こんにちは!株式会社Curio Tech採用チームです。
「もっと値づく。が根付いてく。」というキーワードを掲げ、モノとヒトが本来の価値を発揮できる社会を目指す当社。そんな当社で活躍中の個性豊かなメンバーをインタビュー形式で数多く紹介してきた私たちですが…今回の記事、普段とはちょっと違います。
協力していただいたのは、我らが代表取締役CEO・小林慶太郎さん。Wantedly記事での登場は2回目ですね!そう、今回のテーマは『とりあえず、メシ食いながら話そう』。実はCurio Techのメンバーなら誰もが聞いたことのあるこのセリフ、彼がメンバーとの相互理解を深めるための会食(こう書くと少々堅苦しいですが…笑)をする時の決まり文句なんです。本記事ではその会食、いうなれば「慶太郎メシ」について本人に突撃取材。その場を設けている理由や背景、そして共に働く仲間に他する思い…そんな話を聞きながら、本日は小林代表にエスコートしてもらいましょう!
―小林代表、今回もよろしくお願いします。いや、今日はもう慶太郎さんでいいですかね。笑
小林:もちろん。テーマがテーマなんで、堅苦しいのはナシでいきましょう。笑 せっかくなんで、今日はいつも社員と食事に行く時みたいな感じでぶらぶら歩きながら話しませんか?その方が楽しいですし。
―ぜひとも!では、さっそく行きましょう!
―あらためてお聞きしたいんですけが、「慶太郎メシ」はいつもどんな流れで実施されるんですか?
小林:あ、そんな名前で呼ばれてるんですね。笑 もちろんその時々の状況によってさまざまなんですけど…だいたい新入社員が入社して1週間後くらいのタイミングで、金曜の仕事終わりに行くことが多いかな。同じタイミングで入ったメンバーが多ければ懇親会形式にすることもありますし、個別のときもあります。最初の1週間で現場をひと通り体験してから、思い描いていたイメージとギャップがないか確認してもらえたらいいなと。それだけだったらシンプルに面談でいいかもしれないんですが、僕はそこからさらに一人ひとりの人生における文脈やストーリーを知りたくて。そのためには、より腹を割って話せる場が必要なんですよね。
―なるほど。ちなみに、慶太郎さんがそういった場を設けようと思ったきっかけは何なんでしょうか?
小林:やはり、過去に経験したことが影響してますよね。僕は23歳の時に初めてリユース業界に足を踏み入れ、しかもその当時の会社では3ヶ月の導入研修が終わった後すぐに役職をつけてもらうことになったんです。それはそれでもちろん嬉しかったんですけど、とにかく右も左も分からなくて。200名規模の組織でありながらマネジメントに関する教育体制も特に存在しない状態だったので、メンバーとどうやってエンゲージメントを高めていけばいいのかの道筋がまったく見えないんですよね。
そうなってくると答えはシンプルで、一緒にご飯でも食べて、お酒も飲んで、腹を割っておしゃべりするのがいちばん手っ取り早い相互理解の方法だなと思ったんです。それを実践していくうちに、いつのまにか組織をまとめる上で欠かせない自己流のメソッドとして確立していきました。それがCurio Techでも会食を設けている理由。今のところちゃんと全社員に実施できているので、これから規模が大きくなってもこの時間は大切にしていきたいですね。
―そんな背景があったんですね…お、話しているうちに気付けば銀座の街中ですね。
小林:そうですね。あ、そうそう。ちょうどこのあたりに「慶太郎メシ」でよく行ってるおススメのお店があるんですけど、良かったらどうですか?とりあえず、メシ食って話しましょうよ。もちろん、お金のことは気にしないで。笑
―本当ですか!?じゃあ、続きのお話は是非そこで!笑
小林:よ~し、行きましょか!アレルギーとかないですか?大丈夫?
―大丈夫です!お気遣いありがとうございます、なんでも食べます!
―あらためて、今日はありがとうございます。とっても良い店ですね…こういう時のお店選びの基準って何かあるんでしょうか?
小林:基本的には、本社近くの銀座でそれなりに高級なお店を選んでますね。我々はあくまで接客業なので、接客品質の高さがどれだけ顧客に満足感を与えるかということをプロの所作から学んでほしいんです。もちろん、僕が良い気分で楽しみたいというのもありますが。笑
―たしかに、そういった体験が少ない若い世代には感動的かもしれませんね。そういえば、「慶太郎メシ」では具体的にどんな内容のお話をされているんですか?
