今回のテーマは「テレアポ」。
営業未経験のインターン生の初参加をきっかけに、経験者の先輩メンバーに率直な疑問をぶつけてみました。
初対面での印象ってどう作るの?
断られたときのメンタルってどう保ってるの?
そんなリアルなQ&Aをお届けします。
Q:テレアポって、経験ある人が多いんですか?
前田さん: だいたいみんな経験してるよ。誰もが最初は未経験だからね。
Q:初対面の印象を良くするにはどうしたらいいですか?
前田さん: 電話口の受付って、営業っぽい雰囲気を出すとすぐに切られる。だから、社員っぽく、自然体で、短く伝えるのが大事。
説明が長いと”うざい"って思われるから、要点だけサクッと話すのがコツ。
Q:電話だと見た目が伝わらないですが、印象って何で決まるんですか?
長尾さん: 視覚情報が55%ってよく言うけど、電話では声のトーンやスピードがそれを担ってる。
相手のテンポに合わせて話すだけで、グッと聞いてもらえる確率が上がるよ。
Q:テレアポが上手い人と苦手な人の違いって何ですか?
Sさん: 板倉さんの話し方は落ち着いていて、すごく聞きやすい。自分はどうしても幼い話し方になってしまって…。
内容よりも、“聞いてみようかな”と思わせる話し方が大事だと思う。
Q:担当者に電話がつながる確率ってどのくらいなんですか?
前田さん: 良くて30%、悪くて10〜15%くらい。
でも、“電話慣れしてる風”に話すだけで受付突破率は全然違うよ。自然な距離感を意識することが大事。
Q:営業って、正直苦手なんです…。自分の考えを話すのが怖くて。
Aさん: 実は私、言語化が苦手で…。営業って話す仕事だと思っていて、すごくハードルが高く感じてます。
長尾さん: それ、みんな最初は一緒だよ。訓練次第でどうにでもなる。慣れてくると自然に言葉も出てくるから。
板倉さん: 自分も最初は喋るのが苦手だった。でもやっていくうちに、「どんな言葉が響くか」が少しずつわかってくるよ。
Q:営業って断られ続けると、やっぱりメンタルにきますよね?
前田さん: もちろん落ち込むこともある。でも「なぜ断られたか」の情報って、実は宝の山。
次の提案に活かせるし、改善のヒントにもなるよ。
長尾さん: “失敗”じゃなくて“学び”。そう思えるようになると、営業が楽しくなる。
Q:業界や商材によって、難易度って変わりますか?
板倉さん: 変わるよ。そもそもニーズがない業界だと全然話が進まないこともある。
競合が多かったり、既に別のツールを使っていたり…。そういう時は割り切ることも大事。
Q:テレアポ未経験で不安なことはありますか?
Nさん: 担当者につながったあと、どうやって話を進めたらいいのかが不安です。
事前にどこまで準備すればいいのかもわからなくて…。
前田さん: 実は“話しすぎない”ことも大事。情報を出しすぎると「もういいや」ってなって終わることもあるから。
むしろ、相手の興味を引く“ほどよい説明”を心がけると、次のアポにつながりやすいよ。
おわりに
「話すの苦手」「営業なんて無理」そう思っていた私ですが、今日の座談会を通じて、「やってみないと分からない世界があるんだ」と少し感じられるようになりました。
営業は“話すスキル”というより、“伝える姿勢”なのかもしれません。