つむぎには、数字をつくる人がいます。
組織を整える人がいます。
誰かの挑戦に伴走し、その変化を信じ続ける人がいます。
そうして、一人の変化がチームに広がり、
チームの変化が組織を動かし、
やがてクライアントの未来まで変えていく。
それが、つむぎの仕事です。
「紡ぐ人」は、そんなつむぎメンバーの挑戦や支援実績を、バトン形式で紹介していくプロジェクト。
一人ひとりの仕事への向き合い方や価値観を届けながら、同じ志で働く仲間と出会いたい。そんな想いから始まりました。
今回紹介するのは、カケハシ事業部で編集統括を担う松富。
ニュースレターの制作を通じて、クライアント企業様と読者の関係性づくりに貢献した事例をお届けします。
目次
言葉になりきらない想いを汲み取り、読者に届く形へ。
ニュースレターを、読者との信頼を育む接点に
コンセプトを軸に、読者に届く”らしさ”を磨いていく
ニュースレターは、一緒に育てるものへ
ニュースレターのプロである前に、”クライアントのプロ”でありたい
次のバトンは、大久保へ。
最後に
松富桃花|
幼少期から文章や言葉に触れることが好きで、大学では広告クリエイティブを学ぶ。
現在はカケハシ事業部編集統括・紡ぎ手(インタビューライター)として、ブランドブック、社内報、ニュースレターなどの取材・執筆・編集・ディレクションなどを担う。
相手の中にあるまだ言葉になりきらない想いを丁寧に掬い上げ、読者やインタビュー相手自身に届く言葉として形にすることを大切にしている。
言葉になりきらない想いを汲み取り、読者に届く形へ。
今回の支援テーマは、葬儀社企業様の「会員向けニュースレター」制作です。
※ニュースレターとは、企業の想いや活動内容を定期的にお客様に届ける広報誌です。
詳しくはこちら→https://tsumugi-mirai.jp/service-index-15/
カケハシ事業部の編集統括である松富が大切にしているのは、クライアントの中にある、まだ言葉になりきらない想いを汲み取ること。
例えば、「お客様との関係性を深めたい」という言葉ひとつをとっても、その先にある目的はクライアントによってさまざまです。
すでに利用してくださっている会員様に、もっと継続して利用してもらいたいのか。会員登録はしているものの、まだ利用にはつながっていない方に、最初の利用を促したいのか。イベント集客に力をいれたいのか。
クライアントの目指すゴールによって、企画の切り口も変わっていきます。
だからこそ松富は、表面的な言葉だけを受け取るのではなく、「誰に、どんな気持ちや行動の変化を起こしたいのか」まで、クライアントとの対話の中で具体的に掘り下げていきます。
そうしたクライアントの本音を丁寧に受け取り、読者に届く企画へと翻訳していく。
それが、松富の担う制作支援です。
意識しているのは、こちらが一方的に“0→1”で、つくり上げる制作代行にならないこと。
クライアントの中にある、「まだ形になっていないけれど届けたい想い」を起点にニュースレターを形づくっていきます。
松富にとってニュースレター制作は、
“クライアントの想いの種とも言える0.5を、読者に届く1へと育てていく仕事”なのです。
制作物としての完成度を高めることはもちろん大切です。
けれど、その前提にあるのは、徹底した顧客理解。
クライアントの想いや制作意図を深く理解するからこそ、読者の一歩を自然と後押しするニュースレターが生まれます。
実際に、葬儀に関する”事前相談”への導線を設計した号では、発行のタイミングで相談件数がその年の最多に。
ニュースレターは、単なる読み物ではなく、読者との信頼関係を深め、「相談してみよう」と思ってもらえるきっかけへと変わっていきました。
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ニュースレターを、読者との信頼を育む接点に
今回のクライアントは、滋賀県内にある地域密着型の葬儀社企業様。
会員向けのイベントや日帰りバスツアーなども頻繁に開催。お客様との接点を大切にされ、人生の節目や不安な時に、安心して相談できるライフパートナーでありたいという想いを持つ、地元で愛されている企業です。
もともと他社で制作されていたニュースレターを引き継ぐ形で、松富は約2年前から制作支援を担当しています。※取材日時:2026年6月
