【Why Lecto?】vol.4 目指すのは「メンバーの思いや考えの透明性が高い状態で前進できるチーム」藤本 雄貴
【Why Lecto?】Vol.4 はLecto株式会社で「エンジニア」「プロダクトマネージャー」などを務める藤本(@kattsu)(以下、カッツ)さんです。カッツさんは、2022年6月に入社されまし...
https://lecto.co.jp/news/20231101-interview-kattsu
※本記事は2023/11/01のインタビュー記事の転載です。
【Why Lecto?】Vol.4 はLecto株式会社で「エンジニア」「プロダクトマネージャー」などを務める藤本(@kattsu)(以下、カッツ)さんです。
カッツさんは、2022年6月に入社されました。
入社時の印象や、1年以上経った今の業務内容・現状の課題などについて、赤裸々に語って頂きました!
はい。
前職では、新規事業やデジタルトランスフォーメーションなど
ビジネスデザインからプロダクトデザインなど一気通貫でサポートする会社にいました。
2020卒で入社して、2年程いました。
その会社では「スタートアップスタジオ」といって、新規事業の立ち上げを支援する部署にいました。
新規事業の要件定義、開発、インフラの構築などに携わっていました。
具体的にはお酒のレコメンドシステムや寄付金仲介システムやファンサイトの開発などを担当しました。
1つ目は、組織やチームに、
「Lectoの考える 理想の姿 があり、その実現に対して 本気で向き合っている 」
と感じた所ですね。
社内の情報は、正社員・業務委託関係なく「これは見せちゃいけない」というもの 以外は フルオープン になっていて、とても透明性が高いのもその理想の一つです。
その他にも、組織・チームの構成は、多少痛みを伴ってでもみんなでリスクを取って変えていくカルチャーがあり、各個人が持っている熱や主体性をフルで発揮できる環境づくりをしていました。
そういったところに本気で向き合っているのが魅力的でしたし、
これからいろんな課題にぶち当たったとしても、自分もその一員としてコミットし続けたいと思いました。
2つ目は、自分が元々やりたいと思っていた所なんですが
「事業を大きくしていくにあたって、必要な領域に携われること」
です。
前職では基本的にバックエンドの実装をメインでやっていました。
インフラに関しては、プロダクトを運用する中で出てくる課題を解消したり改善していくようなことはあまりやったことがありませんでしたし、
フロントエンドの開発もあまりやったことがありませんでした。
そういった経験があまりない開発領域にも、自分の意志で携われるというのも大きなポイントでした。
また、開発領域に関わらず、採用・プロダクトマネージメント・セールス・CSなど、事業において必要なところにはすべて関わることができます。
いろんなことの全体像を見たい自分にとってはとてもマッチしている環境でした。
ちょっとだけw
金融に近い業界は堅いイメージがあったので、要件を決めるにもガチガチの制約があって大変そうなイメージはありました。
でもやってみると、一部の業法が適用されるところもありますが、思っていた程ガチガチではありませんでした。
そこはいい意味でのギャップでしたね。
また、人間関係に関しても、金融に近い業界のイメージとして、上下関係などが厳しそうなイメージがありました。
でも、Lectoは人をすごく大切にする組織だったので、人間関係や上下関係を意識してコミュニケーションをしづらいといったことはほぼ無いような環境でした。
これもいい意味でのギャップでしたね。
最近はプロダクトマネージメントをするチームにいるので、ほぼ業務はプロダクトマネージメントです。
今は
というような事をしています。
今ちょうど四半期の終わりなので「次の四半期のロードマップの準備」もしています。
次の四半期で、「仮説検証をちゃんと回せるようにすること」をテーマとしておいているので、その為の準備ですね。
現時点では全施策に対して「どう仮説検証するか」を考えると多すぎるので
次のロードマップではこういう開発をしていきたいという草案に対して
「そもそもその機能を加えることで検証したい仮説ってなんだっけ?」
というような事を考えて掘り下げていくことをやっています。
その中でも優先度の高い仮説に対して、
といった内容をどのようにアジャイルに検証サイクルを回していくのかといったやり方を考えているところです。
本来であれば、ロードマップの草案を決めるところからよりちゃんと仮説ベースで考えられる方が良いと思います。
なので、同時並行でプロダクトビジョンから作りたい状態や仮説にブレイクダウンしていき、それらとニーズや機能アイデアを紐付け、仮説ベースでプロダクトの優先度を検討できる様に進めています。
プロセスではないですが、体制的に特徴的なところは
セールス・CS・デザイナー・エンジニアの全視点でプロダクトマネージメントできているところだと思います。
理想としては、全職種の人がフルコミットでプロダクトマネージメントに参加するのが理想ではあるんですが
現時点では、一部の人は兼任で入ってもらっています。
