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今回はフォーカスメディアジャパンの代表取締役 嵆海栄(ケイ カイエイ)さんにインタビュー。
大学講師から広告業界へ転身し、当社グループの創業当初から事業を牽引してきた嵆社長。現在は日本進出の舵取りを担っています。独自の文化を持つ日本市場で、どのようにビジネスモデルをローカライズし、新たな価値を生み出しているのか。その挑戦のリアルと、組織拡大への想いを伺いました。
嵆海栄(ケイ カイエイ) / 代表取締役
上海交通大学の講師として留学生に中国語を教える傍ら、フォーカスメディア創業者の誘いで最初期から参画。2004年には大学教員を辞めて正式ジョインし、取締役CMOとして、マーケティング・広報・設置営業などを統括。海外戦略も推進し、韓国、東南アジア各国への展開を経て、2023年3月、日本法人設立と共に代表取締役に就任。
現在の仕事内容を教えてください
日本法人の社長として、事業全般を担っています。具体的には、メディアの要となるデジタルサイネージの設置営業全般の戦略策定とそれを実行するためのチームマネジメントです。また、最近では広告枠の販売を開始したところで、メディアとしての立ち上げにも取り組んでいます。
日本は独自の商習慣や国民性があるため、中国で成功したモデルをそのまま持ち込むのではなく、日本市場に合わせたローカライズがとても重要です。設置先の物件オーナー様に対して、我々のメディアをどのように活用していただくか、付加価値のある事業づくりを日々模索しています。
入社のきっかけを教えてください
もともとは大学で留学生向けに中国語を教えていました。創業者は、学生時代に私と同じゼミの一つ下の後輩で、広告代理店を立ち上げた際に誘ってくれたんです。当時、中国の大学講師の給与は安かったので、サイドワークとして手伝い始めたのがきっかけです。
その後、彼が「エレベーター内の広告」に大きなビジネスチャンスがあると考えつき、ビジネスモデルの壁打ち相手をしていました。結局、ベンチャーキャピタルから資金調達をしたタイミングで、私も正式にジョインしました。
文学部出身なので、キャッチコピーを考えたり、クリエイティブな仕事が好きだったということもありますが、何よりも創業者のカリスマ性とパッションに惹かれたのだと思います。彼のそばでなら、自分の人生がより輝く気がしたんです。
今の仕事のやりがいや、会社の魅力を教えてください
フォーカスメディアグループは、中国で成功を遂げた後、シンガポール・韓国・タイ・インドネシアなど、アジア各国にも進出してきましたが、そのなかでも日本はビジネス環境やユーザーのニーズ、広告への捉え方等が、他の国とは大きく違い、独自の文化がある国だと強く感じています。
実際に最初の営業活動では、中国と同じアプローチを試みましたが、全く上手くいきませんでした。今は日本人メンバーと毎日ディスカッションしながら、いかに日本のお客様に魅力を感じてもらえる提案ができるかを日々考えています。その工夫が受け入れられて、実際に導入台数が最近一気に増えて、1年で数倍規模の成長をとげられているのが、大きなやりがいです。
会社の魅力は、誰もがやったことがない仕事に挑戦するハングリー精神とパッションです。日本法人はまだ立ち上げフェーズですので、あえてフラットな組織にしています。年齢やバックグラウンドに関係なく、優秀な人にはどんどん大きな仕事を任せたいと思っています。
私にとって初めての海外は、日本への留学でした。その後、日本の大学での客員教授や、中国の大学での日本人駐在員向けの中国語授業等を通じて、多くの良い出会いがありました。当時の生徒が今は日本の企業で出世していて、色んなリレーションを紹介してくれるなど助けてくれています。妻も日本人ですし、日本には深い縁と愛着があるので、この国の社長を任せてもらえたのは大きなミッションだと感じています。
仕事を通じて成長したことを教えてください
本社では広報マーケティング部門の統括役員でしたが、日本では設置営業・広告営業・コーポレートを含めて事業全般を統率する必要があり、それもゼロからのスタートでしたので最初は苦労しました。
また、実際にデモ機を背負って営業に回り、一つ一つの現場で丁寧にサービスを説明する営業も経験しました。現場でいただいたお客様の声が、日本に合ったビジネスモデル作りの礎になっています。
たとえば、今日本で導入しているサイネージは、二分割表示で施設のお知らせが常時表示できるようになっていますが、これは日本独自のカスタマイズで、現場で管理をされている方の声を受けて実現させたものです。これまで海外で成功したやり方に拘らず、いかにこの国でフィットさせて、市場を作っていくか。まだ日々試行錯誤中ですが、この経験は個人としても大きく成長できたと実感しています。
これからの夢や目標を教えてください
まずは日本法人を大きくし、日本のマスメディアとして確立させることです。日本の不動産業界の効率化、迅速化、そしてデジタル化に貢献していきたいと考えています。
日本に貢献するブランドとして、人々の生活に身近な媒体を作り上げることが私の大きな夢であり目標です。
フォーカスメディアジャパンに向いている人はどんな人でしょうか?
私たちは、今まで誰もやったことがない新しい市場を切り拓いています。ですから、経験は重要ではありません。その代わりに、以下のようなパッションを重視しています。
- 事業を大きくしたい、日本社会に貢献したいという強い情熱がある方
- 新しいことをできるのが楽しいと思える、チャレンジ精神がある方
- 仕事を通じて成長し、キャリアを拡げていきたいという意欲がある方
学歴や前職も全く関係ありません。専業主婦から転身して活躍しているメンバーもいます。平均年齢29歳という若いメンバーが同じミッションのもとに集まり、新しい未来を創っていくことに喜びを感じられる人にぜひ挑戦してもらいたいです。
最後にフォーカスメディアジャパンに興味を持った皆様へ メッセージをお願いします!
私たちの組織は成長過程で、これからどんどん大きくなります。まずは早期に100人規模の体制を目指しています。
新しいマスメディアを一緒に作り上げ、世の中を変える一歩を踏み出してみませんか?
一緒に成長し、一緒に新しいビジネスを作り、一緒に新しい未来を切り開きましょう。