はじめまして。
事業再生アドバイザリー所属の望月と申します。
2023年9月に第二新卒としてLBPに入社し、約2年が経過しました。
現在転職を検討している第二新卒の方に向けて参考になるようなお話をできればと思います。
1.今まで何をしてきたか(自己紹介)
大学卒業後、経営コンサルティング会社に入社し1年4か月勤務しました。
コンサルティング業界を志したきっかけは基礎的なビジネススキルの醸成とやりたいことが無かったので、将来やりたいことを見つけるために他業種・組織の多機能のプロジェクトに携わることができるというごく一般的な理由です。(笑)
入社後は中堅・大企業向けのコンサルティング業務に従事し、成長戦略策定や業務アウトソーシング検討等の案件を経験しました。
社会人1年目から非常に有意義な経験ができたと感じる一方で、顧客企業が大きめということもあり、
インパクトが分かりにくく、手触り感が乏しいと感じるようになりました。
そんな中、三枝匡氏執筆の"戦略プロフェッショナル"、"V字回復の経営"を読み、
事業・企業再生に興味を持ち始め、FAS業界への転職を決意しました。
事業再生に興味を持つきっかけになった、思い入れのある一冊です。
2.どうしてLBPに入社しようと思ったか?
事業・企業再生というとBIG4やフロンティアマネジメントといった名前がよく挙げられると思います。
実際に私も上記の内定ももらい、入社を検討しましたが最終的にLBPへの入社を決意しました。
入社の決め手は
①専任常駐型での支援を強みとする点
②経験できる業務領域が広い点にあります。
①常駐型での支援を強みとする点
前職にて現場常駐型案件と非常駐型案件の双方を複数経験しましたが、総じて顧客満足度は常駐型案件の方が高いと感じます。
その背景にあるのは、現場常駐が成せる顧客との対話の面密さにあると考えています。
そもそも、コンサルティング会社を活用する経緯は様々ですが、社内調整(社内稟議を通すのに、コンサルの太鼓判が欲しい 等)が大半を占めるのでは?とも思います。従って単なる単なる外注業者的な位置づけで見られることも前職時は多かったです。
一方で、常駐型案件は必然的に顧客との顔合わせ頻度や対話回数が増え、外注業者ではなく仲間としてみてもらえることが多いです。
そのため、常駐型案件を基軸とする環境に魅力を感じました。
とはいえ、経費や顧客負担も増す常駐案件を押し出すには相応の実績が求められると思いますので、
過去着実に実績を積み上げてきたからこそ、LBPの信頼が培われてきたのだと、当時感じました。
②経験できる業務領域が広い点
大企業であると、顧客企業も必然的に大きくなり、経験できる業務も限定的である旨を
転職エージェントや実際に所属する先輩からよく聞いていました。(セクター縛りや案件毎で指定されたモジュールのみというケース)
一方、LBPの顧客企業は中堅中小企業かつLBPの従業員数は人数も多くないので、
事業再生の一連の流れを短期間で経験できる環境が用意されているのでは?と思いました。
(その分業務量は多くなりますが。。。笑)
3.LBPに入社してみてギャップはあるか?
いい意味でギャップはたくさん有りました。
率直に①分析・示唆出しの深度、②業務内容の専門性が想像以上でした。
①分析・示唆出しの深度
「中堅中小企業向けに最高水準の財務アドバイザリーサービスを提供したい」という想いの基、
創業時から現在まで、高い品質の成果物を求め、妥協を許さない文化が根付いているのだと改めて感じました。
②業務内容の専門性
私自身会計のバックグラウンド(簿記2級程度)がないので、入社当初から今に至るまで大分苦労をしています。
複雑な案件になると法務の知識も一定求められるので、常に学び続けていかなくてはなと思います。とはいえ、社内には会計士や弁護士等専門家がいるので、都度聞く環境もそろっていると思います。強いて、悪いギャップを挙げるならば、業務時間が想像以上に長いくらいですかね。笑
4.現在の業務、おもしろさ(苦しかったこと、嬉しかったこと)
入社以後2年経過し、事業DD,財務DD,事業計画策定は一通り経験しました。
各案件単一アサインであれば、つらくはなかったですが、案件の節目や繁忙期は業務量過多で苦しかったことはあります(笑)
いつも上司、先輩、同僚、後輩に支えの基ここまでこれたと思います。支え合う文化もLBPの自慢出来るポイントです。
年次の近いメンバーと一緒によくごはんなどにも行きます!
目論見通りの分析・財務モデリングが実施できたり、自身が考え出した分析・施策が顧客へインパクトを与えたり(損益改善への寄与等 例:製造業にてコストカット▲1-2千万円程度)、
新たな発見をもたらしてクライアントに褒められた際はやりがいを感じます。
現在・今後は、PMとして案件全体の方向性やチームのかじ取りを担う立場として働いています。
少しでも事業再生、LBPに興味を持っていただけましたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうござました。