自己紹介をお願いいたします!
はじめまして。情報システム第二セクション・プラットフォームグループのマネージャーを務めております、新井と申します。
前職では、地域ISPやSI、Web制作などを手がけるIT企業で、インターンから約10年間、サーバ・クラウド系エンジニアとして幅広い経験を積んでまいりました。
2025年1月に中途入社し、現在は自社プロダクトのインフラを支えるインフラエンジニアとしての役割と、バックエンド・インフラエンジニアが所属するグループのマネージャーとしての役割を担っております。マネージャーとしては、メンバーの評価・育成、組織運営の改善、そしてメンバーがパフォーマンスを最大限発揮できる働きやすい環境づくりに注力しております。
長きに渡って様々なご経験をされてきたんですね!
前職から当社へのご入社に至るまでの経緯と、転職を決意された理由について教えていただけますか?
前職では、SI事業を通じてインフラエンジニアとしての経験を積み重ね、確かな成長を感じていました。
しかし、約10年間同じ会社に在籍する中で、「このままの環境で自分はさらに成長できるのか?」という問いが心の中に芽生え始め、自身のスキルを外の世界で試してみたいという気持ちが強くなってきました。また、クライアントワークではなく、自社プロダクトの成長に技術で貢献したいという強い思いが、転職を決意する大きな後押しとなりました。
数多くの企業様とお話しさせていただきましたが、特に当社には強く惹かれるものがありました。具体的には、カジュアル面談で役員と話す機会をいただき、レガシーな基盤からモダンな開発環境への転換期であること、フロントエンド・バックエンド・インフラの各領域で即戦力となるエンジニアを迎えて組織全体で本気の内製化を推進していることを伺い、大変魅力に感じました。技術に真摯に向き合い変化を楽しみながらプロダクトを育てていくカルチャーがあれば、様々な挑戦をし成長ができる、と確信ができたため入社を決意しました。
前職での具体的な業務内容を教えてください!
前職では、インフラの設計・構築・保守といったエンジニア業務に加え、お客様への提案、予実管理を含む自社事業の運用、RPA構築を通じた他部署の業務改善など、多岐にわたる業務に携わってまいりました。特に、エンジニアグループのマネジメントや採用活動、業界団体でのカンファレンス運営といった、エンジニアの枠を超えた幅広い経験を積むことができました。若手のうちから、現場の最前線で大きな裁量を持って業務に従事できたことは、非常に貴重な経験でした。
一方で、SIというビジネスモデルならではの難しさも多々感じていました。例えば、理想とする設計や構成を思い描いても、お客様の予算やスケジュールや運用体制、お客様の理解度、関係者との調整など、動き出すまでに越えなければならない点が多くあるので難しさを感じていましたね。また、プロジェクトの性質上、保守性や既存システムとの互換性が優先される場面が多く、結果的にモダンな技術や新しいアーキテクチャを積極的に採用する機会は限定的でした。前職では、少人数のメンバーで24時間365日の保守・障害対応をこなすというタフな環境も経験いたしました。こうした環境の中で、技術力に加えて折衝力や柔軟な対応力、そして粘り強く物事に取り組む姿勢が養うことができました。これらの経験は、非常に現在の業務でも活きていると感じています。
今までのご経験が今に活かされているんですね!
そんな新井さんの現在の業務内容を教えてください。
現在、私は社内で唯一のインフラ専任エンジニアとして、多岐にわたる業務を担っております。
AWS上に構築されたインフラ環境の運用・最適化において、可用性・セキュリティ・コスト・パフォーマンスの最適なバランスを追求し、持続可能かつスケーラブルな基盤の実現を目指しています。具体的には、AWS Organizationsを用いたマルチアカウント戦略の策定・実行、インフラ構成のIaC(Infrastructure as Code)化推進、セキュリティサービスや監視基盤の導入・チューニング、さらにはシステム構成の見直しによる性能改善やコストマネジメントガイドラインの策定・運用など、インフラに関するあらゆるレイヤーを幅広くカバーしております。私自身は直接プログラム開発には携わっていませんが、フロントエンド・バックエンドエンジニアと密に連携し、プロダクト全体の改善・改修にも携わっています。
また、マネージャーとして、統制・運用ルールの整備、評価制度の見直し、メンバーの評価にも従事しています。2025年度からは社内SE業務も当セクションに統合され、NW(ネットワーク)、AD(Active Directory)、MDM(モバイルデバイス管理)、EDR(エンドポイントでの検出と対応)、ヘルプデスクなどの領域も担っております。待ちのスタンスではなく、自ら課題を特定し能動的に改善サイクルを回す攻めの姿勢を重視し、業務に取り組んでいます。
素晴らしいスタンスのマネージャーがいると、チームも盛り上がりますね!
そんな新井さんがマネージャーを務めるチーム全体の雰囲気を教えてください。
私たちはグループ単位ではなく、セクション単位で日々業務に取り組んでいるので「情報システム第二セクション」全体の雰囲気をお話させていただきますね。
情報システム第二セクションは、社内SE領域を除く「ディレクター」「エンジニア(開発・インフラ)」といった職種で構成されております。全社員からのシステム改修や業務改善の依頼をもとに、ディレクターが要件を整理し、エンジニアが実装を進めるという流れで業務を進めています。職種間の密な連携が重要であるため、チーム内のコミュニケーションは活発ですね。具体的には、立場や年次に関係なくフラットに意見を交わせる雰囲気があり、困ったことがあればその領域に詳しいメンバーに気軽に相談できる環境です。また、私を含め全員が中途入社ということもあり、前職での経験や視点を持ち寄りながら、お互いの知見を共有し合う場面も多く設定しています。各自が得意分野を活かしながら、必要に応じて互いにサポートし合う関係性ですね。当社は「組織で勝つ」というカルチャーを大事にしていますので、エンジニアの我々も個人で完結させるのではなく、チームとして成果を出すことを意識しながら取り組んでいます。
ありがとうございました!
最後にここまでお読みいただいた皆様へ一言お願いいたします!
自社プロダクトの進化と会社の成長を共に支えてくれるエンジニアを募集しています!
当社は、事業の成長に伴い、技術基盤を見直しながら、モダンな技術スタックに積極的にチャレンジできる環境です。領域を限定せずに幅広く経験したい方には、フルスタックエンジニアとしてスキルを伸ばすチャンスがあり、チームを牽引していきたい方にはテックリードとしての役割にも挑戦できます。まだまだ発展途上の組織だからこそ、一人ひとりの技術的な意思決定や行動がダイレクトにプロダクトへ反映されます。技術の力でプロダクトと組織を前進させたいという方、私たちと一緒に挑戦してみませんか?
お話しできることを楽しみにしています!