ってしまうとそれが答えになってしまうので言わないようにしています。自分が行ったことだけを学生がするとなると、それは単なる作業になってしまって楽になるので。
「はたらく」ということは作業ではなく、自分自身でアウトプットを生み出すことの方が断然多いです。
ーーなるほど。作業だけだとかなり楽だし、責任感も伴わないので成長もできないイメージがあります。では、次の質問に移りますが新しいメンバーに入ってきて一ヶ月ほど経つ今、インターン生の成長を実感できるところなどありましたか?
スタンスが切り替わったなと感じるところはありました。これまでは何をすればいいのか指示を待っていたのに対して、最近は何をしなければいけないかを自分で考えるようになったと感じています。例えば、YONKARAプロジェクト(四条烏丸に特化したWEBメディア運営)では僕がコミットをしなくての1週間で何をしたらいいのか自分たちで考えてくれるようになりました。一ヶ月ごとの目標を立てた後はそれに合わせて個人で役割を決めてやってくれているイメージがあります。YouTubeプロジェクトでも僕が何も言わなくても自分たちで考えて動いてくれてますね。
ーーなるほど。あの、バンブーカレッジプロジェクトの方はどうでしょうか…
バンブーカレッジプロジェクトに関してはまだ作業が多いイメージですね。黙々と着々と決まったことをやり続けるのが好きだと思っています。それが強みなのかと問われると強みではなくて、目的をクリアするにはどうしたらいいんだろうとか、そこから一段階上の話、俗にいう企画の幅をもうちょっと持って欲しいと感じています。でも、それに気づいているのであれば自覚という成長をしているのではないでしょうか。
ーーそれはしっかりダメ出しですね笑 なかなか企画を考えても実行に踏み出せずにいたり、保守的な部分は大きいかなと反省しています…。気を取り直して、先ほどYONKARA pjtのミーティングを行っていましたが、今後の方向性についてどう考えていますか?プロジェクトについても、サービスについても教えてください。
YONKARAプロジェクトに限らず、他のプロジェクトでも僕がいなくても動くプロジェクトになっていくことが目標です。基本的には学生のプロジェクトチームだけで事業が進む状態で、予算などのお金に関してだけ僕に聞くような進み方であれば嬉しいですね。
サービスに関しては、「四条烏丸界隈ではたらく人」というターゲットがとても明確なので、今はそのターゲットに知ってもらうための活動をしているのですがそこにどうエンゲージできるかを考えています。ターゲットがYONKARAを知ってくれて、そこからファンになってもらえるようにしたいです。そのためにもコミュニケーションをしっかり取っていきたいですね。お店のかたなど一人一人との関係性を一歩ずつ深めていきたい。
ーーその四条烏丸界隈で働く方たちとのコミュニケーションを深めるのは学生でもできるのでしょうか。
学生に直接アポイントを取ってお店の人との関係を構築していってもらいたいので、できますね。
ーーどんな学生にこれから入ってきて欲しいと考えていますか?
いい人がいれば入ってきて欲しいです笑 具体的にどんな学生がいいと、行動力がある・受け身ではない・素直な学生がいいです。
ーーまさに先ほどのダメ出しを痛感しています…
仕事においても大事なのは当事者意識だと考えています。こだわりを持ってやっていくことが大切です。社会人になって仕事を始めても自分の目標にこだわれる人とこだわれない人がいる。目標未達成という事実を受け入れても生きてはいけるんですけど、それに甘んじていると2,3年ズルズルやってしまう。それが続くと仕事に対して頑張れなくなってしまうんです。これだけは譲れないというラインがどんどん低くなってしまう。そのせいで仕事のクオリティも低くなります。目標を追いかけずに妥協し続ける人はギリギリやらなければいけない範疇を目標に置く。なので、パフォーマンスを上げるにはやったほうがいいことをどんどんやっていったほうがいいんです。それがどんどん当たり前になっていくので。もっと何ができるのかを考えていくと、勝手に顧客満足度も上がっていくと考えています。
やらない理由を探す思考を社会人にもなって持ち続けると終わってしまう。営業とかはやらない理由を探す人がすごく多いんですけど、どうしたらお客様の意識が変わるのか、受注が変わるのかに100パーセント注ぐのが大切ですね。僕は目標に死んでもしがみついていました。
ーー社会人の世界は厳しいんですね。頑張ります…!!
16:00 面談(転職相談)
ーー転職エージェントとして転職相談者と面談をする際に心がけていることはありますか?
三つあります。一つ目は、基本的に可能性のない人はいないと考えているので、「こうなりたい」「ああなりたい」という思いがあれば何かしらアドバイスをしようと思っています。二つ目は、「楽したいです」という人に対しては「その先に何もない」という厳しいことを言います。三つ目は、企業の採用よりも個人の人生を優先することです。転職エージェントは基本的にお金を企業からもらうので、自分の会社で取引のある企業に寄せていかないと売上になりません。でも、企業の採用活動と個人の転職活動でいうと、個人の転職の方が絶対に大きなイベントなんです。うちの(Pomt株式会社)行動指針に『Your Life First』を掲げているので、この企業のこの求人しか受からないだろうから紹介をしようというのは一切しません。そう考えると、人の人生をぶち壊してしまうので転職エージェントは本当に恐ろしい仕事だと思います。
転職エージェントの存在価値はというと、その人の現状だけではなくてその人には手に入れたい未来があってその道筋とは違う道に行こうとしている人にアドバイスをすることです。現状の自己分析ができておらず、あまりにも自分が見えていない人をサポートしていきたいです。自分がしたいこととできることの距離感が遠い人が転職市場にもかなりいるのですが、新卒採用においてもその距離をもっと近づける必要があると感じています。それがバンブーカレッジが生まれた背景でもあります。
ーーインターン生の私も、改めてバンブーカレッジの存在意義を見直せた気がします。ありがとうございました!
16:50 YONKARAの記事作成
22:00 退社
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