【読了まで約5分】
こんにちは。
今回は、PROOFでメインのコミュニケーションツールとして使用しているSlackについて、どのようにカスタマイズして活用しているかをご紹介します。
弊社ではSlackのプロプランを使用し、カスタマイズは無料のものを活用しています。
目次
【読了まで約5分】
1. まずやってみたこと
①絵文字の追加
- おすすめ絵文字・ジェネレータ
②労務系ワークフロー追加
2. 課題から追加したこと
①Party on Slackの導入
②GAS+Slack botを使った連携
3. 今後やりたいこと
①Bot類の統合
②AIの活用
1. まずやってみたこと
①絵文字の追加
Slackと言えばリアクション!
- 「読んだかどうか」:既読確認の観点
- 「どのような気持ちで見てくれているか」:感情確認の観点
このようにリアクション機能はとても大事だと考えています。
Slackにはカスタム絵文字機能があり、デフォルトの絵文字に加えてオリジナルの画像を追加することが可能です。
現在、弊社のカスタム絵文字数は1477個!
私はリアクション機能が大好きなので、雑談の中で出た名言や画像を見つけるとすぐに作成・追加しています。(動作が重くなったら怒られるかも…😱)
- おすすめ絵文字・ジェネレータ
しかまつさんの「ネコチャン」絵文字
世の中には神のような方がいるもので… かわいい猫ちゃんのキャラクター「ネコチャン」の絵文字画像が、下記のnoteから無料で配布されています!
- かわいい・高クオリティ・汎用性が高い・動く絵文字あり
- しかも無料!(すごすぎる)
Slackを導入したばかりという方は、まず「ネコチャン」絵文字を入れれば間違いありません。
私は毎日使っています🐱
MEGAMOJI
https://zk-phi.github.io/MEGAMOJI/
こちらは絵文字ジェネレータです!
文字列を入力すると、色やエフェクトを付けた絵文字を作成できます。
社内で名言(迷言)が出たり、リクエストがあるとすぐに作成しています。
最近作成・追加した絵文字たちの例👇
②労務系ワークフロー追加
現在、Slackでワークフローを活用している主なものは以下の通りです。
- 入社初日対応:歓迎メッセージ送信、必要なチャンネルへの追加
- 申請系:勤怠申請、経費申請、年末調整提出、貸与物登録
- 健康管理:健診受診先の登録
- 住所変更:引っ越し先住所の登録
こんな感じです👇
これらを必要なチャンネルで申請・提出できるようにしています。
Slackはノーコードでワークフローを組むことができます。
また、シチュエーションごとのテンプレートも用意されているため、初心者でも簡単に作成が可能です。
2. 課題から追加したこと
①Party on Slackの導入
Party on Slackとは、リバネスナレッジさんが開発した、Slack上でChatGPTと会話できるアプリです。
下記からインストールが可能です!(無料です!)
https://functions.lne.st/products/partyonslack/
導入の背景
元々社員間の質問チャンネルがありましたが、調べたら解決できるケースも多かったため導入しました。
導入後は、
まずは調べる+Party on Slackで聞いてみる
↓
それでもわからない or 事例を知りたいという場合は質問チャンネルで聞く
という文化ができました。
使い方
- Party on Slackにメンションをつける。
- 返答を受け取ったら、そのスレッド内でさらに質問。
例えば、こんな感じ👇
メンションをつけると返信が来るので、そこに続けて質問をスレッド返信するだけ
わ、わかりやすい…!
ただし、AIの回答を参考にしつつ、最終的には自分でエビデンスを確認することが重要です。
セキュリティ面も安心
API経由のためOpenAIの学習データとして利用されず、データの保存・ログ出力もなし!
下記、アプリのインストールページからの引用です。
ChatGPTをWeb版で使う場合、オプトアウト設定をしないとOpenAIの学習データとして利用されてしまいますが、APIを経由することで学習データにはならないことが約束されています。 加えて、Party on Slackでは、ユーザーの皆さんの入力内容及びChatGPTからのレスポンスともにデータベースへの保存やログ出力を行いませんのでご安心ください。
メンバー全員がチャンネル内で質問履歴を確認できるので、簡易的なナレッジとしても活用できます。
(ナレッジツールは別であるので、しっかりまとめたものはそちらのツールに格納しています)。
ここまでできて無料…!
控えめに言っても神アプリです。
こちらの神アプリは別のメンバーが導入してくれました!感謝です!
②GAS+Slack botを使った連携
こちらはGASでコードを組んでSlackで作ったbotからお知らせしています。
ここに載せているもの以外もありますが、主にメインで動いているものは下記です。
現在動いている主なbot
- 安否確認bot:震度5以上の地震発生時に通知し、社員の安否確認を実施
- 月末お知らせbot:月末最終営業日の午前9時に勤怠締めをリマインド
- 誕生日祝いbot:雑談チャンネルでお誕生日当日にお祝いメッセージを送信
- 打刻リマインドbot:出勤・退勤時に打刻リマインド+「今日は何の日?」を発表
下記に詳細を記載します。
=====
- 安否確認bot
最初に作ったbotです。
日本で震度5以上の地震が起きたときに通知が来て、社員の安否確認を行うようにしています。
初めてGASをしっかり触ったので、こちらのブログを参考にしながら作成しました。
- 月末お知らせbot
月末最終営業日の午前9時に、金ピカの将軍が勤怠締めをお知らせしてくれます。
「土日祝日を除く月末最終営業日」という指定がSlack標準機能のリマインドではできなかったため、GASを使用しました。
- 誕生日祝いbot
雑談チャンネルに参加されている方を対象に、お誕生日当日にお祝いメッセージを送っています。
- 打刻リマインドbot
打刻忘れが多いという悩みから作成したbotです。
営業日に出勤・退勤時に打刻するようリマインドします。
※出勤時刻のみ、「今日は何の日?」を発表します。
心優しいメンバーが、由来を教えてくれることもあります☺️
また、メンションをつけると、ランダムにいくつか定型文で回答をしてくれます。
たまに好きな惣菜を発表してくれます。
ただし、AIではないので、いつか会話できるようにしたいです。
3. 今後やりたいこと
①Bot類の統合
作成したbotが増えたので、一つにまとめるべきか検討中です。
ただ、それぞれのbotのキャラが違うので、このままでもいいのかもしれません。
②AIの活用
AIを活用して、ナレッジ検索やFAQの回答ができるようにしたいと考えています。
まだまだ改善の余地が多く、考えるだけでワクワクします!
いかがだったでしょうか?
Slackは単なるチャットツールではなく、コミュニケーションの場・困りごとの解決ツールとしてとても優秀です。
標準機能でも、コードを使用しても拡張可能なSlackが、私は大好きです!
今回は言及しませんでしたが、ハドル(通話)・Canvas(掲示板)・リストなど、他にも便利な機能がたくさんあります。
Slack愛が強い方、一緒に語りましょう!
(ここまで読んでくださったあなたはきっとSlack好きなはず…🫶)
お読みいただき、ありがとうございました。