【代表あべのつぶやき】"案件でスキルアップする"には何が必要か?
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【サクッと読める:読了まで2分】
こんにちは!
PROOF代表の阿部です。
今日は、Xでユーザー企業のエンジニアの方が、SESエンジニアの面談時に「この案件でスキルアップしたいです!」と言われた。という話から
「案件でスキルアップするには、どのような事が必要か?」
をテーマに書きます!
これ実は、結構芯を食った話だと思います。
目次
【サクッと読める:読了まで2分】
なぜ、この記事を書こうと思ったの?
まずはSESの立ち位置を再確認
「案件でスキルアップ」はクライアントにどう映る?
発言がどう映っているか?
案件でスキルアップをどう捉えるべきか?
案件でスキルアップを実現するには?
最後に
なぜ、この記事を書こうと思ったの?
結論、「案件でスキルアップ」はSESエンジニアにとって非常に大事だからです。
SES企業にとっても大事なことです。なぜならスキルアップできる事は、エンジニア自身にとってSESで働くメリットの1つだからです。会社としてもエンジニアにはスキルアップして欲しいとどの会社も思っているでしょう。
まずはSESの立ち位置を再確認
こちらの記事の「システム開発業界においてのSESはどんな存在?」というセクションで記載した通り、クライアントがSESにエンジニアを要望する目的は、希望する要件のシステムを開発できる人材を確保することです。
つまり求められているは、プロジェクトを共に戦う為の戦力です。
「案件でスキルアップ」はクライアントにどう映る?
発言がどう映っているか?
結論、表現方法によっては、めっちゃ嫌がられます。というよりは冒頭の「この案件でスキルアップしたい!」と、クライアントに伝えてしまうことは、配慮が無い発言です。
「うちは勉強の場じゃないよ」と思うでしょう。当然です。
おそらく、この発言をした方は、業界構造がどうなっているのか?や、SESとは?自分の対外的な役割は?などの知識が無さ過ぎたのではないかと思います。こういった客観的な立ち位置や役割に対する知識も、ちゃんと持っておきたいですよね。
案件でスキルアップをどう捉えるべきか?
実際にSESエンジニアにとって、案件に従事することでスキルアップしていく、そうしたいと思う事は自然な事です。そして必要な事です。
しかし、忘れてはいけないのは、求められているのは戦力であるということです。
案件でスキルアップを実現するには?
ここまでは、「案件でスキルアップする事」自体に対する意見を述べてきましたが、ここからは「ではどう振る舞えばいいのか?」について書いていきます。
結論、案件に入るなら、プロジェクトの戦力にはなれ!です。
スキルアップは、プロジェクトの戦力として戦いながら、"個人的な目標として行う"のが正しい考え方です。
エンジニアをアサインする事で、安くとも1人月50万円くらいは頂戴します。一般的な感覚で、1か月に50万円のお給料を貰っている人は少ないでしょう。
クライアントからすると、そんな大金を払っている人材が「勉強の為に、このプロジェクトに居る新米」「お金を払っている側が教育する必要があるレベルの人材」というのは、誰でも納得できるものではありません。
僕もPROOF設立当初、お恥ずかしながら、単価が安ければアサイン先が見つかると、大きな勘違いしていましたが、1人月単価を30万円にしても、どのクライアントからも「新人は要らない」と言われます。そのくらい教えるコストは高いです。
最後に
少し厳しいことを書きましたが、ベテランのエンジニアでもスキルアップの為の案件を選んだりします!まぁベテランになると、「スキルアップしたい!」と言っても通ります。戦力になるからです。
必要なのは、プロジェクトメンバーとしての正しい立ち居振る舞いです。
また、PROOFでは、経験の浅い方はベテランエンジニアと一緒に現場に入り、クライアントへの品質担保を行います。そんな絶好の環境で"こっそり"スキルアップ出来ます。
是非ご興味あれば、お話ししましょう!