こんにちは!
SNSマーケティング支援とクリエイタープロダクション事業を展開するSI株式会社です!
今回は、SI関西支社の事業推進部で、マーケティング育成担当を担う坪井咲樹さんをご紹介します。
2025年10月、SI関西支社へ入社。入社からわずか半年で幹部へと昇格した。現在は、関西支社のMKT育成担当として、社内メンバーのアカウントコンセプト設計や動画制作のサポート、新人へのマーケティングノウハウのインプットコンテンツの設計・実施を担っている。学生でありながら、組織運営の中枢に立ち、希少なポジションを担い続けている。
「アイデアで、世の中にワクワクを」。前例のない立場で、自分の答えを生み出し続ける彼女のこれまでの歩みや仕事観を聞いてみました。
敷かれたレールから、降りたかった
__ まずは、長期インターンを始めたきっかけを教えてください。
きっかけは、「何か、新しいことを始めたかった」。その一心でした。
私はこれまで、両親や先生の期待に、きちんと応えることが得意なタイプの人間でした。中学受験を経て進学校に進み、そのまま大学受験では、言われるがまま京都大学を志望。敷かれたレールの上を、ひたすら走り続るような人生だったんです。
ところが、いざ大学に入ってみると、思いがけない生活が待っていました。大学は、良くも悪くも自由で、何も頑張らなくても、卒業できてしまう。サークルとアルバイト、授業を淡々とこなすだけの毎日に、次第に空虚感を覚えるようになりました。
これまでずっと、与えられたレールに沿って生きてきた。だからこそ、今度は自分の手で、何かを始めてみたい。そう強く思うようになったんです。
もうひとつ、私の中にはずっと、ビジネスへの興味がありました。高校生の頃から、漠然と「起業」に憧れていたんです。やり方も、ノウハウも、何ひとつ分からない。だからこそまず、それを学べる環境に身を置きたかった。そう思って、長期インターンの世界へと飛び込みました。
兄の背中を、追いかけていた
__ SIで働く以前は、どんな学生時代を過ごしていたんですか?
物心ついた頃から、私の世界の真ん中にはいつも、兄の背中がありました。
私立の中高一貫校に進んだのも、兄が選んだ道をなぞるように決めたこと。中高ではバドミントン部に所属しながら、学園祭の実行委員を務めるなど、課外活動に重きを置いた学生生活を送ってきました。
根っこの部分には、負けず嫌いな気質があったのだと思います。誰かに勝ちたいというよりも、「できる自分」でありたい。そんな想いが、いつも私の背中を押していたのかもしれません。
浪人を経て大学に入った私は、ずっと心惹かれていたダンスサークルへと迷わず飛び込みました。全国大会を目指すような強豪で、大会前には毎日のように練習に通う日々を、アルバイトとも両立しながら、夢中で走り抜けていました。
「この人のもとで、働くしかない」と思った
__ 数ある会社の中で、SIへの入社を決めた理由は?
きっかけは、SNSマーケティングという領域に強く興味を惹かれて、検索をかけたこと。そこでSIと出会いました。
正直に言うと、最初は「楽しそうだから」という、それだけの気持ちでした。学生に大きな裁量が与えられる環境であることも、自分の成長を考えれば魅力的に映って。深く考え込まないまま、応募を押したんです。
でも、実際に面接を受けてみて、私は心を打たれました。面接を担当してくださった人事の方が、私のキャリアに真摯に向き合ってくださったんです。自分でもまだ言語化されていなかった「なりたい姿」、そして「どんな環境に身を置けば、最も成長できるのか」。そういった問いの答えを、その方は鮮やかに言語化してくださいました。
その姿に、私は強く感銘を受けました。同時に、大学生という立場で、ここまで完成されている人がいるのだということに、深い衝撃を覚えたんです。
「私も、この人のようになりたい。この人のもとで、働くしかない」。
考えるよりも先に、答えはもう、自分の中に決まっていました。
正解のない場所で、答えを探す
__ お仕事の中で、一番大変な部分はなんですか?
一つ挙げるならば、関西支社が、組織立ち上げのフェーズであるということです。それは、大きな裁量を与えてもらえる環境であると同時に、前例となる人が、私の役職にはいないということでもあります。
つまり、私の仕事には、用意された正解が、存在しないんです。
これは、これまで「正解」を求めて生きてきた私にとって、何よりの課題でした。敷かれたレールを走ってきた人間にとって、答えのない世界で動くことは、簡単ではありません。
だからこそ今、私が取り組んでいるのは、自ら問題点を見つけて、現場にとっての最善を、仮説と検証で模索していくことです。何をやるか、ではなく、何のためにやるのか。その目的意識を持って動くことが、何より大切なのだと、日々学んでいます。
喜びの中身が、変わっていった
__ お仕事のやりがいや楽しさは、どんなところに感じますか?
何より嬉しいのは、メンバーから感謝の言葉をもらえたときです。
もともと私は、自分自身の成長に大きな喜びを感じるタイプでした。けれど最近、その喜びの中身が少しずつ変わってきています。新人の子が、私の講習を受けて「成長を実感できました」と伝えてくれる。その変化が、数値という形でも現れていく。その瞬間に、これまで以上の強い喜びを、心から感じるようになったんです。
楽しさという面では、関西支社が立ち上げの段階だからこそ、得られる経験があります。ありがたいことに、関西のマーケティング全般について、大きな裁量を任せていただいています。「メンバーのマーケティング力をどう高めていくか」「組織運営の仕組みを、どう設計するか」。そんな問いに、自分の手で答えを出していけることは、何にも代えがたい経験だと感じています。
マーケの本質に、触れられる場所
__ SIで担当業務をやってきたからこそ得られたスキルや経験はありますか?
一つは、本質的なマーケティングのノウハウが、組織に蓄積されている環境で学べることです。
SIには、VAZ創業者である森さんが代表を務めていることもあり、確かなマーケティングの知見が、組織の中に脈々と流れています。小手先のテクニックではなく、本質的なマーケティングを学べる環境は、学生のうちに身を置ける場所として、他には代えがたいと感じています。
そしてもう一つ。学生でありながら、社会人と同じ目線で組織運営に携われること。これは、SIならではの経験です。そんな仕事を、学生のうちに任せていただけることは、本当に貴重な機会だと思っています。
自分目線から、相手目線へ
__ SIで働くことを通じて、どんな成長を感じましたか?
いちばん大きいのは、相手の背景まで考えられるようになったことです。
以前の私には、相手の背景にまで思いを巡らせる視点が、あまりありませんでした。誰かが思うように動いてくれない時、つい「なんでやってくれないんだろう」と、自分の側からだけで物事を見てしまっていたんです。
けれど、SIのメンバーと向き合うようになってから、その見方が大きく変わりました。
アドバイスをひとつ伝えるときも、それが「相手にとって、本当に伝わる言葉になっているか」を、必ず立ち止まって確認する。モチベーションが下がっているメンバーがいれば、その子が今、どんな状況にあって、何を抱えているのかを、相手の側から想像してみる。
自分の主観だけで、相手を見ないこと。当たり前のようでいて、そう簡単には身につかなかった視点が、SIでの日々を通じて、少しずつ自分の中に育っていきました。
数字と、本気で向き合った1ヶ月
__ SIで働いてから最も印象に残っている仕事は?
入社からの日々の中で、最も濃密だったのが、幹部昇格試験中の1ヶ月でした。
入社前から決まっていたダンスサークルの全国大会と、幹部試験の期間が、ぴったり重なってしまっていたんです。練習の疲労、大会への緊張感、そして幹部試験の数字を追うプレッシャー。あらゆるものに、押し潰されそうな日々でした。
そんなとき、当時学生の身でありながら関西支社の統括を務められていた裕作さんが、本当に真摯に、私と向き合ってくださったんです。
それまでの私は、業務を一人で抱え込みがちで、目の前の数字に一喜一憂しているばかりでした。けれど、裕作さんと向き合う中で、私は大切なことを学びました。もっと、周りの人を頼って仕事をしていいのだ、と。
そして、もうひとつ。本気で数字を追うことの大変さを、私はあの1ヶ月で痛感しました。けれど同時に、その先にあった、結果が数字として現れた瞬間の喜びも、確かに味わうことができた。あの経験が、今の私の土台になっています。
認め合うことが、当たり前の文化
__ あなたの感じる「SIの好きなところ」について教えてください。
何よりも、「人」がいいところです。
SIには、本当に個性豊かな人たちが集まっています。けれど、その一人ひとりが、お互いを認め、リスペクトし合っている。そんな空気が、組織全体に流れているんです。
「成果主義」と聞いて、最初は正直、ギスギスした雰囲気を想像していました。けれど、実際はまったく違いました。お互いにフィードバックを送り合って、高め合う文化が育っている。誰かが昇格したと聞けば、みんなでお祝いに行く。お互いを認め合うことが、社風の根っこに、確かに息づいているんです。
「美点凝視」や「相手目線を持つ」というSIの価値観が、こうした空気を作っているのかもしれません。実際、私が幹部試験に合格したときも、一緒に試験を受けていたメンバーから、心からの祝福を受けました。ライバルが、心から喜んでくれる。そんな場所って、なかなかないと思うんです。
どんな環境でも、最大化できる自分へ
__ 今後の目標や、これから挑戦してみたいことを教えてください。
私が目指しているのは、「環境に依存せず、どこに行っても自分の能力を最大化できる仕組みを、自分の中に持つこと」です。
そのために、今いちばん意識しているのが、新人の子と面談する時間です。一人ひとりが、何を目指していて、何に迷っているのか。それを丁寧に明確にしてあげることを、私の役割として大切にしています。
長期的な目標は、もっとシンプルです。
かつての私が、人事の方に救われたように。裕作さんに、真摯に向き合ってもらえたように。自分が関わることで、誰かの人生に、ポジティブな影響を与えられる人になりたい。それが、私のいちばんの願いです。
迷う前に、まず動く
__ 最後に、これから挑戦しようとしている学生にメッセージをお願いします。
私からお伝えしたいのは、ただひとつ。「迷う前に、まず動いてみてほしい」ということです。
大学生の四年間は、本当に自由な時間です。その時間を、無駄にするのも、活かすのも、すべては自分次第だと、私は思っています。
SIには、個性豊かなメンバーが集まっていて、失敗を責めない空気があります。冷やかすような人もいません。だからこそ、ここでは、誰もが安心して挑戦できる環境が、自然に育っているんです。
挑戦を、恐れなくていい。一歩踏み出した先に、想像もしていなかった景色が、きっと待っています。