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【ラジコードの人 #3】7回の挫折を乗り越えて、第一線で活躍するエンジニアになるまで

こんにちは、ラジコード採用広報担当です!ラジコードについてもっと知って頂くため、社員インタビュー第3弾を行いました。今回は、料理人からSES会社を経てラジコードのメンバーとなった池上さんのお話です。



池上 将希(いけがみ まさき)
調理専門学校を卒業後、懐石料理店などに勤務。飲食店の業務効率化を目的にプログラミングをはじめたところ、その面白さに目覚める。その後SESに入社し、既存サービスの大規模リプレイスや分析基盤の設計・実装などを行う。また、社内でチーム開発を行い、LTイベントに登壇。現在はラジコードで、プレスリリースサービスと版権販売サービスの設計・開発、社内のイベントでのファシリテーターなどを行う。

料理人からエンジニア?キャリアチェンジの裏側にあったもの

ー池上さんがラジコードにご入社される前のご経歴を伺えますか?

私はもともと料理人で、懐石料理店などで働いていました。飲食業界はいまだにアナログな部分が多く、当時料理人として働きながらも原価計算表をエクセルで作るなど業務効率化に伴う作業にも取り組んでいました。次第に、パソコンを使って業務改善することに楽しさを覚え、やがて独学でプログラミングの勉強をはじめるようになります。

ーもともとは料理人だったんですね!それからエンジニアへのキャリアチェンジは大変ではなかったですか?

そうですね。当時は仕事から23:00に帰ってきて、夜中の3:00過ぎまでプログラミングの勉強をしていました。はじめはゼロからのスタートだったため、記憶しているだけでも7回くらいは挫折しました(笑)。例えば、独学でプログラミングを学ぶ際に、まずどの言語を学習するかで迷います。いざ学ぶ言語を決めて勉強しようと思っても、「やっぱり無理かも」と投げ出すことも度々あって…。Java・Python・JavaScriptなどいろんな言語を試しては挫折し、また試しては挫折してを何度も繰り返しました。

ー7回の挫折!具体的にどんなことが大変でしたか?

コードを書いていく中でエラーにはまることがあるんですが、そのエラーを解消するために全く関係ない企業に問い合わせしてしまったり、調べているうちに丸一日経っていたこともあります。また、エラーにはまると一度は嫌になって投げ出すのですが、解消したわけではないため結局同じエラーに遭遇するんです。そうすると、解消できないことにイライラが募るんですよね。エラーにはまって「プログラミングなんてもうやらない!」と心に決めるものの、その日の夜には気づくとまたコードを書いていたり。独学ではじめた頃は、そんなことの繰り返しでした。ただ逆に言うと、それでプログラミングの世界にのめり込んで行ったのかもしれません。

最初こそ趣味ではじめたプログラミングでしたが、このような形でどんどん夢中になり、ついにはスクールにも通いました。私は気になったらとことんやるタイプなのかもしれません。ちなみに今は、レザークラフトにはまっています(笑)。

ー本当に職人さん気質なのですね!ちなみにスクール勉強後はSES会社を経験後、ラジコードにご入社されていますね。

SES会社では、1プロジェクトを1年弱くらいのスパンで切り替わりながら、合計4つほどのプロジェクトに携わりました。金融サービスやクレジット系会社の基盤システムを作ったり、システムのリニューアルをしたり、さまざまなプロジェクトに携わりました。ただ、SES会社だとクライアントとの距離が遠いと感じることがしばしばありました。クライアントとの間に更に別の会社が挟まるため、クライアントがどういうことを求めているのかは基本的に聞けませんでした。そういった経験から、次に転職するときはクライアントにきちん寄り添っている会社に入社したいと思いました。

心理的安全性は感じつつ、責任の大きな仕事に打ち込める

ーラジコードに入社してみていかがでしたか?

ラジコードは、まずクライアントに寄り添う開発体制でありつつ、きちんとした技術力が備わっていると感じました。受託開発系の会社は、新規事業開発をひたすらこなすという所もあります。もちろんそれはそれで一つの形ですが、前職の経験からクライアントに寄り添った開発をしたいという想いが強くありました。実際ほかの会社と見比べてみても、ラジコードはかなりクライアントと密な関係を構築していると思います。

ーラジコードのメンバーの印象はいかがでしたか?

