ケーブルテレビの営業から、ITエンジニアへ。コロナ禍をきっかけに、大きなキャリアチェンジをしたS.Tさん。2021年4月にコムテックに入社して以来、今では開発案件のマネジメントもこなすなど、すごいスピードで成長しています。
「どうして未経験からエンジニアに?」「たくさんある会社の中で、なんでコムテックだったの?」「入ってみて、実際どう?」
今回は、S.Tさんのこれまでとこれからについてインタビューさせていただきました。
「このままでいいのかな?」コロナ禍で芽生えた、新しい挑戦への想い
――今日はよろしくお願いします!さっそくですが、これまでの経歴と、コムテックに入るまでのことを教えてもらえますか?
2018年に新卒でケーブルテレビの営業会社に入りました。学生のころから飲食店でバイトしていて、人と話すのが好きだったので、営業職が向いてるかなって。成績が数字で見えるのも分かりやすくて、仕事は結構楽しかったですね。
――やりがいも感じていたのに、どうしてエンジニアに?何かきっかけがあったんですか?
やっぱり、コロナが大きかったですね。営業ってお客さんと直接会うのが基本なので、コロナ禍で契約を取るのが本当に難しくなっちゃって。「この先、この仕事をずっと続けていけるのかな?」って、急に不安になったんです。それで、これからは対面じゃない仕事、手に職をつけられるエンジニアの道がいいんじゃないかなって。
実は、大学がパソコン系の学部で、授業でC言語をちょっとだけやったことがあったんです。その時、プログラミングがパズルみたいで「面白いな」って感じていたので、全くの未経験というわけではなかったのも大きいかもしれません。IT業界はこれからもっと伸びるだろうなっていう確信もありましたしね。
まさかの出会いは趣味のダンス!コムテックとの運命的な(?)出会い
――エンジニアの中でも、特に開発をやりたかったとか。
そうなんです。「エンジニア=パソコンに向かってカタカタしてる」みたいなイメージがあったので(笑)、プログラマー、特に開発エンジニアになりたいって最初から思ってました。実は、転職を考える前から、副業にでもなればいいなくらいの気持ちで、プログラミングの勉強を始めていたんですよ。当時はC言語しか知らなかったんですけど、HTMLとかCSS、C#、Javaあたりを、とりあえず「Hello, World!」が出るくらいまで独学で。でも、一人でやってるとやっぱり限界を感じてきて、「早く実践でスキルを身につけたい!」って思うようになって、本格的に転職活動を始めました。
――転職活動で、コムテック1社しか受けなかったっていうのは本当ですか!?
そうなんです。かなり珍しいですよね(笑)。当時は「今すぐ辞めたい!」ってわけじゃなくて、働きながらのんびり探すか〜くらいの感じでした。
コムテックを知ったきっかけが、本当に偶然で。趣味でダンスをやっているんですけど、コムテックがスポンサーをしているダンスイベントの会場に垂れ幕があって、そのロゴをなんとなく覚えていたんです。その後、鹿児島でシステム開発系の会社を探していたら、見覚えのあるあのロゴが目に飛び込んできて。「あ、あの時の!」って。それが応募のきっかけです。入社してから、システム開発以外にも色々なことをやっている会社だって知って、二度びっくりしました(笑)。
未経験でも安心!マンツーマンの研修と、成長できる環境
――面接の時のことって、覚えてます?
一次面接はオンラインでしたね。とにかく未経験だったので、「何でもやります!経験させてください!」っていう熱意だけは伝えようと思って臨みました。面接で聞いた仕事内容が、まさに自分がやりたいと思っていたシステム開発の仕事だったので、「ここだ!」って思いました。
二次面接は役員面接だったんですが、CTOが専門用語を全然使わずに、僕みたいな未経験者にも分かるように、一つひとつ丁寧に説明してくださったのがすごく印象に残っています。おかげで、「入社したらこんな風に働くんだな」っていうイメージが、リアルに想像できました。
――入社の後の研修はどんな感じでした?
入社してから3ヶ月間、みっちり研修がありました。最初の1ヶ月は、先輩が隣について教えてくれる対面での座学研修。当時、鹿児島の中途採用は僕一人だったので、マンツーマンで手厚く教えてもらえたのは、本当にラッキーでした。
その後の2ヶ月は、Udemyっていうオンライン学習サービスを使って勉強しました。未経験で入った僕にとって、こんなにしっかり研修期間を用意してもらえたのは、素直にすごく嬉しかったですね。
いろんな現場と社内プロジェクトが、成長のブースターに!
