動物の幸せから、社会全体の幸せへ|QXLという挑戦
私たちのすべての仕事の原点は「QAL(Quality of Animal Life)」──動物とその家族の生活の質を高めることです。
では視野をさらに広げ、動物だけでなく私たちを取り巻く社会全体の生活の質に目を向けたらどうなるでしょう。
その挑戦が「QXL(Quality of eXtended Life)」です。これはスローガンではなく、理念を現場で一つひとつ形にしていく「実装」の思想。想いのコンパス。今日は、その未来への設計図を共有します。
求める人物像【獣医師・愛玩動物看護師】
【一緒に働く上で欠かせないこと】
- 獣医師免許、または愛玩動物看護師免許(取得見込みを含む)
- わたしたちの「QAL」そして「QXL」という思想に共感してくださる方
- 目の前の仕事に誠実に取り組めること
【こんな方を歓迎しています】
- 臨床の仕事に誇りを持ちつつ、その先の社会との繋がりにも目を向けられる方
- 「こうすれば、もっと良くなるのに」と考え、行動に移すことが好きな方
- 未知の領域にも、知的好奇心を持ってチャレンジできる方
【こんなことに取り組みます】
- 日々の診療を通じたQALの実践と改善
- ご家族や地域に向けた「より良い暮らし方」の啓発
- 将来的には福祉・教育分野の専門家と連携した新規事業の企画
- あなたのアイデアを「新しい仕組み」として形にしていくプロセスへの参加
なにをやっているのか
私たちは動物病院の運営を核にしながら、その枠を超え、社会全体の課題解決に挑戦しています。その姿勢を端的に表す言葉が「QALからQXLへ」です。
QAL(Quality of Animal Life)は私たちの原点。単に病気を治すだけでなく、痛みや不安を減らし、ご家族が納得できる医療を仕組みとして提供することです。
一方、QXL(Quality of eXtended Life)は進化形。動物だけでなく、子ども、高齢者、働く仲間、地域社会──あらゆる命の生活の質を高めることを目指しています。
「動物病院がなぜそんな大きな話をするのか?」と思われるかもしれません。ここから、その理由を説明します。
なぜやるのか
【事実】動物の幸せは単独では成り立たない
一頭の犬が幸せに暮らすためには、飼い主であるご家族が心身ともに健康である必要があります。そして、そのご家族が安心して暮らせる地域社会があり、正しい知識を学ぶ教育の機会も欠かせません。すべては繋がっているのです。
【解釈】だからこそ、視野を広げる
動物を本当に幸せにするには、動物だけを見ていては不十分です。人、社会、環境すべてがより良い状態でなければならない。だから私たちは、福祉や教育といった分野にまで踏み込みます。「無いなら創る」を合言葉に、社会に必要な仕組みを自分たちでデザインする。それが私たちの使命です。
どうやっているのか
大きな話に聞こえるかもしれませんが、始まりは日々の小さな実践の積み重ねです。
原点は「QAL」の徹底
日々の診療で「結論→理由→選択肢」の型で説明を行い、痛み管理の基準を統一。猫と犬の待合室を分けるなど、誰が担当しても質の高いケアを再現できる仕組みを磨き続けています。
- 仲間の「QAL」を守る
良い医療はスタッフが健康であってこそ。毎日の振り返りで手順を改善し、良い行動は「ありがとう」と具体的に承認する。仲間の生活の質を高める取り組みを制度化しています。 - 社会へ広がる「QXL」
地域の子どもへの適正飼育教育、障がいのある方が動物と触れ合える福祉の仕組みづくり。まだ始まったばかりですが、未来に向けた挑戦を一歩ずつ形にしています。
あなたの「あったらいいな」を、仕事にしませんか?
QAL/QXLは、壮大なスローガンではありません。日々の判断、仕組みづくり、投資の優先順位をすべて貫く、わたしたちの「実装思想」です。 「動物病院の仕事を通じて、社会をより良くしたい」「臨床の経験を、新しい価値づくりに活かしたい」。もし、あなたがそんな想を少しでもお持ちなら、ぜひ一度お話ししましょう。
わたしたちのQXLという大きな地図の上で、あなたが輝ける場所を一緒に探せたら、とても嬉しく思います。