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Palletと人事の2軸ではたらくシナジーとは?

不動産業界、人材業界を経て、2021年からPalletへジョインされた新田友明さん(通称ともさん)へ、社会人インターン生の竹内(通称ありちゃん)がインタビューさせていただきました。

生まれも育ちも仙台の新田さん、なぜPalletへ?他企業での人事の仕事がメインの新田さんが、Palletでの複業を決して辞めたくない理由とは?など色々と伺っています!ぜひご覧ください!


インタビュイー:新田友明 インタビュアー:竹内有沙


竹内:はじめに、Palletへジョインされる前のご経歴について教えてください。

新田:キャリアのスタートは不動産業界でした。2012年から約4年半で、マンション販売、不動産の売買仲介、用地仕入れ、さらには新卒採用まで経験しました。様々な経験をさせていただいてはいたのですが、大学時代にアメリカへ留学していた経験から、一度は海外で働いてみたいという想いがあり、不動産会社は退職する事にしました。知人のつてをたどりインドネシアへ行き、そのままインドネシアにある日系企業へ転職したのですが…入る前から自分には合わなそうだと感じていた会社に入社してしまったんですよね。違和感があったならなぜ?と思われるかもしれないのですが、当時、正直他に現地で選べるほど仕事もなかったのでとりあえず入社しました。ただその後、案の定自分には合わずに退職しました。27歳くらいの時だったと思います。27歳にもなってこんな事をやっていて良いのか?と葛藤もありましたが、仕切り直しで、地元の仙台へ戻ることにしました。ちょうどその時、アドラー心理学の「嫌われる勇気」を読んで自身の考え方が変わったこともあり、苦しい思いをして無理に残るのではなく一度仙台に帰ろうという決断に影響したと思います。


竹内:仕切り直しで、なぜ地元仙台へ戻る事を選ばれたのですか?

新田:今の自分にないものは何か?と振り返ってみた結果、「自分の居場所」を感じられていないんだろうと思ったんです。仙台は生まれ育った場所で馴染みがありますし、一旦自分のホームである仙台へ戻って、安心した状態ではたらきたいと思いました。

2017年に仙台へ戻ってからは、1社目の不動産会社と社風が似ている人材会社へ入る事に決め、求人メディアの企画営業をしていました。キャリアの仕切り直しだと思っていたので、営業スキルを1からちゃんと学びたいと思い選んだ会社でしたので、期待通りのものは得られましたし、安定的に目標達成もできるようになりました。

ただ、3年半程働いたタイミングで、同じような日々がずっと続く感覚を抱いてしまったんです。仕事で担当する求人メディアは変わったとしても、目標に向けて行動していくというサイクルが同じということもあったかもしれません。

そこで改めて自身の興味関心について考えてみたときに、営業よりも、会社内の心理的安全性をどう高めていくかや、組織課題を捉えて解決に向けて行動することなどに興味が向くタイプだと気がついたんですよね。自分の価値観を信じてフットワーク良くはたらきたいとも思っていたので、個人事業主になろうと思いました。

個人事業主として具体的に活動する内容を考える過程で、まずは「コーチング」を学んでみたいと思うようになりました。ただ、コーチングって民間資格で、スクールに通う費用も100万近くする所もあったんですよね。そこで、費用を抑えてコーチングを学べる所はないのか?と調べていたときにPalletが出てきたんです。社長の羽山さんがパーソルキャリア出身だと知り、自分が働いていた業界も人材業界で親近感を感じました。

さらに、PalletのコーチングスクールLife Design Lab.(以下、LDL)が、自分が過去に影響を受けたアドラー心理学をベースにしている事を知り、試しに体験会に行くことにしました。その後、LDLのベーシックとアドバンスを受け、2021年にPalletのWiLLトレーナーに登録し、コーチとして活動開始しました。


竹内:Palletへは複業として関わっていたのでしょうか?

新田:はい。2021年はとあるベンチャー企業の社員としてエージェント業をやりながらWiLLトレーナーをしていたのですが。2022年からいよいよ覚悟を決めて個人事業主になり、PalletでのWiLLトレーナー兼プロジェクトリーダーの活動と、東京にある知り合いがやっている不動産企業の人事という2軸で複業し始めました。


竹内:個人事業主になられた時に、活動の1つにPalletを選ばれたのはなぜですか?

