高知県出身、小学4年生からラグビーを続けてきた近森さん。在宅医療の会社・アグリケアへの内定を決めた27卒だ。「就活は、会社に選ばれる活動じゃない」と話す彼に、何を考えて会社を選んだのかを聞いた。
花園を目指した、ラグビー一筋の高校時代
── まずは、これまでの経歴とラグビーのことを教えてください。
高知県高知市で生まれ育ちました。小学校4年生のときに友達に誘われて体験に行って、そこからラグビーを始めました。大人数でやるスポーツで、自分が得点したときにみんなで喜びを分かち合える。そこに強く惹かれたんです。
中学、高校と上がるにつれてフィジカルが必要になって、正直「嫌だな」と思う瞬間もありました。それでも続けられたのは、素直に楽しかったのと、チームメイトのおかげですね。中高一貫校で、高校には「花園」っていう、野球でいう甲子園みたいな夢の舞台があって。中学の頃からみんなで花園を目指して、切磋琢磨してきました。高校卒業後は、ラグビーの推薦で愛知の大学に進んで、今もラグビーを続けながら経営学を学んでいます。
── キャプテンとして、チームのために自分から動いたことはありますか。
高3でキャプテン、高2のときも試合をコントロールする重要なポジションを任せてもらっていました。実は高1のときに全国を逃して、ライバル校に負けたんです。本当に悔しくて。そこから全国に行くために、自分から3つのことをやりました。
1つ目は、チームの強み・弱みを理解するためのミーティング。
2つ目は、部員一人ひとりとの個人面談。
3つ目は、課題を解決するための自主練習。
ラグビーはチームスポーツなので、自分一人の力じゃ全国には行けない。だからみんなに協力してもらって、一丸になるために動きました。高2から重要なポジションを任せてくれた、周りの期待に応えたかったというのもあります。結果的に、高2と高3で全国大会に出ることができました。
祖父が、また一人で歩けるようになった
── 就活で医療業界に興味を持ったのは、どうしてですか。
日本の社会課題として、少子高齢化とか医療費の増大があって、そこを解決したいという気持ちがありました。地元の高知が、すごく高齢化が進んでいるんです。
愛知や東京と比べても肌で感じるくらいで。地方の医療は都心に比べて遅れている部分があるので、そこを解決したいという思いは、実は幼少期からずっとありました。
あと大きかったのが、祖父が実際に在宅医療を利用していて、身近に感じていたことです。
── 祖父の在宅医療で、印象に残っているエピソードはありますか。
祖父はもともと足が悪くて入院していたんですけど、良くなってから在宅に移行したんです。お医者さんが自宅まで来て治療してくれて、家でリハビリを重ねて。最終的に、一人で歩けるところまで回復したんですよ。
どんどん良くなっていく姿を目の当たりにして、在宅医療にはこんなに可能性があるんだと、肌で感じました。これから祖母や自分の親に在宅医療や入院が必要になったときにも、少しでも医療の知識を届けて力になれたらいいなと思っています。
「サバサバした選考」との違いで、会社を決めた
── アグリケア以外にはどんな企業を受けていて、なぜアグリケアに惹かれていったんですか。
医療機器の会社や、同じ在宅医療の会社、あと地域包括システムを作っているITやAIの会社などを受けていました。実は、アグリケアも最初から第一志望だったわけじゃないんです。説明会の時点で「見つけた」という感覚はあったんですけど、まだ医療業界や在宅医療の企業をそんなに知らなかったので、「ここで絶対」という確信まではなかったです。でも他の企業の説明会や面接を受けていくうちに、アグリケアが他のどの企業よりも医療問題に本気で取り組んでいると感じて。在宅医療で社会課題を解決しようという理念に共感して、だんだん「アグリケアがすごくいいな」と思うようになりました。
他の会社は、少しサバサバしているというか、就活生に真摯に向き合ってくれている印象が薄かったんです。アグリケアは、若い社員の方が上からチャンスをもらって、実際に裁量を持って能動的に動いている。採用の窓口に立っている清瀬さんや土野さんも、若くして活躍されていて。そこに会社としての真摯さを感じました。
