「前職はアパレルで、婦人服の企画や卸売りをしていました」。そう話すのは、コムテックで営業事務として活躍するEさん。販売、スーパーバイザー、MDと、アパレル業界で多彩なキャリアを歩んできた彼が、全くの異業種であるBPOの世界へ飛び込んだのはなぜだったのでしょうか。入社後に感じた良い意味でのギャップや、ゼロから業務改善に挑む現在の仕事のリアルなやりがいについて、ご自身の言葉でじっくりと語っていただきました。
なんでBPO業界へ?アパレルで感じた「次」への想い
―本日はありがとうございます。まず、これまでのキャリアについて教えてください。前職はアパレル業界だったそうですね。
はい、よろしくお願いします。前職は婦人服の会社で、企画から卸売りまでやっているところにいました。最初の3年間は店舗で販売スタッフとして働いて、その後は本部に異動になって。複数の店舗をまとめるスーパーバイザーや、商品の在庫管理をするディストリビューター、いわゆるMD(マーチャンダイザー)のような仕事まで、販売から商品企画に近いところまで、幅広く経験させてもらいましたね。
―そこからBPO業界に転職されたきっかけは何だったんですか?
一番大きかったのは、BPO業界の「これからの成長性」にすごく魅力を感じたからですね。特にコロナ禍で、多くの業界が厳しい状況に置かれる中で、BPO市場は毎年着実に成長を続けていたんです。世の中の課題である人材不足を解決できるBPOサービスは、今後ますます需要が高まっていくだろうな、と。
その中でもコムテックを選んだのは、約50年という長い歴史を持つBPOサービスのプロフェッショナル集団だっていう安心感と、もう一つ、ただ業務を代行するだけじゃなくて、コンサルティングまで含めてお客様に最適な提案をしていく、というスタイルに強く惹かれたんです。「ここなら、自分自身の経験値も上がるし、本当の意味でお客様の役に立てるんじゃないか」って思いました。
―「営業事務」という職種は、ご自身で希望されていたんですか?
いえ、実は職種に強いこだわりがあったわけではないんです(笑)。営業事務という仕事も、自分にとっては全く新しい経験になるだろうな、という前向きな気持ちで挑戦してみることにしました。
入社して一番驚いたのは、手厚すぎる研修制度でした
―実際に入社してみて、何かイメージと違う部分はありましたか?
これは本当に良い意味でのギャップだったんですけど、社内の研修制度が想像以上に充実していることには、心から驚きました。前職だと、基本的な研修が終わったら「あとは現場で見て覚えてね」というスタイルが当たり前だったので。でもコムテックは、入社1年目からでも、自分の意思でいろんな研修を受けさせてもらえるんですよ。PCスキルから専門知識まで、本人のやる気さえあれば、いくらでも知識の幅を広げていける環境がある。これは大きな魅力だと思いますね。
―特に「これは役立った!」という研修はありますか?
個人的には、リーガル系の研修がすごく勉強になりました。派遣法など、業務に関わる法律の知識ですね。前職では、正直なところ法律の知識なんてほとんどないまま仕事していた部分もあったんですけど、ここで一から体系的に学び直せたことで、現場で働く派遣スタッフの方々と向き合う時にも、しっかりとした知識を持って、自信を持って対応できるようになったと感じています。
それに、同期との研修が入社5年目まで定期的にあったり、同じエリアの社員が集まる機会が設けられていたりと、横のつながりをずっと大切にしてくれるんです。お互いの近況報告をしたり、「今こんなことで悩んでるんだけど、どうしてる?」なんて情報交換をしたり。そういう場で刺激をもらえるのもありがたいですね。「社員一人ひとりを、ちゃんと見てくれているんだな」「人を大切にする会社なんだな」っていうのを、日々実感しています。
「立ち上げ案件」だから面白い。自分の提案がカタチになるやりがい
―今のお仕事のやりがいについて、もう少し詳しく教えてください。
現在は、あるお客様の業務の「立ち上げ」に携わっています。まだ業務フローなんかも全く固まっていない、本当にゼロからのスタートで、正直言って課題だらけの状態なんです。でも、だからこそ面白いんですよね。委託元の部署では、長年のやり方が当たり前になっていて、業務の効率化や見直しがされてこなかった部分がたくさんあって。
僕たちが外部の新しい視点から、「この作業、もっとこうしたら効率的になりませんか?」とか「このフローは、こういうリスクがありますよ」といった改善提案をすると、「その視点はなかったよ、ありがとう!」って、すごく喜んでいただけるんです。自分たちの提案が受け入れられて、実際に業務のやり方が変わっていくのを目にした時が、やっぱり一番嬉しいですし、大きな達成感を感じる瞬間ですね。
―業務改善のご経験は、もともとあったんですか?
いえ、本格的に業務改善に取り組むのは、今の現場が初めてです。前職では「こうした方がいいんじゃないですか」とアドバイスする程度でしたから。だから、正直なところ、一人前と呼べるようになるにはまだまだ時間がかかるな、と。自分の中では、3年くらいはみっちり経験を積まないと、本当の意味でのプロにはなれないだろうな、なんて思っています。
でも、不安はないですね。コムテックには手厚い研修制度がありますし、何より、周りの先輩や同僚が本当に親切なんです。それぞれ違う現場で働いているので、普段は離れているんですけど、電話で「ちょっと教えてください」って聞けば、誰も嫌な顔一つせず、自分のことのように考えてくれる。そういう人が周りにいるから、安心して新しいことに挑戦できています。
どんな人と働きたい?大切にしているのは「改善意識」と「素直さ」
―職場の雰囲気はどんな感じですか?
女性が多い職場ではありますけど、前職がさらに女性比率の高い環境だったので、僕自身は全く気にならないですね。むしろ、男女関係なく、すごく相談しやすいフラットな雰囲気だと思います。ミーティングも頻繁にあって、年齢や役職に関係なく、みんなで平等に意見を出し合いながら仕事を進めていくスタイルです。リーダーとして活躍している女性もたくさんいますし、風通しはすごく良いと思いますよ。
―最後に、これから入社する方にメッセージをお願いします。
僕が一緒に働きたいなと思うのは、まず「これって本当に当たり前なのかな?」って、日々の業務に常に疑問を持てる人ですね。ただ言われたことをこなすだけじゃなくて、「もっと良くできる方法があるんじゃないか」って考え続けられる人。お客様が僕たちに期待しているのは、その「もう一歩先」の部分だと思うんです。そういう視点を持てる人となら、きっと良い仕事ができる気がします。
そして、もう一つは、これはどんな仕事でも同じかもしれないですけど、やっぱり「素直な人」であること。先輩や後輩、お客様、いろんな人の意見を素直に聞けるっていうのは、信頼につながる一番大事なことじゃないかなって思います。
未経験でも、向上心さえあれば大丈夫です。コムテックには、あなたの成長を全力でサポートしてくれる環境と、温かい仲間がいます。この記事を読んで少しでも興味を持ってくれた方と、いつか一緒にお仕事できるのを楽しみにしています。
ありがとうございました!コムテックでは現在、営業事務職種で積極採用を行っており、それぞれの現場で「価値ある仕事」に本気で向き合える仲間を求めています。
年齢や経験に関わらず、一人ひとりの“挑戦したい”という意志を大切にし、キャリア・働き方のすべてを応援できる環境があります。
「安定した基盤」と「変革を楽しめるフェーズ」の両方を感じられる今だからこそ、あなたの力が必要です。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にご応募ください!