【あべ 開発Tips #5】組織にログイン出来ない!自らロック解除してログインしなおす方法
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【サクッと読める:読了まで2分】
※まず訂正
この記事では、CLIコマンドで、パスワードを再発行する方法を書いていますが、その後、VSCodeのログイン情報が残っているなら、
sf org open
コマンドで、ロック突破できる旨のご指摘を頂きました。
以降本文
こんにちは!
今日は、Xで反響のあった、パスワードロックが掛かったときに、自分で解除する方法について書いていこうと思います。
目次
※まず訂正
以降本文
どんな時に、パスワードロックが掛かるの?
自分でロック解除する方法
スタートの状態
1.VSCodeを開きます
2.ターミナルを開きます
3.ターミナルで、以下のコマンドを打ちます
4.エンターボタンクリック!!!
5.パスワードを変更します。
最後に
どんな時に、パスワードロックが掛かるの?
プロファイルの最下部のパスワードポリシーにて設定された、ログイン失敗によりロックするまでの回数を超えた場合に、ロックが掛かります。
ロックが掛かると、他のシステム管理者に、ユーザーの詳細ページより、ロック解除してもらうしかありません。
たまにやらかすと、お客様にロック解除を頼まなくてはいけなかったりして、すごく気まずいです。
簡単にロック解除できる方法があるので、ぜひ見てみてください。
自分でロック解除する方法
- 前提
- Salesforce CLIをインストールしたVSCodeが用意されていること
- VSCodeで認証済みのユーザー(VSCode上でログイン状態になっているユーザー)に限られます
- CLIの'sf org generate password'コマンドを使用しますが、本来スクラッチ組織にてコマンドでユーザー作成し、まだパスワードが決定されていないユーザー向けに、パスワードを新規発行するコマンドです。
※補足
認証済みのユーザーとは、VSCodeで一度でもSalesforceに接続した事があるユーザーです。
sf org logout
上記コマンドで明示的にログアウトしなければ、基本的にVSCode上では、認証されっぱなしになっているはずです。組織を認証の候補として、表示されていれば問題ないです。
スタートの状態
では、ここからパスワードロックされたアカウントにログインしていきます!
3回以上パスワードを間違えて、ばっちりロックされています。笑
1.VSCodeを開きます
開いたら、左下の、「デフォルトの組織を認証」から、対象のユーザーを選択する。(パスワードロックは掛かっていますが、接続出来るはずです。VSCode内部で保存されてます。)
2.ターミナルを開きます
画面上部のタブから、「表示」→「ターミナル」の順で選択します。
3.ターミナルで、以下のコマンドを打ちます
sf org generate password --target-org <username-or-alias>
<username-or-alias>は、ユーザー名に変えてください。
4.エンターボタンクリック!!!
パスワードが再発行されました。ユーザー名の部分は白く塗りつぶしてます。
赤枠の中が新規発行されたパスワードです。
どれどれ、パスワードリセットされてるかな。
発行されたパスワードを入力。↓
ログイン成功!
5.パスワードを変更します。
ユーザーの詳細ページに行って、パスワードは、再度ちゃんと変更しておきましょ!
最後に
コマンドの公式リファレンスは下記に載せておきます。
公式リファレンス(スクラッチ組織ユーザーのパスワードの生成または変更)
ちゃんとSandboxで検証してから使ってね!
それでは!