新田:理由は色々ありますが、大きくは3つです。拠点が仙台であること、Palletの事業やミッションへの共感、最後は人です。

Palletが行っていることや皆さんの考え方に共感でき、Palletの皆さんとならお互いのWiLLを大切に対話をしながら主体的に自分だからこその貢献ができそうだと感じました。

自分の大切にしている価値観に合っている、というのはとても大事だと感じています。もちろん一人ひとり多少価値観は異なるとはいえ、方向性が同じ仲間と一緒に仕事ができるっていいですよね。一人ひとりを尊重しつつも、しっかりと対話しWiLLの重なりをみつけてはたらく事ができる会社だと感じ、Palletを活動の場の1つに選ばさせていただきました。





竹内:Palletへジョインされてから、現在に至るまでのお仕事内容について教えてください。

新田:最初はWiLLトレーナーだけでしたが、途中から並行して、組織開発のプロジェクトリーダーとして、トレーニングの準備やトレーニング後のフォローなどを行っています。また、自らトレーニングを担当することもあります。その他、宮城県が主催されている合同説明会や座談会において、就活生と社員が話す場づくりとしてファシリテーターもしています。


竹内:そんな新田さんのPallet での仕事のやりがいはなんですか?

新田:やりがいは色々あります。ただ、Palletに「複業で関わらせていただいているからこそのやりがい」が大きいです。私は普段、Palletの組織開発事業の仕事と、東京の不動産会社での人事という2軸で仕事をしております。

そうすると、Palletでクライアント企業の伴走支援の際学んだ事が、今度は東京の会社の人事で役立つ、という、とても良いサイクルが起きているんですよね。

もし自分がPalletで複業をせずに、人事の仕事だけをしていると、気づけないことって多いと思うんです。Palletでの複業があるからこそ「この状況は、こうしたら良いだろうな」と考えられたり、「PalletでA社さんの事例を参考に試してみたら、上手くいったな」と感じることができたりしていると思います。

Palletで、クライアント企業のトレーニング参加者へお伝えしている内容も、お伝えしながら「確かにこれを意識して行動すると、会社の中って変わるんだよな」と会社の人事としての実体験も踏まえて自信を持ってお伝えできている事が嬉しいですし、とても面白いです。Palletで人事担当者やトレーニング参加者と一緒に伴走支援で前進しながら、自身も人事としてある意味一緒に前進できているような感覚になるのも面白いです。


竹内:複業ならではの面白さですね!そんな新田さんが感じるPalletらしさとは何でしょうか?

新田:仕事と向き合っているというより、人と向き合っていると感じる所が、Palletらしさだと感じます。仕事に温かみを持たせている方が多いんです。例えば、目の前にいる相手(仲間)と向き合って相手の価値観や考えを知り、その上でそれを仕事に落とし込んだらこうだよね、という流れで仕事をしていて、温かみを感じます。メール文面からも、業務的ではなくどこかに人間味を感じるというか…。

もちろん過去に所属していた会社も居心地は良かったですし、一人ひとりを大事にしつつその上でどう成長したいかを考えるような会社でした。ただ、自分自身の感覚的な問題ですが、「それはそれ、仕事は仕事」というように、自分らしさと仕事の間に壁を感じたんですよね。

Palletは、一緒に仕事するときに、「それはそれ、これはこれ」ではないと感じるんです。仮に全部重なっていなくても、部分的に重なっている所を見つけて、しっかりとそこに目を向けながら仕事をできている感覚があるので、とても心地良いと感じています。


竹内:わかります!WiLLの重なりに目を向けて仕事ができるってPalletらしいですよね!そんな新田さんですが、Palletに新しく仲間を迎え入れるとしたら、どのような方とはたらきたいですか?