それでも、全職種の視点を踏まえた上でどう進めるかを考えられているので、そこはいいところだと思っていますね。
プロセス的なところでは、「どういう機能を作っていくのか」を考えていく上で
のような、2つのパターンがあります。
Lectoではビジョンを具体化した「作りたい状態」と「ニーズ」を紐づけて整理しており、
どのニーズがどういった状態を作るビジョンに繋がるのか、どう影響があるのかを分かるようにしています。
そのような整理ができていることで、本質的な課題の発見やビジョンの実現に向けた動きをチームで向き合いやすいようになっているのは、特徴的なところかと思います。
最近ちょっとずつ、こうやって自信を持って言えることが増えてきましたねw
ちょっと大きなゴールとして考えると、
元々、自分がLectoに入った目的として、事業・組織を「ここまでいったらやり遂げたな」と思えるところまでやりきりたい、という思いがありました。
なので、1つの指針としては「Exitすること」です。
それを一旦の指針としているのは
クライアントやエンドユーザーにも、Lectoに投資してくださった方々にも、Lectoのメンバーにも全員に対してwin-winな状態になるのかなと思うからです。
もう少し近いゴールで考えると、
大きなゴールを目指していく上でいろんな課題にぶち当たるので、
そこから派生して色々やりたいことが出てきています。
今はプロダクトマネージメントにかなりコミットできる環境なので、その領域でやりたいこともあります。
これまでは、効果検証など、プロダクトを成功させるうえで「ここはやっておくべきだ」みたいなところを必要十分にできていない状況になっていたので、
そういった所をちゃんと「チームで動かせる状況」を作りたいです。
今はその前段階として、自分が「これは必要だよね」というところを手探りで進めている状態です。
そうやって前に進みながら、チームで動かせる状態にしていきたいと思っています。
めっちゃワクワクする体験は減ってきたなと思います。
それがなんなのかは、具体的に捉えられていないです。
例えば、今までだったら「あのチームに行きたいな」とか「新しい技術を使ってあれやってみたいな」とかワクワクするところが各チームに色々あったんですが、そういった要素が減ってきているのかなとは思います。
Lectoにはチームに所属するメンバーをローテーションすることで属人化しないようにする仕組みがあります。
ローテーションは強制ではなく、各自の希望を聞いて、希望を優先しているのですが
希望を聞いたときに、「どのチームでもいいです」という人が増えてきました。
そういったところから、自分だけではなくて、組織的に日々の業務にワクワク感がなくなっているのかな、と感じています。
「このチームに行って、これやりたいぜ」と思えることが減ってきたのかな、と。
新しい物に触れることが減ってきたっていうことですかね?
ある程度の期間続けていると、既に知っていることや、作ってきたものに触れることが増えてきますよね。
新しい機能を作ったりするときにも、既存のコードに触れることが多いですし、
そういう状況が増えた結果、新しいことに触れる機会が減ったり
「何も分からない中で突き進む楽しみ」みたいなことを感じる機会が減ってきたのかもしれないですね。
そう考えると、四半期のゴールの議論プロセスはまだしも、合意するのは機能単位としてしていたことが良くなかったかもしれないですね。
機能単位だと四半期先まで作るものが決まっていますし、ゴールが「何かを検証すること」ではなく「作ること」になりやすいですよね。
結果、ビジョンに対する、自分たちの変化・進捗がはっきりわからず、達成感がないのかも。
タスクではなく、作りたい状態や世界観にみんなで合意できるほうが前進しやすいですね。
「ゴールは状態にして、方法は仮説検証しながらアプローチを調節していく」
そうできると、作りたい状態に対してあれこれ試しながら方法を探って行く楽しみもありますし、何より前進していることや達成感を感じやすいと思います。
なんか振り返りっぽくなってしまいましたねw
変化から生まれたのかはわからないですが、感じている課題としては
「成果に対するどん欲さ」
が、表に出づらくなってきていることですね。
Lectoには「チームで成長する」という価値観や、「属人性を排除する」というようなカルチャーがあります。
一見、「成果」を求めると、そういったLectoのカルチャーを壊しかねない、という懸念が出てくると思います。
カルチャーを維持しつつ、成果を求める、というところにしっかり向き合う時間が少なかったのではないかと。
仮説検証みたいなところも、今の目の前の成果を出す上では必要ではないかもしれないですが、
長期的に考えて、ゆくゆく成果を出す為には、学びとして蓄積していくべきだったなと思っていて
「成果」をもっと意識していれば、もっと速く気づけていたのではないかと思います。
これまでのLectoは、チーム・組織の健全性をカルチャーとして構築してきました。
そういったカルチャーの構築はしっかり出来てきたので
ここからはカルチャーを維持しつつ、成果を出せるチームになることが必要になってくると思っています。
Lectoならそれが両方実現できると思っています!
