こんにちは!
ウィモーション広報担当の安田です(^^)/
皆様、あけましておめでとうございます!
正月休みや三連休が明け、一気に通常営業モードですが、身体はついていけていますか?
ブログの更新もまた再開していきますので、引き続きよろしくお願いいたします(^^)/
ではでは今回のお題ですね。
タイトルにもあるとおり
「 解像度を上げるにはどうしたらいいか考えてみた。 」
私の記事はいつも表面的なものばかりで、解像度が高いとはお世辞にもいえません。
ずっと連載してきましたが執筆力が上がるわけでもなく、ただ記事を生成し続けた1年半。
そして尊敬している上司にもそこを指摘され悶々とする毎日。
そこで今回は、執筆の勉強なんて一切したことのない理系出身人事が解像度を上げるにはどうしたらいいか学習してみました。
まだまだ思考力が浅いと感じる方も、自分は大丈夫だと感じる方もぜひお付き合いください。
今回参考にさせていただいた本はこちら。
出典:馬田 隆明 著者 『解像度を上げる』
ーそもそも解像度が低いとは?
そもそも解像度が低い状態とはどういったことなのでしょうか。
一般的に、考えや事実認識が ”粗い” ときに、解像度が低い状態であるといわれており、逆に、考えや事実認識が”詳細”なときに、解像度が高い状態であるといわれています。
つまり、1つの事象の原因や構造、流れを適切に要素分解したうえで、一つ一つについて詳しく言える状態であるといえます。
さらにその中でどの要素が重要なのかを的確に見定められていることも解像度が高い要因です。
つまり、1つの物事に対していかに ”深く” 、 “広く” 考えられるかが解像度の低い・高いの分かれ目となるということですね。
ー解像度を上げるために持つべき4つの視点とは。
先ほど、解像度の低い・高いの分岐点は ”深さ” と ”広さ” と記しましたが、果たしてそれだけなのでしょうか。
実はそれだけの視点では足りません。
その2つに加え、”構造” と ”時間” という2つの視点も必要です。
1つ1つひも解いてみましょう。
解像度の視点① 深さ
1つの現象をどこまで深く詳細に把握でき、症状と病因を切り分け、要因の根本原因を特定できているのかなど、深くまで掘り下げて把握する視点を持つことです。
解像度の視点② 広さ
どれだけ広く原因や要因・構造を把握しているのか、あるいは可能性のある打ち手を把握しているか、アプローチや視点の角度が多様かで広さが決まります。
解像度の視点③ 構造
要素を分解していくときの分解の筋の良さや、分解された要素間の関係性の選を的確に引けているかを適切に把握しておくことが大切になります。
解像度の視点④ 時間
時間的な変化をとらえて洞察につなげていくことも重要な能力となります。
ー解像度が低くなる原因とは?
解像度が低い主な原因としては、「深さ」が足りていないことであるとされています。
たとえば顧客に関する洞察の抽象度が高い場合や、顧客の課題がぼんやりとしか把握できていない状態を指しています。
この状態の仮説はなんでも当てはまり、「そうですね」としかいいようがないため、仮説としても弱く見えてしまいます。
解像度を高くするには、だれがいつどこでそのような課題に接していて、今どのようにそれを解決できているのかといった、5W1Hがいえること・課題や解決策について、明確かつ簡潔に現状の問題を話せること・安易な解決策ばかり提案せず、課題の本質的な問題を探すことなどが重要であるとされます。
ー「深さ」を上げるには?
深さが足りないときは数多くの現場に行くこと・そしてキーパーソンに対してインタビューをすることを勧めます。
ただし単に現場に行って顧客の意見を聞くのではなく、顧客の事実をもとに自分で考えて洞察を得ることが重要です。
顧客自体が表面的な課題にしか気づいていない場合が多いため、裏側を知るために ”Why So(なんでそうなんだっけ?)” を繰り返し繰り返し自問自答することがおすすめです。
そして行動計画を考えるステップに行ったら、How?で深掘りするといいでしょう。
最初のHow?が決まるまで、何度も何度も繰り返し自問自答し続けましょう。
このWhy?How?を正しく繰り返すためには訓練と知識が必要となります。
具体的には、 ”本を読む” といった策が一番手っ取り早く、本を読むことで概念や言葉・事例の分析ができ、そして根気強く取り組むことで独自の情報を得ることができると考えられます。
道のりは決して簡単ではありませんが、自信とスキルが着実に身につく方法なので、怠惰にならず日々努力を続けましょう。
ー使える分析方法は?
原因分析には、 ”コーザリティ分析” が役立ちます。
コーザリティ分析とは、事象の因果関係の全体構造を明らかにする分析方法で、ある事象がおこるには、その原因とは別の事象が存在し、表出している事象間の関係を調べ、そこに論理的飛躍がある場合には論理的飛躍を補う仮説を加えて関係性を構築しているという思想の元、事象の構造を把握するといったものになります。
因果関係を明らかにすることにより、本質的な問題の原因を調べ、その原因を解消する余蘊対策が検討しやすくなるといったメリットがある分析方法となります。
そのほか、構造を把握するためのツールとしては、バリューチェーン・ステークホルダマップ・因果ループ図といったものがありますので興味があればぜひ調べて活用してみてください。
”解像度を上げる” ためのファーストステップ、 ”深さ” を出すことが一番難しいことではありますが、考え方を癖付けることができるのであればかなり優秀なビジネスパーソンになれると思いませんか?
そう思う理由としては、
・他者が身につけにくいスキルなので、癖付けることで一目置かれる存在になれる
・他者が諦めるところを根気よく追求することで解決策が見えてくる可能性が高い
・諦め癖がなくなり、粘り強くなる
・たとえ失敗しても繰り返し考え、挑戦することで新たなビジネスチャンスに巡り合える可能性が高い
・自ら仕事を生み出す力が出てくるので、結果仕事を楽しめる
といったことが想定できるからです。
あくまで個人の意見ですが(笑)
そのほか、まだまだメリットは沢山出てきますが今回は割愛(笑)
まだまだ浅い考えの持ち主ですが、この本や考え方を知るまでの私だったらこんなにポンポン意見が浮かんでこなかったんじゃないかなと思います。
この記事を作成することでアウトプットの場となり、結果として少し自身の成長を感じるきっかけとなりました(笑)
お付き合いいただきありがとうございました👏
こんな伸びしろだらけな私と、まだまだ伸びしろのある企業である弊社にあなたの能力・知識を貸してくれませんか?
一緒に会社を育ててくれる方、ぜひ一度カジュアルな気持ちであれこれ意見交換しましょう(^^)/
そこであなたの考える、理想的な会社・キャリアプランを教えてください。
ご連絡お待ちしております。