新田:良い意味で「胸ぐら経営」についていける人ですかね。胸ぐら経営というのは、Palletのバリューの1つです。例えば、「ただ仙台で働きたいだけ」とか、「ただ生きるためにお金がほしいだけ」という理由だけでPalletではたらこうとすると、Palletの胸ぐら経営にはついていけないと思っているんです。

普段から「自分が本質的にどうなりたいのか?」とか、「自分が大切にしているものはなんなんだろうか?」ということに目を向けて行動できる方こそ、Palletに合うと思いますし、そういった方と一緒にはたらきたいです。

※胸ぐら経営:Palletのチームで大切にしたい10のカルチャーの内の1つ。(詳細:あなたはそんなもんじゃない!もっといけるよ!「未来++」への可能性を信じるからこそ胸ぐらを掴まれる(例えです)ことがあります。勇気を持って踏み出し続けるからこそ新しい景色をつくれます。


                                       ある日のmtg風景


竹内:最後に、新田さんが感じるPalletではたらく魅力と、新田さんの今後のWiLLについて教えてください。

新田:Palletではたらく魅力は、「WiLL」を大切にしながら自分らしくはたらける所です。私は、Palletのミッション「はたらくことを通して自分を活かし」という部分に1番共感しています。やはり、自分が自分を活かせているという感覚や実感があるって大事だと思うんです。その実感があると、その先に大きな貢献ができたり、何かが成し遂げられると思うからです。

そんな私自身の今後のWiLLとしては、Palletでの仕事を続けながら、会社の人事としてもより良い組織を創り続け、今以上に更に双方に良い影響を与えていきたいと思っています。

本日何度か、私が2軸ではたらいているとお伝えしましたよね?比重としては、東京の不動産会社での人事の仕事が7〜8割、Palletでの仕事が2〜3割の比重でやっているんですよね。

この比重が今後どう変わるかはわかりませんが、直近1年ほど並行して仕事をしていく中で、自分はやはり「組織の人事」として、一緒にはたらく会社の仲間たちに対して何ができるか、どう良くしていくのかを考え実行していく事の方が好きだと改めて気づいたんです。

ただ、今後もし東京での人事の仕事にもっと比重を置くようになったとしても、Palletでの仕事は絶対になくしたくないというのも確信しています。

Palletのやっていることを応援したいですし、Palletの想いを共感しているからこそ自分も多くのクライアント企業様へ伝えていきたいです。具体的にどんな関わり方になるかわからないですが、しっかりと対話し相談しながら試行錯誤していきたいと思っています。


竹内:自分の会社の組織をよくしていく方がおもしろいと気づいた中で、Palletとの関わりは絶対になくしたくないというのも同時に確信されているんですね。もう少し詳しく伺っても良いですか?

新田:Palletでの仕事があるからこそ、気づきや学びが多く、人事の仕事にも活かせていると思うので、2軸ではたらいていくスタイルは崩したくないです。

Palletで組織開発のプロジェクトリーダーとして、「Palletの想いをどう届けるか?」「クライアントがどう変化していくのか?」を伴走支援し見守らせていただいている過程で、私自身も気づく事が多く、勉強になると感じています。

例えば、クライアントA社さんの人事担当の方と密にコミュニケーションを取る中で、「会社をこういう風にしていきたいんです」とか、「この会社には現在こういった課題があるのですが、会社全体としては◯年後にこうしていきたいので…」など、様々な事を伺いました。伺った事を踏まえて「こんな事をやりたいですよね」とお話を進めたり、伴走支援中も「その後、現在のご状態はいかがですか」と継続的にご支援させていただくと、アクションの積み重ねでどんどん組織が変化していくんですよ。A社さんの伴走支援を通じて、マネージャー1期生、2期生の方たちが変わっていき、その前向きな変化が周囲にも波及していくのを目の当たりにして、確信しました。

Palletでの仕事があったからこそ気づけた事の1つが、どれだけ外から色々な研修を取り入れたり、情報提供などサポートを行っても、結局はその会社の中にどれだけ本気でその会社を変えたいと思ってアクションを起こす人がいるかが大事だという事です。アクションを起こす方がいなければ、その会社は絶対変わらないという事もわかりました。

このように今後も、Palletで様々な組織の伴走支援を通じて、多くの組織に前向きな変化を起こす成功体験を積み重ね、それと並行して自身も人事として自分の組織を本気で良くするという想いを胸に周囲を巻き込みアクションし続ける人でありたいと思っています。

Palletでも組織開発のプロジェクトリーダーとしてより一層貢献するためにも、まだまだ改善の余地があると感じているので努力したいと思いますし、羽山さんや上野さんとも対話を重ねながら、自分だからこその貢献にこだわり、はたらいていきたいと思っています。


竹内:自分らしく2軸ではたらく新田さんの今後のご活躍を、楽しみにしています!


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