――研修が終わってからは、どんな仕事から始めたんですか?
研修が終わってすぐに開発の仕事に携わらせてもらいました。最初は、先輩が作った設計書を見ながら、実際にコードを書いていく作業からですね。
僕の場合、一つの現場にずっといるというよりは、3ヶ月とか半年とか、短いスパンで色々な現場を経験させてもらいました。現場によってやり方やルールが全然違うので、それぞれの現場の「良いとこ取り」ができたのが、スキルアップに繋がったと思います。お客さんへの提案に必要な上流工程の知識も、色々な現場を経験する中で自然と身についていきました。
――今では、マネジメントもされているとか!
はい、ありがたいことに。今はお客さんとの打ち合わせが多くて、要件定義や設計をしたり、開発メンバーのタスク管理をしたり、みたいなことがメインです。
マネジメントをやるようになったきっかけは、「帰社ミーティング」っていう社内プロジェクトの事務局をやらせてもらったことですね。プロジェクトをどうやったらうまく進められるか、逆にどうすると失敗するのか、っていうのを肌で感じることができました。その経験があったからこそ、今、上流工程の仕事に挑戦させてもらえているんだと思います。
多様性を認め合う「個性の集まり」
――実際に入ってみて、会社の雰囲気とか、人間関係ってどうですか?
うーん、一言で言うと、「本当に色々な人がいるな」って感じです(笑)。黙々と作業するのが好きな職人タイプの人もいれば、めちゃくちゃ社交的で顔が広い人もいる。みんなそれぞれ何かのプロフェッショナルで、個性が強い人が多いかもしれないです。でも、初めて話す人でも、すぐにその人のキャラクターが分かるので、話していていつも楽しいですよ。多様性があって、お互いを認め合っている感じがしますね。
――コムテックで働く「ここが良い!」っていうメリットと、逆に「ここはちょっと…」みたいなデメリットがあれば、正直に教えてください!(笑)
メリットは、とにかく幅広い案件に携われることですね。IT企業って、特定の分野に特化している会社が多いと思うんですけど、コムテックは本当に色々な経験ができます。「IT業界に挑戦してみたいけど、何が自分に向いているか分からない」っていう人や、「とにかく色々な経験を積んでみたい!」っていう人には、最高の環境だと思います。
デメリットは…その裏返しになっちゃうんですけど、やりたいことが明確に決まっている人にとっては、もどかしい時もあるかもしれない、という点ですかね。例えば、「自分はずっとフロントエンドの仕事がしたい!」と思っていても、バックエンドの現場に配属されることもありますから。そういう人には、もしかしたら少し合わない部分もあるかもしれません。
「素直さ」が一番の武器。未経験でも、安心して飛び込んできてほしい!
――最後に、これから応募してくる方に向けて、どんな人と一緒に働きたいかメッセージをお願いします!
すごくざっくり聞こえちゃうかもしれないですけど、「素直な人」が一番ですね。仕事って、お客さんや社内の人とのコミュニケーションが絶対に必要じゃないですか。時には意見がぶつかることもあると思うんですけど、そういう時に、良い意味で折れることができるとか、人の話を素直に聞けるとか、任された仕事にまずは素直に取り組んでみるとか。そういう姿勢がすごく大事だなって思います。
僕自身も、未経験でこの業界に飛び込んできました。今、僕が鹿児島拠点の研修担当をしていて、新卒の子たちに3ヶ月間教えています。研修が終わった後も、いきなり現場に放り出すんじゃなくて、OJTでしっかりサポートする体制も整っています。だから、「ITに興味がある!」っていう気持ちさえあれば、未経験でも全然ウェルカムです!
ありがとうございました!コムテックでは現在、開発エンジニア職種で積極採用を行っており、それぞれの現場で「価値ある仕事」に本気で向き合える仲間を求めています。
年齢や経験に関わらず、一人ひとりの“挑戦したい”という意志を大切にし、キャリア・働き方のすべてを応援できる環境があります。
「安定した基盤」と「変革を楽しめるフェーズ」の両方を感じられる今だからこそ、あなたの力が必要です。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にご応募ください!