こんにちは!
SNSマーケティング支援とクリエイタープロダクション事業を展開するSI株式会社です!
今回は、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)として、組織を裏側から支える久光 彩里壽さんをご紹介します。
2024年6月にSIへ入社。プレイヤーとしてキャリアをスタートさせた後、現在はPMOとして、SI全体のプロジェクト進行を支える立場を担う。各事業部の数値管理やクライアントワークなど、会社全体の動きを俯瞰しながら最適な進行を組み立てている。学生のうちにこのポジションを任されている、SI内で唯一の存在だ。
まさに「組織の縁の下の力持ち」とも言える彼女の仕事観の原点と、これから目指す姿を聞きました。
動くことが、自分を見つける手段だった
__ まずは、長期インターンを始めたきっかけを教えてください。
きっかけは、周りと同じことをしているだけでは市場価値がつかないと、感じたことでした。
私は、将来やりたいことが明確に決まっていませんでした。ただ、やりたいことがないからといって行動しないのは違うと、自分の中ではっきり思っていたんです。まずは、実務を通して自分の強みや適性を知りたいと思いました。
また、SNS運用の領域に興味があったこともきっかけの一つです。大学2年生の当時、ダンスサークルの広報担当としてInstagramの運用に関わっていました。投稿の見せ方ひとつで反応がこんなにも変わるのかと、純粋に面白さを感じていたんです。それを、趣味のままで終わらせたくなかった。
数字として成果が見える環境で、自分の力を試してみたい。そんな気持ちで、長期インターンへの応募を決めました。
「同じ大学生」の言葉に、衝撃を受けた
__ 数ある会社の中で、SIへの入社を決めた理由は?
決め手は、面接を担当してくださった人事の方の存在でした。
その方の思考力や言語化力、仕事への向き合い方が、自分から見て圧倒的に高かったんです。話し方も、考え方も、すべてが洗練されていて。「この方は社員さんなんだろうな」と思いながら話を聞いていました。
ところが面接の最後になって、「私も大学生なんだよ」と言われたんです。同じ大学生でここまで違う人がいるのかと、自分でも驚くほど強い衝撃を受けました。
そのとき、自分の中で強く思ったんです。社会人になったとき、この人たちと同じ土台に立てるようになりたい。そのためには、こういう人たちが集まる環境に、今すぐ身を置くしかない、と。「ここなら、自分を引き上げられる」という確信が、入社の最後の決め手になりました。
同時並行で、精度高く、スピード感を持って
__ お仕事の中で、一番大変な部分はなんですか?
異なる種類のタスクを同時並行で高い精度とスピードで処理し続ける必要があることです。日々のルーティン業務である数値管理や進捗確認に加え、突発的なタスクやトラブル対応などもあります。一つの業務が終わっても、次の対応がすぐに求められる環境です。
優先順位を一度でも誤ると、タスクが滞って全体の進行に影響が出てしまう。全体を俯瞰しながら、どの業務をどの順番で処理するかの判断を、常に続けています。
その中で、身につけたタスク術が「5分でできることは、その場で処理する」ことです。シンプルですが、これを徹底するだけで、後に溜まる仕事の量が圧倒的に変わるんです。
優先順位の設計と、瞬発的な処理。この2つを、毎日鍛え続けている感覚です。
「あったらいいな」を、形にする
__ お仕事のやりがいや楽しさは、どんなところに感じますか?
自分の仕事が、誰かの成果や組織の前進に直結していると実感できることです。
もともと、人を支えることにやりがいを感じるタイプでした。PMOになる前から、その性質はあったと思います。だからこそ、自分が整えた環境によってメンバーが動きやすくなったり、チーム全体の成果が改善されたりする瞬間に、大きな喜びを感じるんです。
PMOをやっていると、当たり前になっていることの裏に、意外と意味があるんだなと感じます。みんなが普通に動けている裏で、実は誰かが整えている。そういう痒い所に手が届くような業務が、私にとって一番のやりがいです。
「あったらいいな」と思われるものを、誰かが言う前に用意しておく。「これがあると助かる」と思ってもらえるものを、先回りして準備する。そういう仕事に、性に合っていると感じています。
PMOに向いているのは、おそらく察知能力が高い人だと思います。「この人は今、これを求めているんじゃないか」と気づけるかどうか。私自身、自分の一番の武器は「人の考えていることを察知する力」だと思っているので、PMOは天職だと感じています。