── 決め手や、心に残っている言葉はありますか。
決め手は2つあって、ひとつは医療問題に本気で取り組んで、在宅を通じて社会課題を解決しようとしている姿勢に共感したこと。もうひとつは、人の良さです。
理事長をはじめ、土野さんや清瀬さんと話すなかで、就活生一人ひとりに真剣に向き合ってくれる姿勢が伝わってきました。
特に心に残っているのは、土野さんが理事長の話をしていたときの言葉です。「アグリケアは、若手の自分であっても、何千万、何百万っていう大きな資金を預けて、"チャレンジしていいよ"と言ってくれる環境がある。」と。理事長の器の広さがかっこいいなと思ったんです。若手でも能動的に動けばそれだけの裁量とチャンスをくれる会社なんだと知って、すごく魅力的だなと感じました。
会社選びで最後まで大事にしていたのは、「本当に自分が成長できる環境なのか」というところ。知名度だけじゃなくて、一緒に働く人や会社の考え方をしっかり見ていました。内定をもらった後も、清瀬さんが月に1回Zoomで親身に相談に乗ってくれて、本当に一人ひとりに向き合ってくれているなと思います。
「かっこいい大人」は、後からついてくる
── 入社してからの目標と、将来やってみたいことを教えてください。
まずは1日でも早く仕事を覚えて、周りから信頼される存在になりたいです。自分から考えて能動的に動いて、挑戦を続けて、アグリケアに貢献できる人になりたい。それが信頼につながると思っています。
将来的には、アグリケアの在宅医療を海外にまで広げていきたい。在宅医療が広まれば、国の医療費の増大を防いで、軽減できると思うし、高齢者が増えて医療従事者が足りなくなるなかで、病院側の負担も減らせると考えています。そのためにも、もっと能動的に動くこと。社会人になったらタスクの量も増えるので、より効率よく、主体的に動く必要があると感じていて、そこがまだ足りない、これから伸ばしたい部分です。
── 人生の目標として「かっこいい大人になりたい」と話していましたね。ロールモデルは誰ですか。
父です。高知で会社を経営していて、幼い頃からその働く背中を見て、かっこいいなと尊敬していました。家業を継ぐ話もあって、僕もいずれ継ぐのかなと思っていたんですけど、父は「ここを継ぐんじゃなくて、自分の好きなことをやりなさい」と、僕の意思を尊重してくれました。
器が広くて、幼い頃からずっと「自分ではなく、他人の大事にしているものを大切にしろ」と言い続けてくれた人で。そういう考え方で生きている父を見て、こういう人が成功するんだな、かっこいいなと思っています。
ただ、かっこいい大人って、最初から目指すものじゃなくて、結果として後からついてくるものだと思っているんです。アグリケアで働く中で、海外への在宅医療の展開にもチャレンジしたいと思ってます。自分が能動的に挑戦して、海外事業のリーダーを任される存在になる。それはみんなから信頼されて、会社に貢献できている状態ですよね。その結果として、周りから「近森さんってかっこいいな」と思われるようになりたいですね。
就活は、会社に選ばれる活動じゃない
── もし就活に悩んでいる同級生が目の前にいたら、どんな言葉をかけますか。
「就活は、会社に選ばれるための活動じゃなくて、自分が納得できる会社を選ぶ活動だよ」と伝えたいですね。知名度や周りの目じゃなくて、自分が本当に納得できる会社を選ぶことが、何より大切だと思う。
もしどうやって選べばいいか迷っているなら、自分の過去の経験と結びつけてみてほしいです。「これに貢献したい」「これなら頑張れる」というものを少しでも見つけて、そこから業界を調べて、自分に合う企業を探していく。それが大事だと思っています。僕自身も、学生生活で培ってきた「挑戦し続ける姿勢」を忘れずに、これからもアグリケアで能動的に動き続けたい。それを改めて心に刻んで、頑張っていきたいです。