エンジニアは、結構話しかけにくい方も多いのが入社前の印象でしたが、ラジコードではそういった空気が全くありませんでした。日頃からクライアントとコミュニケーションする機会が多いからだと思うのですが、それを差し引いたとしても、すごく話しやすく気さくな方が多い印象を持ちました。ラジコードの方針として、心理的安全性をとても大事にしているため、そういった面でも良かったです。

(ラジコードで過去に実施したイベントでの様子)

ー「心理的安全性」は大切なキーワードですね。

そうですね。何を言っても許されるといったら語弊があるかもしれませんが、基本的に受け入れる姿勢を持ってくれています。また仮に意見を否定するとしても、きちんと論理的に「〇〇だから、ちょっとそれは違うんじゃない?」と言ってくれるため、納得しながら会話を進められます。

ーなるほど。普段の働き方に関してはどうですか?

僕は昨年8月に入社したのですが、基本的にフルリモートで業務しています。3ヶ月に1回くらい新年会やBBQ、忘年会などのイベントがあります。フルリモートですが、普段から割と密にコミュニケーションは取れているため、話かけにくいという障壁はあまり感じません。例えば、ラジコードではPestoというオンライン通話アプリを導入していて、「話しかける」ボタンを押すと相手に通知が届き、気軽に会話をはじめられます。

ーラジコードへ入社してから印象的な場面を教えて頂けますか?

前職との比較になりますが、もともとSESでプロジェクトに入ると、規模が大きいため業務が役職に応じて細分化されています。例えば、サーバー関係のコアな業務は別の担当者や社員が対応するため経験できませんでした。しかしラジコードでは、一人一人の業務範囲が非常に広いため、本番サーバーの更新なども対応できます。もちろん少数精鋭だからというのもありますが、チャレンジングな作業も入社して割と早い段階からやらせてもらえることが印象的でした。

ー早い段階からプロジェクトのコアな部分に携われるのですね。

またメンバーの技術力も高いと思います。SESの場合、基本的には実装がメインですが、サーバーのインフラを管理する人、メンテナンスする人、バックエンドのプログラムを書く人といったように完全分業型が多いです。しかし、ラジコードの場合はフルラインで対応するため、その分知識の幅が広くて技術力があります。

エンジニアとしての技術力に「+αのスキル」を磨きたい

ーラジコードにいて、大変だと感じる点はありますか?

ラジコードの価値として、”クライアントに提案すること”を大切にしているのですが、自分の中で良い提案ができたという経験がまだ少ない部分ですね。「○○をやってください」「わかりました」というよりかは、例えば「このような方法が良いんじゃないですか?」と自分が率先して提案する場面があり、そういった経験は前職でなかったため、今後経験を積んでいきたい部分です。

なお、自分自身で課題だと感じる分野は、なるべくチャレンジして克服するようにしています。それが社内でできることであれば、積極的に身につけるようにしています。例えば、この間のデザインスプリントのファシリテーションもそうです。クライアントと話す前に、社内のMTGで率先して役割を担うことで、スキルが身につくよう心がけています。

ー開発面に関して、心がけているのはどんなことですか?

技術的負債を早い段階で解消をすることですね。さまざまな仕様変更を迅速に行えるように、負債があるものは優先度を考えて早い段階で解消しています。エンジニアは、リリースが終わるとすぐに別のプロジェクトにアサインされることも多いです。そうすると、作ったものがその後どうなっているかわからないこともしばしばあります。作った段階でいきなり完璧な設計であることは正直あまりなくて、そこからどんどん改善していかなければならないんです。

(ラジコードの社内会議の様子)

ーリリースするタイミングですべてが完璧とは限らないのですね。

完璧ではなかったとしても、取り急ぎユーザーに価値を届けられれば現段階でOKとみなせば、それでリリースすることもあります。ラジコードでは前提として、長期的に1つのサービスの開発を行うことが多いです。そのため、技術的負債はなるべく早い段階で解消しています。そうすることで、長期的に成長していけるようなサービス作りを心掛けていますね。

ー最後に、池上さんがこの先やってみたいことを伺えますか?

まずエンジニアは技術の入れ替わりが激しいため、学び続けることが必要な職種です。一方、開発だけやっていると将来的なキャリアとして少々厳しいと感じる面があります。その点、ラジコードに入社してからは、自分のタスクを管理したりクライアントと話すための資料を作ったりと、プログラムを書く以外の仕事も増えました。なので今後は、開発もやりつつマネジメントなどもチャレンジしてみたいですね。あとは、サービスの機能提案は絶対にできるようになりたいですね!「こういうサービスがいいんじゃないか」と自分が提案して開発にも落とし込んでいく、そんなことも今後していきたいです。

ーありがとうございました!

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