SalesNowにIS (インサイドセールス)としてジョイン後、現在はAE(アカウントエグゼクティブ)を担当する、大野 晋也(おおの しんや)。
次の挑戦の場としてなぜSalesNowを選んだのか、今何に取り組んでいるのか、何を想い業務に取り組んでいるのか、インタビュー形式で深掘りました。
大野 晋也
新卒でエン・ジャパン株式会社に入社し、同社が300名規模のベンチャーから3,000名規模へと成長する過程を約16年間にわたり経験。転職支援サービスにて13年間、東京・横浜・名古屋の各拠点で法人営業に従事し、リーダーや支社長を歴任。東京本社では事業横断プロジェクトのPMとして200名規模の営業組織を束ね、前年比267%の売上達成に貢献。複数回にわたり社長賞・ベストプレーヤー賞を受賞。
2021年4月からは中期経営計画の主軸事業に異動し、代理店事業の立ち上げを牽引。取締役直下で新たな代理店ネットワークを構築するなど、「0→1」「1→10」の両フェーズを実践してきた。
趣味はハイキング、植物(アガベ)育成、子どもと遊ぶこと。
#SalesNowではたらくひと とは
SalesNowで働く人へのインタビューシリーズです。
SalesNowに入る前までのキャリア、なぜSalesNowにジョインしたのか、今何を思い仕事に取り組んでいるのか、入社後に気付いたSalesNowの魅力などをインタビュー形式で深掘っていきます。
想定読者
- 大手からスタートアップにて次の挑戦の場を求めている方
- エンタープライズセールスに興味のある方
- SalesNowで働くことに興味を持っている方
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エン・ジャパンで新卒から16年。守るべきものが増えた今、あえて挑戦を選んだ理由。
入社前のキャリアについて教えてください。
2009年、新卒でエン・ジャパン株式会社に入社しました。リーマンショック直後という厳しい環境下で営業職としてキャリアをスタート。最初は飛び込み営業の日々でしたが、やがて「顧客の声を正確に捉えること」こそ成果の源泉であると気づき、徹底したヒアリングと「採用のその先」まで見届けるスタイルを築きました。この姿勢が信頼を生み、営業としての自分の基盤になりました。
順調に成果を上げ、東京・横浜・名古屋と拠点を渡り歩き、リーダーから支社長まで昇進。本社では事業横断プロジェクトに参画し、社長賞・ベストプレーヤー賞受賞、部門歴代2位の新規受注本数達成、営業部200名規模の統括プロジェクトで昨対比267%の成果など、数々の実績を残しました。気づけば16年、組織が300人から3,000人へ成長する過程を間近で経験することができました。
しかし、心の奥では別の感情が芽生えていました。
「このまま、ここにいれば安定はある。果たして、自分の仕事人生はこのままで良いのか?」というモヤモヤとする不安が日を追うごとに大きくなりました。好きな会社で働いているのに、「挑戦することでしか得られない成長」が遠ざかっていく感覚につながっていきました。
そんな中で、「次は自分の意思で直接、事業を動かす環境に身を置きたい」と考えるようになりました。そこで探したのは、サービスを心から愛せて、かつ自分が事業拡大の当事者になれるスタートアップ。特に、これまで見てきた営業現場の非効率な環境を解決できるプロダクトにこだわりました。
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自分が愛するサービスを、事業拡大の”主体者”として、世の中に広めたい。
「子育てと挑戦の両立ができる環境」がSalesNowにはあった。
SalesNowに入った理由・決め手はいかがでしょうか?
大きく分けて、3つの理由があります。
まず1つ目は、サービスそのものを“愛せる”と思えたことです。
面談でCEOの村岡さんから、「営業の仕組みをデータで効率化することで社会は良くなる」というメッセージを聞きました。それがあまりにも真っ当で、まっすぐな信念に感じられたんです。私自身、これまでのキャリアの中で、営業に苦しんでいる後輩や、非効率なやり方に悩んでいる人たちを多く見てきました。自分自身も同じような経験をしてきたからこそ、このサービスなら、現場の“痛み”を本当に解決できると強く感じました。
2つ目は、事業拡大の“主体者”として携われると感じたことです。私は日頃から、「良いサービスを、世の中に広めていきたい」という思いを持っています。今回の転職では、3,000人規模の大企業から、ビジネスサイド10人ほどのスタートアップへ飛び込みました。あえて仕組みが整っていないアーリーフェーズに身を置くことで、実感を持ちながら“広げる”役割を担えるのではないかと考えたんです。
経営・開発・マーケティングとの距離が近く、意思疎通もスピーディー。自分の意志がそのまま行動になり、事業に反映されていく感覚を求めていたというのも、決断の背景にあります。
そして3つ目は、「子育てもキャリアも、どちらも諦めたくない」という強い思いです。私には今、4歳の子どもがいます。子育てと仕事の両立は簡単なことではありませんが、それでも“ちゃんと働きたい、ちゃんと向き合いたい”という気持ちを持ち続けていました。そんな中、COOの粂さんが実際に子育てしながらキャリアを築いている記事を読んで、心から共感しました。自分もここで、同じように挑戦していきたいと思ったんです。
他にどこを受けていたのですか?