「人のせい」にした瞬間、自分の成長は止まる
__ SIで働いてから最も印象に残っている仕事は?
クライアントワークで、自分が失敗してしまったときのことです。
とあるミスをしたとき、上司の小島さんが嫌な顔ひとつせずに「すべてカバーするから大丈夫だよ」と言ってくれたんです。あのときの安心感は、今でも覚えています。
普通、ミスをしたら責められるかもしれないと身構えると思うのですが、小島さんは責めることをせず、次のアクションを取ることに私の意識を向けてくれました。
代表や社員さんが責任を取るスタンスで、学生に裁量大きく任せてくれている。その信頼があったからこそ、私は失敗を恐れずに次の挑戦に進めたんです。
組織全体を、構造で捉える視点
__ SIで働くことを通じて、どんな成長を感じましたか?
二つあって、優先順位の設計力と物事の捉え方が最も成長したと感じています。
緊急度の高いタスク・重要度の高いタスクを切り分けて、限られた時間の中で最適な判断をする力。これは、SIに入ってから日々鍛えられてきたスキルです。
もうひとつ、PMO業務を通じて得られた一番大きな価値は、「個人ではなく、組織全体を最適化する視点」だと感じています。
PMOには、単なるタスク管理にとどまらず「どこにボトルネックがあるのか」「どの順番で進めると最も効率がいいのか」といった構造で考える力が求められます。
特に身についたのが、「当たり前を疑う能力」。マニュアル通りに進めるのではなく、「これって本当に必要なのか」と、目の前の業務を一度疑ってみる。アルバイトでは絶対に培われない視点だと感じています。
それから、物事の捉え方も大きく変わりました。水泳を10年やっていたとき、私の世界は「タイム」がすべてでした。ランキングが出るし、周りと比較しないと戦えない。だから、無意識のうちに他人と比べる癖がついていました。
それがSIで働き始めてから、比べる相手が変わったんです。敵は周りではなく、「昨日の自分」。過去の自分と比べてどうか、という軸で考えられるようになって、安定して成長と向き合えるようになりました。
そして得た教訓が、「とにかく自責に」です。
人のせいにした瞬間、自分では変えられない領域に入ってしまうんです。「自分が悪かった」と捉えれば、「じゃあ、どこが悪かったのか」と考えるプロセスが生まれる。その過程こそが、成長そのものになる。つまり、人のせいにした瞬間、その成長機会を自分から手放してしまうことになる。
「とにかく自責に」。これは、私の中でとても大きな教訓として、ずっと残っています。
人想いな仲間が、隣にいる
__ あなたの感じる「SIの好きなところ」について教えてください。
本当に人想いなメンバーが多い環境であることです。
忙しい中でも、後輩から相談があれば時間を取って向き合ってくれるメンバーが沢山います。単に自分だけが業務をこなすだけでなく、周囲の成果や成長を大切にする文化がSIにはあります。
いわゆる「GIVER」な人が多い環境なんです。傲慢な人がほとんどいなくて、誰かが頑張っていれば、自然と応援したり支えたりする空気がある。その影響を受けて、自分自身も「周囲に価値提供していきたい」と思えるようになりました。
新人時代、私を支えてくれたのは同期の存在でした。4人で毎晩遅くまで「みんなで頑張ろう」と励まし合った日々が、今の自分の土台になっています。あのときの仲間がいなければ、今の私はなかったと思います。
そして、上司の小島さんの存在も大きいです。失敗しても責めず、次に進ませてくれる。学生に裁量を持たせながら、最後は責任を取る覚悟で関わってくれる。「そういう人が、沢山いることがSIの良さです。
どのチームでも、成果を出せる人へ
__ 今後の目標や、これから挑戦してみたいことを教えてください。
今後は、PMOとしてのスキルをさらに高め、再現性を持って、どの環境でも成果を出せる人間になりたいと考えています。
何か一つでうまくいくのは、偶然かもしれない。でも、どのチームに入っても同じように成果を出せるなら、それは自分の力だと言える。そういう再現性のある人材を目指したいです。
将来的には、組織全体のパフォーマンスを底上げできるような存在になりたい。それが、PMOとして歩み続ける先にある私の理想の姿です。
そのために必要なのが、「昨日の限界を、今日の当たり前に」していくこと。昨日できなかったことを、今日は当たり前にこなせるようになる。その積み重ねでしか、人は成長できないと思っています。
「敵は、昨日の自分」これは、これからもずっと変わらない私の軸です。
動いた数だけ、選択肢は広がる
__ 最後に、これから挑戦しようとしている学生にメッセージをお願いします。
学生時代は、これからの人生に大きく影響する貴重な期間だと思います。
だからこそ、「自分の気持ちに素直に挑戦すること」を大切にしてほしいです。社会人になる前のこの時期は、失敗しても大きな責任を負うことが少ない分、思い切って挑戦できる環境でもあります。
実際にやってみないと分からないことは、たくさんあります。私自身、長期インターンを始めるときに、やりたいことが明確に決まっていたわけではありません。それでも一歩踏み出してみたから、今の自分があります。
迷っているなら、踏み出してみてほしい。その経験が、将来の選択肢や、自分の軸を広げてくれるはずです。