こんにちは!株式会社ism 採用広報担当です。
今回は、創業から20年以上、ハイブランドの店舗や歯科医院など、数多くの空間づくりを手掛けてきた代表の黒澤雄介にお話を伺いました。「デザイン会社でありながら、施工も行い、さらに自社工場まで持つ」という独自のスタイルを確立しているism 。
そのユニークな体制は、一体どのようにして生まれたのでしょうか。そして、なぜ今、新たな仲間を求めているのでしょうか。
「Do my best at work」を掲げ、妥協なきモノづくりを追求する黒澤の原点と、ismで働くことで得られるキャリアの可能性に迫ります。
プロフィール
- 名前: 黒澤 雄介(くろさわ ゆうすけ)
- 役職: 株式会社ism 代表取締役
- 経歴: イベント会社勤務を経て、空間づくりの面白さに目覚め独立。2001年に創業。当初は施工メインだったが、家具製作・デザイン機能を取り込み「デザイン×施工×工場」の一貫体制を構築。2024年に埼玉県吉川市に900坪の拠点を構える。
「現場」から始まった、ismの原点
ismの吉川オフィスは、とにかく広大です。900坪の敷地には、オフィスだけでなく、家具を作る工場、倉庫、そしてミーティングスペースが一体となっています。ここで、黒澤代表に創業の経緯を伺いました。
――まず、黒澤代表がこの業界に入ったきっかけを教えていただけますか?
「もともとはイベント会社で働いていたんです。入社5年目くらいの時かな、バイヤー向けのラルフローレンのイベントを任されたことがあって 。その設営が、もうほぼ『内装工事そのもの』だったんですよ。めちゃくちゃ大変だったんですけど、それ以上に面白くて。『あ、俺はこういう“空間をつくる仕事”が好きなんだな』と気づいた瞬間でしたね 」
――そこから独立を決意されたんですね。当時はどのような状況だったのでしょうか?
「人に使われるのが好きじゃなかった、というのもありますけど(笑)、30歳手前で独立した時は『自分ならできる』という謎の自信がありました。昼は工務店、夜はデザイン会社で働いて、寝る時間も削って必死に覚えました。あの頃の『何もないところから自分で道を切り開く』感覚が、今のismの原点になっています 」
――そこから、どうやって今の「工場を持つスタイル」に行き着いたのですか?
「実は、うちは最初からデザイン会社だったわけじゃなくて、最初は完全に『現場の会社』、施工がメインだったんです 。でも独立して5年くらい経った頃、今も手伝ってくれている家具に詳しい職人が入ってきて。『じゃあ家具も自分たちで作っちゃう?』みたいなノリで小さな工場を借りたのが始まりです 。
その後にデザイナーの高見が入ってきて、『設計もできるし、施工もできるし、家具も作れる』 という、今のismの形が一気にできあがりました 。普通、設計会社が施工までやることはあっても、工場まで持っている会社はまずありませんから 」
![]()
ハイブランドも認める「かゆいところに手が届く」仕事
ismのクライアントには、ブルガリやプラダといった世界的ハイブランドや、こだわりの強い歯科医院などが名を連ねます。なぜ、ismは選ばれ続けるのでしょうか。
――競合も多い中で、ismが選ばれる「決め手」は何だとお考えですか?
「やっぱり、自社工場を持っていることによる『機動力』と『安心感』 でしょうね。デザインして、元請けで現場を動かして、家具まで自社で作れる。この流れが一貫しているから、コストも調整しやすいし、何よりスピードが早いんです 」
――具体的に、工場があって良かったと感じたエピソードはありますか?
「めちゃくちゃありますよ。一番覚えているのは、ある夜の商業施設の現場で、家具の寸法を間違えていた時ですね 。普通ならアウトです。でも、うちは工場があるから、夜中に一回持ち帰って作り直して、その日のうちに納められたんです 。あの時は本当に『工場があって助かった…!』って心から思いました(笑)」
――すごい対応力ですね!