転職活動では、セールステックやリーガルテック領域のスタートアップを中心に、BtoB SaaS企業を多く見ていました。その中でも、自分がこれまでのキャリアで感じてきた“ペイン”を解決できるかどうか、そして共感できるかどうかという軸を特に重視していました。
私自身、仕事においては“愛情”を持てるかがすごく大事だと思っていて、心から「いい」と思えるサービスでなければ、本気で向き合えないと考えています。だからこそ、共感できるプロダクトやミッションを持っている企業を主軸に見ていました。
その中でも、SalesNowは圧倒的にバランスがよかったんです。サービスへの共感度合い、事業のスケール感、そして子育てとの両立のしやすさ——この3つが、ここまで高いレベルで揃っていた企業は他にありませんでした。
また、面談は6回にわたって行っていただき、回を重ねるごとに「この人たちと働きたい」という気持ちが強くなっていきました。単に情報をもらうだけでなく、一人ひとりが熱量を持ってサービスに向き合っている姿に触れられたことも、入社の大きな決め手のひとつです。
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成果を出すための”仕組みづくり”と、会社全体のモメンタムを上げること。それが、私の“主戦場”。
現在の役割や業務内容はいかがでしょうか?
現在は、インサイドセールスの統括を担当しています。
主に、有効商談数をKPIに置きながら、営業戦略に沿ったターゲット選定やアプローチの型づくりを担っています。いわば、「誰にどう当たるか」を設計し、確度の高い商談につなげる動線をつくる役割です。
また、プレイングマネージャーとしてチームのマネジメントも行っており、現場に入りながら、メンバーとともに“受注につながる商談”の最大化を目指しています。ただ件数を追うのではなく、営業部全体の成果につながる「意味のある商談」にこだわっているのが特徴です。
それ以外にも、全社定例やミーティングの司会進行など、組織づくりに関わる役割も担っています。実は入社当初、「会社全体が少し暗いな」と感じていたんです。(笑)
アイスブレイクもなく静かに始まる会議が多く、まだチームとしての一体感や空気感が整っていない印象がありました。代表の村岡さん、COOの粂さんが落ち着いたタイプなので、どうしても雰囲気が静まりがちで。
でも、「場の空気をつくる」のは自分の得意分野でもあったので、そこは自然と引き受けるようになりました。声を出してアイスブレイクを入れたり、ちょっとした笑いを仕込んだり。結果として、最近はにこやかな人が増えたなと感じていて、それがすごくうれしいです。
成果を出すための仕組みづくりと、前向きな空気をつくること。
どちらも、今の自分にとって「主戦場」であり、「やりたかったこと」そのものだと思っています。
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Eight EXPO 第4回 営業マーケDX 比較・導入展にて
経験者のプロ集団としての誇りと、互いをリスペクトする優しさ。この絶妙なバランスが、SalesNowのカルチャーの核であり魅力。
入って感じるSalesNowの魅力はいかがでしょうか?
魅力は本当にたくさんありますが、まず一つ目は、バリューの「コト志向」が組織全体に浸透していることです。
“目的から考える”人ばかりで、自然とすべての会話が顧客目線になっている。たとえば開発ミーティングやセールスミーティングでは、「顧客が今何を求めているのか」「何が課題なのか」という話が常に会話の軸になっています。
それを前提に、目的から逆算してサービスをどう構築するかを徹底的に議論する文化がある。これは言葉だけでなく、日々の業務の中でリアルに体感できている魅力のひとつです。
次に感じているのは、一人ひとりがプライドを持って仕事に向き合っていること。
“多数精鋭”というバリューが根付いているからこそ、自分の責任範囲に本気で向き合う人が多く、のらりくらり仕事をしている人がいない。 私自身、仕事においては「目的意識・目標意識・危機意識」の3つを必須要素だと思っているのですが、SalesNowのメンバーは、まさにその3つを当たり前のように持っている人ばかりです。
また、「予算は責任」というカルチャーデックも現場にしっかり根付いています。スタートアップという環境では、成果が出なければ組織ごと吹き飛ぶという緊張感があります。だからこそ、ユーザーに価値を届けるスピードと質の両立に本気で向き合う人が多い。この高い危機意識と責任感が、SalesNowの強さだと感じます。
そしてもうひとつ、多様な価値観が共存できる環境も大きな魅力です。
私自身、大手企業からの転職者ですが、ここでは「互いの仕事観を尊重し合うカルチャー」がしっかりと根づいています。
たとえば、「子育てを最優先にしている人」もいれば、「仕事に全力投球している人」もいる。
でも、どちらも信頼し合い、背中を預け合える関係性がある。だからこそ、自分ができること・やるべきことを明確に言語化し、やり切る文化が生まれているのだと思います。
経験者のプロ集団としての誇りと、互いをリスペクトする優しさ。
この絶妙なバランスが、SalesNowのカルチャーの核であり、自分が「ここで働きたい」と思えた理由です。
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サービスをより多くの人・企業に届け、喜んでもらいたい。さらに、今後の組織拡大を見据えたキャリアのロールモデルとなっていきたい。
今後の目標はいかがでしょうか?