小林:まずはお互いの人生を「過去」「現在」「未来」の3パートに分けて紐解いていきますね。幼少期から学生時代、そして社会人になるまでにどんなストーリーがあったのか、どんな経験や出来事が今のその人を形成しているのか…僕はこれを「意思決定の根拠」と呼んでます。あらゆる判断基準の根っこが、その人の人生を通して見えてくるんですよね。それを知った上で、じゃあその人にとってうちの会社を選んでうちの会社で働くことが正しい流れなのかどうか。描いている未来に対して、今の時間の使い方が間違っていないのかどうか。そういったことをすり合わせる時間になってます。少し小難しいことを喋っちゃいましたけど、要するにその人のことをちゃんと理解しておきたいってことですね。
あとはもちろん、僕自身の熱意も余すところなく伝えてます。催事日本一の会社を目指していること、それはつまり「顧客に求められる会社」であり、そこで働く人間は他者に寄与できる人間であるべきだということ。そんな志で僕と目線を同じくしたメンバーが集まっている組織だけど、その温度感で一緒にやっていけそう?という確認も毎回必ずしていますね。やっぱり、この部分がいちばん大事じゃないかな。
―お互いの「人生」をガッツリ深掘りする時間なんですね。熱い…!!皆さんとの対話を通じて、会社や事業にはどんな良い影響が出ていると感じますか?
小林:大きく分けて3つのポイントでお話しますね。まずは、組織編成について。各個人のキャラクターを僕が詳細に把握できている状態なので、適切な人員配置を早期に判断・決定できるというメリットがあります。次に、メンバー間のコミュニケーションについて。催事買取という業態の都合上、皆が普段オフィスで顔を合わせることは少ないんですが…僕個人との食事や懇親会を通して全員がお互いにどんな人間かをある程度分かっているため、コミュニケーション上の齟齬が起きにくいんです。最後に、メンバー当人について。自分の素直な感情や未来に対する思い、意思決定の根拠などを詳しく話した上で入社するため、最初から安心してチームに溶け込めるのが良い部分かなと。エンゲージメントも自然と高まっていきますよね。
―これまでに印象的だった「慶太郎メシ」のエピソードはありますか?
小林:基本的にほぼ全員酒好きなので、ここでは言えないようなやらかしもみんな結構やってますよ。笑 金晩から始まって、朝の4~5時まで飲んでることも多々あるので…そういえば、酔い潰れて僕に足をドカッと乗せてのんきに寝てたメンバーもいたなあ。笑 寝言もずっとうるさいし、あの時はやりたい放題やられました。笑 あとは懇親会のあと複数名をクラブに連れて行って、皆が好きに遊んでるあいだ僕だけ後ろの机で仕事してたり…笑 とまあこんな感じで、羽を伸ばせる機会は客観的に見ても多い会社なんじゃないかなとは思いますね。なんなら僕抜きでも適当に集まって勝手に飲みに行ってますし。お酒が苦手なメンバーも割といますが、ご飯だけでも普通に楽しんでますよ。僕と波長の合う人間が集まっている会社なので、メンバー同士で仲が良いのもよく考えたら当たり前なんですよね。笑
―それは確かに。それにしても、お酒の席のエピソードは聞けば聞くほどいろいろ出てきそうですね。笑
小林:あとはオフレコの場でお話することにしましょうか…笑 お、気付けばもうこんな時間ですね。そろそろ出ましょうか。
―慶太郎さん、今日は本当にありがとうございました。色々お話聞けて楽しかったです!最後に、これから入社される方へのメッセージがあれば聞かせてもらえますか?
小林:そうですね、やっぱり声を大にして言いたいのは、会社を単にお金を稼ぎに来るだけの場所として捉えるのはもったいないということですかね。うちは給与水準も高いし、休みも多い。なので逆に言うと、そのあたりで苦労しながら学べることっていうのは正直少ないんです。普通に過ごしていれば、普通に満たされちゃいますから。じゃあそのお金も時間もある環境で何を意識してほしいかというと、それらを目指したい未来にちゃんと投資できているかってことですよね。
自分の任された業務領域だけにとどまって、そのまま歳を重ねて…それで結果的にお金をたくさん持ったとしても、20~30年後にできることは限られています。だからこそ、「今のお金と時間の使い方が、思い描く理想の自分と紐づいているのか」ということは常に自問自答してほしいと思ってます。長いようで短い人生、しっかり足元を確かめながら共に走り抜けていきましょう!
―素敵なメッセージ、ありがとうございます!「慶太郎メシ」、是非また連れて行ってくださいね。それでは、お気をつけて!おやすみなさい!
小林:僕も楽しかったです、ありがとう!もちろんまた行こうね。おやすみ~!
Fin...