拾ったゴミに新たな価値を見出す。アップサイクルプロジェクト「RETTER」
昨今、世界的に深刻な問題として注目されている「海洋プラスチックゴミ」。街でのゴミ拾い活動を主戦場とする私たちにとって少し遠い話だと当初は捉えていました。しかし、この問題を学んでいくうちに、海のゴミの8割が街から出たゴミ(街で捨てられたゴミは雨や風に飛ばされ、川を流れてやがて海へ漂着する)という事実、またこのプラゴミに海の生き物たちが苦しんでいる現状を知り、他人事ではないと感じました。そうした中、365日、19年間ゴミを拾い続けてきた私たちに出来ることは何かを考えました。これまでは拾う事が目的であり、回収したとこで活動は終了でした。でも、もしこの皆んなで拾ったゴミが別の何かに生まれ変わった...