大きく2つあります。
まず1つ目は、サービスをより多くの人・企業に届け、喜んでもらうこと。
これは単なる数字の話ではなく、SalesNowが描く世界観を一刻も早く実現したいという思いから来ています。そのためにも、開発・マーケ・セールスなど全ての部隊が“総力戦”として一丸となり、事業計画を達成していく体制をつくっていきたい。
会社全体で“本気の目標意識”を持って進むことで、大きなインパクトを社会に生み出せると信じています。
そして2つ目は、「多数精鋭」を体現するロールモデルになることです。
まだまだ組織は成長フェーズにあり、役割も固定されていないからこそ、自分自身が挑戦を通じて“新しい形”を切り拓いていきたいと思っています。正解がないからこそ、自ら動いて道をつくる人が必要だし、自分がその一人になりたい。具体的には、来月からISからAEへのプロモーションが決まりました。
これは単なるポジションの変化ではなく、SalesNowのキャリアパスの前例をつくる挑戦だと捉えています。今後入社するメンバーにとっても「自分もチャレンジしていいんだ」と思えるような、キャリアアップのロールモデルになれたら嬉しいですね。
SalesNowというサービスを心から愛せる人、
挑戦を楽しめる仲間と働きたいです。
どんな人が今必要ですか?
今、私たちのチームに必要なのは、まず何よりも「事業を自分ごととして捉えられる人」です。
“自分がこの事業を大きくする”という願望と覚悟を持って、主体的に動ける人。そして、自分のスキルや経験が伸びることを、チームや会社の成長と重ねて喜べるような人に来てほしいと思っています。戦略に基づいて、一貫性のある行動をとり、目の前の壁をともに乗り越えていける仲間が必要です。
もうひとつ、大切にしているのが、このサービスを“心から愛せる”こと。
営業でも開発でも、結局は「このプロダクトを広めたい」「届けたい」っていう愛情があるかどうかがすごく大事なんです。
私自身もそうですが、このサービスが解決できる“痛み”を知っているからこそ、届けたいと本気で思える。世の中にはまだまだ困っている人がいて、悩んでいる企業があって。そこに対して愛を持って向き合える人は、間違いなくこの会社の“起爆剤”になれると思っています。
どんなにスキルが高くても、戦略が上手でも、最後に踏ん張れるのは“どれだけこのサービスを信じているか”だと思うから。だからこそ、愛を持って、挑戦を楽しめる仲間と働きたいですね。
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今年はSalesNowの“飛躍の年”。
安定から一歩踏み出し“変化の最前線”に立ちたい方を求めています。
最後にメッセージをお願いします。
今年は、SalesNowにとって“飛躍の年”になると感じています。
サービスも、組織も、まさに今進化のフェーズに突入していて、大きくスケールしていく1年になると思っています。戦略も明確になり、これからは市場にどうフィットさせていくか、顧客にどう届けていくかという“勝負どころ”に入っています。
ちょうど、8月からが新しい期のスタートです。だからこそ、徹底的にやり切る1年にする覚悟を持って臨んでいます。そのタイミングでジョインしてくれる方には、この大きな変化のうねりを“当事者として”体感してほしいと思っています。組織がどんどん変わっていくフェーズに、初期メンバーとして関われる経験は、きっと仕事人生の中でも大きな意味を持つはずです。
特に、大きな会社から転職してきた方にとっては、これまでにないスピード感・変化の連続を肌で感じられると思います。経営や開発がすぐそばにある環境で、自分の声がサービスに反映され、チームの方向を動かしていく。この感覚は、何者にも代えがたい経験ですし、それを一緒に楽しんでくれる仲間と出会えることを心から楽しみにしています。
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