当初の依頼は、「ニュースレターを活用して、会員様とのエンゲージメントを高めたい」というもの。今回の号では特に、「葬儀のことを相談したい」と会員様に思ってもらえるような信頼関係をつくりたい、というクライアントの願いがありました。
イベントには参加してもらえる、会員にもなってもらえる。
しかし、会員になることと、葬儀を依頼することは別の話です。実際には、いざという時の相談や葬儀の依頼にまではつながりきっていない現状がありました。
だからこそ、今回の制作では、読者がクライアントへの親しみや信頼を感じ、「この会社なら相談してみたい」と思える設計が求められていました。
つまり課題は、ニュースレターを、葬儀に関する”事前相談”へとつなげる接点にすることだったのです。
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コンセプトを軸に、読者に届く”らしさ”を磨いていく
ニュースレターに掲載する企画を考える際、松富が大切にしているのは、クライアントが達成したい目的とコンセプトに常に立ち返ること。
ニュースレターは基本的に定期刊行物だからこそ、最初に決めたコンセプトが一貫していることが大切です。社内の企画会議で出てきた案も、面白いからといってすべて提案するのではなく、「誰に、何を届け、どんな行動や気持ちの変化につなげたいのか」という目的やコンセプトに、何度も立ち返りながら取捨選択しています。
事前に考え抜いた企画案を持ちながらも、クライアントとの対話の中では、出てきた言葉や違和感を受け取り、「よりクライアントらしく、読者に届く形」へと磨いていきます。
この「コンセプトを軸に企画を磨いていく姿勢」は、今回のニュースレター設計にも表れていました。
今回の制作目的は、クライアントの読者に「会員であること」を改めて感じてもらいながら、いざという時に「ここに相談してみよう」と思い出してもらえる関係性をつくり、葬儀に関する”事前相談”へとつなげていくことでした。
クライアントと設定していたコンセプトは「心」。単なるお知らせではなく、クライアントと会員の方々との心のつながりを育てていく媒体として設計していく必要がありました。
だからこそ、松富が最初に考えたのは、クライアントの読者がどんな気持ちでニュースレターを読み進め、どのタイミングであれば自然に相談へ意識が向くのか、ということ。
案内を目立たせたいからといって、表紙や裏表紙にただ配置するのではありません。まずは季節に合わせた読み物や、クライアントが力を入れているイベントのレポートなど、読者が受け取りやすい企画から入る。その流れの中で、クライアントがどのような想いで地域の方々と関わっているのか、どのようなサービスを提供しているのかを知ってもらい、親しみを感じてもらう。
そして、気になった方が気軽に葬儀に関する相談の予約ができるよう、LINEのQRコードへつなげていく。
執筆を担当する紡ぎ手やデザイナーと、コンセプトを軸に、企画内容や導線を丁寧に設計していきました。
“楽しみ”から入り、“行動”へつなげる。
この流れを自然につくることで、ニュースレターは、クライアントらしさを損なうことなく、次の一歩を後押しする接点へと変わっていきました。
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ニュースレターは、一緒に育てるものへ
取り組みの成果は、具体的な数字にも表れました。
葬儀に関する相談への導線を強化した号の発行後、LINE経由での相談件数がその年の最多に。クライアントにとっても、大きな手応えとなりました。
さらに、変化は数字だけではありません。
こうした手応えを目の当たりにしたクライアントの担当者様からは、企画への意見がより前向きに出るようになったといいます。
「お客様の声を載せたい」
そんな担当者様の強い希望から、実際に、クライアントのお客様にインタビューする企画も生まれました。
この企画は、つむぎだけで完結できるものではありません。
クライアントを信頼するお客様の協力はもちろん、担当者様の「届けたい」という想いがあって初めて成立するものです。
