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仕事も子育ても楽しい!外で仕事をすることが幸せな子育てに繋がっている。

介護領域から医療領域へ

大学卒業後、大学病院で臨床研修を行い、その後医療療養型・急性期病床・介護療養型病床の病院、特別養護老人ホームや有料老人ホームなど老人医療に携わってきました。 入職前2年ほど勤めた老人保健施設は在宅復帰70%以上の施設だったため、在宅医療の先生方とのやりとりも多くあったのですが、在宅診療のバックアップ度合いによって利用者が自宅に戻った後、再入院をせずに居られる時間が変わるという経験をして、在宅医療の道へ進みたいと考えました。

ときわの未来に私も一緒に貢献したい

前職での経験があったので、転職の際にはクリニックとして24時間365日真摯に診療を行っていることはもちろん、さまざまな職種と連携をして、患者さんの環境をサポートする体制が整っているクリニックを第一希望としました。 複数のクリニックを検討しましたが、中でも理事長である小畑の考え方に共感し、ときわの未来に私も一緒に貢献できたらと思いました。実際の診療同行時に、理事長が一人ひとりの患者さんを丁寧に診察される姿に感銘を受けました。医師同士がコンサルトしやすい環境も大変魅力的で、診療する上でも自分が成長する上でも大切なことだと感じました。相談員や看護師などの多職種のスタッフと分け隔てなくコミュニケーションが取れ、患者さんの情報を共有しているところにも惹かれました。

スタッフの意思が尊重される環境

一人ひとりの患者さんに関しての情報共有が密であるのは、相談員、医事課そして医師間の距離が近いため職種横断による連携がスムーズで、各職種の立場からそれぞれ話し合い考えるということが徹底されているからだと思います。 例えば、クリニックでの採用薬剤や器材等も、必要に応じて理事長と現場が相談をして迅速に導入される環境があります。導入の判断に当たり、患者さんの自己負担額がどのくらいになるのか、訪問看護師や薬局は対応できるのかなど、多角的に対応するスピードがとにかく早いのです。その場で全員アクションを起こして次の日に持ち越しません。これらのことがストレスフリーとなり、働きやすさにも繋がっています。

求められていることに最善を尽くしたい

今仕事が楽しく、同時にときわの考え方や医療に取り組む姿勢に、入職前の期待は裏切られていません。ときわの在宅医療が多くの地域に、より多くの患者さんに広がっていくことが日本にとって必要だと心から思っています。 そのために医療の質を維持しながら組織として大きくなることを願い、私は今与えられた環境の中で求められていることに最善を尽くしていきたいと考えています。

今ときわの成長を感じる

今ときわが大きくなる時期なので、組織として慌ただしさを感じることもありますが、それを乗り越えてこその組織であると考えています。入職してのギャップというよりもときわが成長期だなと感じることは沢山あります。

研究日や休日には他院の診療を見て医療知識を学ぶ

週4日内科をメインにときわで診療を行っていますが、在宅医療では皮膚科や精神科なども診る必要があるため、研究日や休日には内科以外を勉強しています。 今は整形外科の外来現場を診させて頂いていますが、最近まで肛門科で勉強していました。今後もさまざまな科で勉強させていただく予定です。医師の仕事はコンサルトによって他の医師の見解も伺えますが、自分の医療水準が診療に反映してしまう部分があるので、自分の中にしっかりとした医療知識があることが必要だと思うのです。医学は日進月歩ですし、医師は常に学び続けていくことが必要と感じています。 私もまだまだですので、勉強し続けていきたいと思っています。

外で仕事をすることによって客観的に子育てができる

子育てはとても楽しいですが、子育てだけでなく、家の外に出ることによって客観性をもって子育てができる気がします。自分の中での切り替えができるとういうのも仕事を持つ魅力の一つです。もちろん学校行事や子どもが熱を出すときなど、突発的に休まなくてはならないことがあり、自分が休むことで他の方の仕事が増えるのは心苦しいですが、ときわは子育てに理解があり、きちんと有給が取れるので救われています。

患者さんが生活をする上でさまざまな職種が連携を取り、サポートすることが在宅医療の魅力

患者さんが在宅生活を送るには、さまざまな職種が連携を取って、その方らしい生活をサポートするということが必要不可欠です。その中の医療部門が訪問診療だと思います。 皆さん環境も価値観も疾患も違うので、お一人お一人に向き合いながらオーダーメイドに作り上げていく過程がとても楽しいです。また、総合診療医のようにさまざまな疾患を診るということも非常に興味深く、日々勉強だと思っています。


患者さんの生活環境や性格など相対的・現実的に診られる人が一番求められている

患者さんやそのご家族が求めているのは何か、それに対してさまざまな職種が連携してそれを実現しようと思うことが、在宅医療として大切であり、求められていると思います。 単に医療で薬を処方したら処方したままではなく、本当に一日3回飲めているか、飲むことが大変だったら1日1回に減らせないのかなど、処方した者が結果としてきちんと効果に表れているか最後まで確認することが大事だと思うのです。総合的に患者さんの生活環境、価値観や性格などを踏まえた上で、きちんとエビデンスに則りながら現実に即して患者さんを診ることが最も求められていると思います。 そのため、患者さんの疾患だけではなく、背景も含めて興味を持って下さる方と一緒に働けると嬉しいです。

在宅医療でできることはたくさんあり、自分の専門分野に加えて、いろいろな疾患を診ることができます。それは大変な部分もありますが、一人ひとりがオーダーメイドで一つずつ組み合わされていくのが醍醐味だと思うので、このようなことに興味がある方へ在宅医療をお勧めしたいです。

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