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武器は”唯一無二”。Giobai流、売れるモノづくり

森永 みなみ / 新規事業課 サブマネージャー

新卒1年目で憧れのアパレル会社に就職。その後ベンチャーの不動産会社に転職し社長秘書として従事。はじめは20人程度の会社だったが100名規模になる過程を代表のそばで見守ってきた。2018年出産を機に退職。育児に専念していたが次第に『働きたい』という気持ちが湧いてくる。自分の好きなことに携わりたいという気持ちが強く、2020年giobai社にパートで入社。入社後は、幅広い業務を任せていただき、企画・ライティング・事務などを経験。次第に企画をメインで任せてもらえるようになり、これまで開発に携わった製品は10を超える。入社8か月後には正社員となり、現在は自身の引っ越しを機にフルリモートにて勤務している。

Giobaiの新製品開発を一手に担うのは、異業種出身の女性社員

- これまでの経歴を簡単に教えてください。

 四年制大学を卒業後、ずっと憧れていたアパレル会社に新卒として入社しました。PRポジションを目指して頑張っていたのですが、その過程で色々な事情が重なり断念することになりました。
 その後は「好きなことと仕事は分けた方が良いのかもしれない」と思い至り、異業種である不動産ベンチャーに転職します。

 学生時代に秘書検定の勉強などをしていたこともあり、秘書として事務や総務周りの業務を一通り任されていました。
 3,4年勤続し、30名程度だった従業員が100名を超えたあたりで妊娠・出産をきっかけに退職することになりました。

 そこからは子育てに専念していたのですが、1,2年もすると『働きたい』という気持ちが湧いてきて、せっかく関わるなら、やっぱり自分の好きなことがいいと決意し、美容関係の製品を多く作っていたGiobaiに応募しました。

 最初はパートとして勤務を始め、今は正社員として時短×フルリモートで働いています。

- Giobai入社後はどのようなことをされていましたか?

 かなり幅広い業務を経験しましたね。トラブルや滞りなく注文を処理するための出荷指示、前職の経験をいかした給与計算や補助金などの事務関係、ブランドブックやお客様へのDMなどのライティング、そして新製品の企画などです。

 今は企画の専任として、Giobaiの全ての新製品の企画・開発を行っています。

- 直近で関わった新製品開発について教えてください。

 ちょうど今月(2024年3月)から販売を開始するのが「Dr.shakeX」(ドクターシェイクス)という製品です。
 こちらは機能性表示食品を取得したダイエットドリンクなのですが、お客様ひとりひとりのライフスタイルや希望の体型に合わせてパーソナライズされた成分が届くのが特長です。

 特に機能性表示食品を取得するというのが今回の製品の肝だったので、1年半という期間をかけて開発を進めました。

Giobaiの武器=まだマーケットに存在しない商品

- 企画とは具体的にどのようなことをするのですか?

 前提として、Giobaiの製品は美容や家電、食品などジャンルも多岐に渡っており、かつマーケットにまだ存在しない、新しい特長を有している製品ばかりです。

 それはGiobaiが”売れる製品”を作るための最大の武器ですが、前例のない製品だからこそ、実現するためには様々なハードルがあります。
 そのハードルを、あらゆる手段を使って超えていくのが私の役割です。

 まず、新製品を作る上でも最も大事と言っても過言ではないのが、OEM(*)を探すことです。

(*)OEM:OEMとは、Original Equipment Manufacturingまたは Original Equipment Manufacturerの略語で、委託者のブランドで製品を生産すること、または生産するメーカのこと

引用元:https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-011247.html

 先ほども言った通り、Giobaiの製品は新しい製造手法や成分を使う必要があることがほとんどです。
 OEMは、オーダーを実現する技術や設備はもちろんですが、時には専門家としてアドバイスをしてもらうこともあるため、製品を作り上げるパートナーとも言えます。

 多い時は数百社と打ち合わせをして、場合によっては製造過程によって複数のOEMを使い分けることもあります。

 「Dr.shakeX」(ドクターシェイクス)の場合は機能性表示食品を取得することが絶対条件だったので、関係がありそうな展示会に足を運んでは原料メーカー企業の方々と名刺交換をして、打ち合わせをしてと地道にコネクションを作り、数十社程度は打ち合わせをしたと思います。

 成分や製造方法が確定した段階で、機能性表示食品を取得するための手続きを進めたり、パーソナライズのロジック構築を行いつつ、並行して製品撮影やLP制作、パッケージデザインなどもデザイナーさんやエンジニアさんと連携しながら進めました。

- そこまでも森永さんがされるんですね。

 私の役目は販促を行うマーケティング部門に引き継ぎをするところまでなので、開発やパッケージデザインなどを含めて、その製品を売り出せる状態にするまでの全行程に携わっています。

どんなハードルも、あらゆる手段を使って超えていく

- 製品企画を続けるモチベーションは何ですか?

 元々Giobaiに入社した動機とも重なるのですが、好きなものに携われているというのは大きいかもしれないですね。
 「化粧品ってこういう風に作られているんだ」とか、「Dr.shakeX」(ドクターシェイクス)でもダイエットに効果的な菌について調べたりする中で、勉強になることがたくさんあります。

- Giobaiで活躍できる人ってどんな人だと思いますか?

 これはもう、責任感のある人だと思いますね。言い換えると、やると決めたことを期日までにやり切る人。一見当たり前のように聞こえますが、やはりこれができる人が今のGiobaiに残っているのかなと感じます。

 Giobaiは高みを目指す会社だからこそ、会社から降りてくるオーダーのハードルがかなり高いんです。
 それに対して無理と諦めるのではなく、あらゆる手段を考えて対応する、やり抜くという気持ちで臨んでいます。
 これは性格もあるかもしれないですが、私の場合はやり切らないと自分が納得できないというところもあります。

 もちろん社長からダメ出しをもらえば落ち込むこともあるのですが、内容そのものがロジカルで納得感のあるものなので、次に活かしていこうという気持ちで受け止めています。
 あとは、娘の顔を見れば自然と気持ちも切り替わっているというのもあるかもしれません(笑)

 今後も企画職としてGiobaiの製品開発に携わりながら、圧倒的な売り上げを誇るヒット商品を残せるように頑張りたいです。

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