今回はセルフケア薬局飯田橋店で店長をしている薬剤師の本波さんにお話をお伺いしました。
零売を専門とするセルフケア薬局で最初の薬剤師でもある本波さんが感じた今後の薬剤師の在り方や活躍機会などについてお話をお伺いしました。
薬剤師として、調剤以外のことも経験してみたかったので零売に興味を持った
ー入社のきっかけを教えてください!
一昨年の7月頃に、零売のキックオフ交流会があったのですが、知り合いから誘われて参加した時、零売に興味を持ったのがきっかけです。
前職はドラッグストアで5年程勤務をしていて調剤とOTCを担当していました。
もっと薬剤師として、調剤以外のことも経験してみたかったので零売に興味を持ったのが入社のきっかけです。
販売して終わり。ではなく、お客様が困っている原因や症状のヒアリングがしっかりできるのはセルフケア薬局の良いところ
ー零売薬局ならではのお客様とのストーリーありますか?
最初に働いた池袋店で、お薬を希望されている方がご来店された時のお話です。
お薬を提供した後、症状が改善しました!っていうご報告をいただいた時、とても嬉しかったのを覚えています。
販売して終わり。ではなく、お客様が困っている原因や症状のヒアリングがしっかりできるのはセルフケア薬局の良いところだな、と思います。
お薬のプロとして、役に立てているな、と感じられます。
飯田橋店はオフィス街なので、仕事の合間にちょっと立ち寄って買っていく、という方が多いのですが、ご利用された方が職場内で口コミを伝えてくれたりして、そこから新たなお客様がご来店されることもあります。
薬の購入のために訪れる場所、ではなく健康相談や薬の相談だけでも気軽に来ていただけるような薬局に
ー地域にとって(GOOD AIDのカルチャーでもある)「街の保健室」という存在であるために意識していることはありますか?
薬剤師として相談しやすいコミュニケーションの取り方を意識しています。
薬の購入のために訪れる場所、ではなく健康相談や薬の相談だけでも気軽に来ていただけるような薬局になれるよう心掛けています。
ーセルフケア薬局ではコミュニケーションアプリの「LINE」を活用した薬剤師との事前相談なども行っていますが、活用していて良かったことなどありますか?
セルフケア薬局も今年の2月から導入したのですが、来店してから取扱のないお薬だったり、購入できない、といったお客様のご不便が減ったと思います。
ネットで調べてご来店されたお客様だと、零売という制度を詳しく理解されていないことも多く、取扱のないお薬の購入希望があったりしてご来店してから買えない、となるケースも多くてご不便をおかけすることがありました。
LINEを導入してからは、事前に販売している薬に該当するか、などの確認ができたり、相談ができるのでそういったご不便をおかけすることが減ったように感じています。
ーGOOD AIDのカルチャーとしてある「薬剤師×〇〇」のタレントタグについて自分はこういうことをしていきたい・挑戦していきたいなどありますか?
現在、スポーツファーマシストと漢方薬・生薬認定薬剤師の資格を取得しています。
生涯学習として、今後もさまざまな関連する資格の取得や学習に意欲的に取り組んでいきたいと思っています!
今は認定薬剤師の資格取得を目指して勉強中です!
対物業務だけではなく、しっかりとコミュニケーションをとっていく対人業務が増えていく
ー今後、薬剤師の在り方、薬剤師が提供できる価値はどのように変化していくと思いますか?
これは、調剤でも言われていると思うのですが今までのお薬を渡して終わり、の対物業務だけではなく、しっかりとコミュニケーションをとっていく対人業務が増えていくと思います。
零売だとコミュニケーションをとることが前提ですが、今後増えていくであろう「かかりつけ薬剤師」として調剤に関してもコミュニケーションが必要になっていくと思います。
ー零売薬局に興味がある薬剤師の方へメッセージをお願いします!
新しいことに挑戦してみたいっていう方はぜひ入ってきて挑戦してくれるとありがたいです!
会社としてもスタートアップ企業なので出来上がっているものじゃなくて、作り上げていくことがしたい方には向いていると思います。
人生でそんなにない機会だと思うので、スタートアップに入って作り上げていくのも良いと思いますよ!
セルフケア薬局の公式HPはこちらから
https://selfcare-sdc.com/