ニュースレターに“人らしさ”を宿すには、どれだけ人の声をもらえるかだと松富は考えています。クライアント担当者様、現場でお客様と向き合う葬祭ディレクター、そして、実際にサービスを受けたお客様の声。
そうした一つひとつの声が重なることで、ニュースレターは単なる情報発信ではなく、クライアントらしさがにじむものへと変わっていきます。
だからこそ、クオリティを高めるために必要な場面では、クライアントにも臆せず協力をお願いしています。
忙しい日々の業務の中で、現場の声を聞かせてもらったり、企画の方向性を一緒に考えたりすることは、時にはクライアントにとって負担になることもあります。
それでも、必要な協力をお願いしながら、無理のない形で良い協働を設計する。
その積み重ねによって、ニュースレターは“つくるもの”から“一緒に育てるもの”へと変わっていきました。
読者アンケートでも、「イベントの様子が知れて、自分も行きたいと思いました」といった反応が届くことがあります。
それは、クライアントの会員様への想いや、担当者様の届けたいという想いが、読者に伝わり、小さな行動として芽生えたということ。
ニュースレター制作は、ただ情報を並べるのではなく、クライアントらしさを汲み取り、クライアントと一緒に読者との関係性を育てていくこと。
松富の支援は、クライアントと読者の距離を少しずつ近づけていきました。
ニュースレターのプロである前に、”クライアントのプロ”でありたい
松富が目指しているのは、単にニュースレターを上手につくることではありません。
クライアントが何に悩み、何を大切にし、どんな未来をつくりたいのか。
その背景まで深く理解するからこそ、”クライアントらしさ”を守りながら、読者にとって自然な導線を設計できるのです。
つむぎには、採用や育成、組織づくりなど、さまざまな角度からクライアント支援に関わるメンバーがいるからこその強みがあります。
会社全体でクライアントの課題や目指す未来に向き合っているからこそ、制作物単体ではなく、その背景や未来まで見据えた制作支援ができるのです。
「ニュースレターのプロ」である前に、まずは「クライアントのプロ」であること。
松富は、ニュースレターや社内報などの制作物を、クライアントの想いを形にするための手段として捉えています。
そうした顧客起点の姿勢は、松富自身の仕事の選び方にも表れています。
現在はカケハシ事業部の編集統括として制作支援全体を見ながらも、案件によっては自らインタビューを担当することもあります。そこには、「原点であるインタビューの仕事はなくしたくない」という想いがあります。
現場の声を直接聞くことが、顧客理解を深め、制作物の質を高めていくからです。
言葉になりきらない想いや、現場の温度に触れ、その想いを読者に届く形へと整えていくこと。それは、松富の大きな強みです。
そして、完成した制作物を見たお客様からの反応を感じられる瞬間は、松富にとって大きなやりがいとなっています。
当初は紡ぎ手としてジョインした松富の仕事の幅も、こうした強みを軸に、大きく広がってきました。
スキルだけで仕事が決まるのではなく、自分の強みを起点に仕事が広がっていく。
その広がりを楽しみながら、自分の役割を増やしていけることも、つむぎで働く大きな魅力です。
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次のバトンは、大久保へ。
紡ぎ手として活躍しながら、理念を軸に感謝や賞賛を送り合うメッセージアプリ「つむぎコネクト」の支援にも奔走し、自身の強みや経験を武器に活躍の場を広げてきたメンバーです。
つむぎで初の産休を経て復帰するなど、仕事と家庭を両立しながら活躍を続ける姿も印象的です。
次回は、大久保の挑戦をご紹介します。
最後に
いかがでしたか?
つむぎには、派手な言葉よりも、目の前の人と組織に誠実に向き合い続けるメンバーがいます。
でもその誠実さは、決して“やさしいだけ”ではありません。
本気で相手の未来をよくしたいからこそ、深く考え、踏み込み、変化をつくりにいく。
そんな強さがあります。
もしこのストーリーに少しでも心が動いたなら、
ぜひ一度、つむぎのことを知ってください。
「この人たちとなら、いい仕事ができそう」
そんなふうに感じていただけたなら、うれしいです。
カジュアル面談で、お話しできるのを楽しみにしています。