――Empire Stateで営業に挑むインターン生Aさんのストーリー
Q. まずは簡単に自己紹介をお願いします。
A:教養学部の3年生で、主に情報学を専攻しています。天文学からアニメーションまで学べる自由度の高い学部ですが、私は将来的にアニメーターになりたいと思っていて、プログラミングやCGなどテック寄りの分野を中心に学んでいます。
Q. Empire Stateに入る前はどんなことをしていましたか?
A:昨年9月から今年の6月まで、ポルトガルのリスボン大学に交換留学していました。その前は塾講師のバイトをしていました。
Q. なぜポルトガルを留学先に選んだのですか?
A:本音を言うと、景色が綺麗で感動して…直感的に「ここに行きたい」と思ったからです。ただ表向きには「日本人が少ない環境でチャレンジしたい」「英語が通じる」「治安がいい」という理由を挙げています。実際、夜の11時に子どもが一人でキックボードしているくらい安全でした。
Q. 留学中はどんな授業を受けていましたか?
A:主に哲学系の授業を取っていました。本当はテック系を学びたかったんですが、専門用語がすべてポルトガル語だったので断念しました。それでもロジカルシンキングの基礎が学べて良かったと思っています。
Q. アニメーターになりたいという夢について、もう少し詳しく教えてください。
A:将来的にはディズニーのアニメーターになることが目標です。特に、まだ描かれていない「日本」を舞台にしたディズニー映画をつくりたいと思っています。『ベイマックス』のようなハイブリッドではなく、もっと“和”の世界観をしっかり描いたものを。
Q. ディズニーのアニメーターになるためのステップは?
A:アメリカの**California Institute of the Arts(カリフォルニア芸術大学)**のアニメーション学科に進学したいと思っています。そこはディズニーが設立した学科で、業界内でも特別な存在です。
ただ、入学にはポートフォリオが必要ですし、絵のスキルも必要。私は正直まだ絵が得意ではないので、まずは日本で就職してお金を貯めてから、スクールに通い、ステップアップしていく予定です。ディズニーに入るには3年以上のスタジオ経験が求められるので、30歳までにはその夢を叶えたいと思っています。
Q. なぜ最初の就職は営業系のインターンを選んだのですか?
A:自分の市場価値を高めたかったからです。数字が明確に出る営業は、ビジネススキルが身につくと思っていましたし、就活でも武器になると考えました。実際に人と話すのも好きですし、コミュニケーション力も強みだと思っていたので挑戦してみました。
Q. Empire Stateでの営業は初めての経験でしたか?
A:業務としての営業は初めてです。ただ、大学のスノーボードサークルでは、エナジードリンクのスポンサー獲得やイベントの協賛集めのために営業活動をしていたので、ある程度の経験はありました。
Q. Empire Stateの営業はどう感じましたか?
A:正直、とても難しいです。サークルの営業は「仲良くなって協賛をお願いする」感じでしたが、Empire Stateの営業は一度の電話で結果を出さなければいけないので、ハードさが全然違います。
でも、その分成長を実感できています。知らない相手に電話をかけ続けることで、就活の面接もあまり緊張しなくなりましたし、ビジネス言語で話す構成力も鍛えられたと感じています。
Q. 他のインターンも並行しているそうですね?
A:はい、もう1つ対面のインターンもやっていて、そちらは雑務や営業のアシスタント業務が中心です。Empire Stateはリモートで個人プレーが基本なので、それぞれ違う良さがあります。
Q. Empire Stateを選んだ決め手は?
A:フルリモートであることも大きかったですが、役員のインタビュー記事を読んで「この会社、面白そう」と感じたことが大きかったです。実は全部読んでいて…すごい方々が集まっているなと感じたんです。
Q. 役員や社員との関わりはどうですか?
A:担当してくれた前田さんは、以前のプロジェクトでは毎日日報にコメントをくださって、本当に面倒見がいい印象でした。今はプロジェクトが変わって少し距離がありますが、全体的にみなさん温かくて、ちゃんと気にかけてくれている感じがします。
Q. Empire Stateでこれから挑戦したいことは?
A:新規事業の立ち上げにも関わってみたいです。自分でもアイディアを出してレビューをもらったのですが、まだ止まっている状態なので、もう一歩踏み込んで動かしていきたいと思っています。
あと、アポ獲得数などの数字もしっかり上げていきたいですし、インターン生からでも組織を引っ張るような存在になりたいという気持ちはあります。
Q. 最後に、この記事を読んでいる就活生や学生に一言お願いします。
A:将来が不安だったり、自分が何をしたいか迷っている人にも、Empire Stateはすごくいい環境だと思います。やりたいことが明確でもそうじゃなくても、役員の方々がしっかりサポートしてくれるし、挑戦できるチャンスがたくさんあります。私もまだ道の途中ですが、ここでの経験が確実に自分の糧になっています。