そう思えるのも、カルチャーとして「人を大切にすること」や「家族を大切にする」など
全社でカルチャーに向き合ってきて、みんながカルチャーに共感できている状況があるからです。
Lectoではチームのメンバーをローテーションするので、
それぞれのチームの当事者として、それぞれのチームの課題に自分事として向き合うことが出来ています。
だからこそ、全員が当事者目線でいろんな改善を進められる。
カルチャーを守ることと、成果を意識すること、両方を追求することの障壁はかなり低いのではないかと思っています。
個人という観点で大事にしていることは
自分は目的思考が強いところがあるので「なんでそれやるの?」みたいなところは意識して気にするようにしていることです。
それをやることで、誰のどういう助けになったり、どういう効果があるのか、
みたいなことがわからないと身が入らないんです。
チームという観点で大事にしていることは
「なるべく全体の声を知る」ようにしていることです。
ポジティブであれ、ネガティブであれ、全部知った上で方向性を考えたいんですよね。
誰かが負を抱えて、納得感がないまま進めたくないんです。
「知っていればケアできたかもしれない」こともあると思うで、「なるべく知る」というところを大事にしています。
「チームが、各メンバーの思いや考えを透明性高く知れている状態で、前進していけるチーム」ですね。
各自の思いって、長くいればいるほど、暗黙的になってきたり
「言わなくてもわかるでしょ」ってなって透明性は下がっていくと思うんです。
その状態では、どれだけお互いを信頼していても、間違った方向に進んでいきかねないと思います。
だからこそ、各自の思いや考えについて透明性の高い状態でいたいんです。
そういう思いを伝えることって、強制でやると、透明性はあがらないと思っているので
自然と共有されるような状態を作れているのが理想ですね。
入社時の魅力からの繰り返しになってしまいますが
1つ目は
「組織やチームとしてのあるべき姿・理想に対して本気で向き合えているところ」
です。
Lectoはまだ組織として大きくはないですが
一定の人数がいる組織で、体制の変更などは結構痛みを伴います。
例えば、セールスの視点を採用やプロダクトマネージメントに入れられるように、チームにセールスメンバーを入れられるようにする、とか
結構な痛みは伴うと思いますが、みんなで協力してそういう痛みを伴う改革を取れることはLectoの強みです。
2つ目は
「主体性を発揮できること」
です。
みんな多かれ少なかれ「こうしたい」という思いはあるはずで
それを全体に表明しても、自分1人じゃなくて、全員でそこに向き合うことができます。
言い出しっぺに責任を押し付けず、みんなで共感して向き合うことができるチームです。
3つ目は
「家族や自分が大切にしたいと思っていることを最優先にできる環境であること」
です。
そういう文化を掲げている会社は他にもあると思うんですが、
「どこまでいいの?」という気持ちってどうしても出てくると思いますし、
言うのは簡単ですが意外と実現は難しいですよね。
Lectoは自信をもって言えますし実現しているので、そこを大切にしたい人にはおすすめできるポイントです。
今年挙げた、 フィリピンでの結婚式 ですね。
自分は当事者なので、結婚式を優先して休んだのはもちろんなんですが
Lectoのメンバーが4人フィリピンに来てくれました。
自分だけではなく、メンバーも自分の家族を優先してくれたのが嬉しかったです。
年明けにハネムーンに行こうと思っているので、また家族を優先させてもらいますw
カッツさん、ありがとうございました!