「かつてショパールというブランドの施工をした時、社長さんから『今までやった店舗の中でここが一番綺麗です』*と言われたこともあります。僕らが大切にしているのは、『かゆいところに手が届く』仕事。クライアントが何を求めているかを察知して、妥協せずに形にする。それが信頼に繋がっているんだと思います」
![]()
「Do my best at work」が息づく場所。そして。互いを称え合うカルチャー。
広々とした吉川オフィスでは、黒澤代表の愛犬である豆柴も一緒に出勤しています。プロフェッショナルが集う職場ですが、その雰囲気はどのようなものなのでしょうか。
――オフィスの壁やTシャツに書かれている「Do my best at work」という言葉、とても印象的ですね。
「分かりやすい英語でしょ?(笑) 『妥協しない』 という意味です 。疲れたからもういいや、ではなく、最後までベストを尽くす。うちのメンバーはみんな職人気質で、中には厳しい目を持つ人間もいますが 、それは良いものを作りたいというプライドがあるからこそ。」
![]()
――職人というと厳格なイメージもありますが、チームの雰囲気はいかがですか?
「実はすごく温かいんですよ。現場が終わると、施工管理の主任が竣工写真をグループLINEに上げる習慣があるんです。そうすると、すぐにみんなから一斉に反応が返ってきて。
『すげーな!』『これ絶対大変だったよね』『めっちゃ素敵じゃん』 って。
普段は別の現場にいたり、黙々と作業していても、仲間の仕事にはリスペクトがある。最後は必ず『お疲れさま!』で締まるあの空気感、僕はすごく好きなんですよね。『みんなで作った』という実感がちゃんと残る瞬間です」
――素敵な関係性ですね。
「2024年に移転したこのオフィスも、そんな交流が生まれやすいように作りました。900坪あって、多目的スペースや打ち合わせルームも広い。今は10年以上のベテラン選手が多いですが、最近は異業種出身の未経験者も増えてきました。パチンコ店の店長や、ダンボール会社の出身者など、バックグラウンドは様々ですが、みんな素直に吸収してくれています」
次世代へのバトンタッチと、これからのism
創業から20年以上走り続けてきた黒澤代表。今、組織として新たなフェーズを迎えようとしています。
――今後のビジョンや、挑戦していきたいことについて教えてください。
「正直に言うと、次の世代へのバトン渡しが必要だと思っています。会社を動かす主役は、やっぱり30代くらいの若い世代であるべきだと僕は思うんです。だからこれからは、若いメンバーがもっと前に出て、会社の柱になって稼いでいける組織にしていきたい」
――仕事の内容も進化していくのでしょうか?
「そうですね。昔ながらの職人の技術も大切ですが、今は3Dプリンターなどのデジタル技術も融合させていきたい 。人の手仕事とデジタルの効率化、その両方を使いこなして、新しいモノづくりに挑戦したいですね。
ismにいれば、お客様との打ち合わせから、デザイン、施工、そして家具づくりまで、空間づくりの全てを一貫して学ぶことができます。結果的に独立できるくらいのスキルが身につくし、実際それくらい稼げるようになりますよ」
応募者へのメッセージ
――最後に、どのような方と一緒に働きたいか、メッセージをお願いします。
「スキルも大事ですが、まずは『素直さ』と『モノづくりが好きか』 という点を大切にしています。
ismの仕事は、決して派手ではありませんが、自分たちが描いた図面が、実際の空間として立ち上がる瞬間の感動は、他では味わえないものです 。 未経験でも構いません。『分からないことをそのままにしない』素直さと、ちょっとした探求心があれば、ベテランの先輩たちがしっかり教えます。
『自分の手で空間をつくる面白さ』 を味わいたい方、ぜひ一度、遊びに来てください。豆柴と一緒にお待ちしています!」
![]()
最後に
取材を通じて感じたのは、黒澤代表の「現場への愛」と「プロフェッショナルとしての誇り」でした。デザイン会社という枠を超え、汗をかいてモノをつくる。その泥臭くもカッコいい姿勢に共感する方にとって、ismは最高の成長環境になるはずです。