皆様、こんにちは。草深です。
事業再生アドバイザリーチームに所属しています。
本日お届けするのは、私が銀行からコンサルティング業界を経て、“LBP”での“事業再生”のキャリアを選んだ理由です。
私の経験が少しでも参考になり、1人でも多くの方が「日本の中堅中小企業のために」と踏み出してくだされば幸いです。
1.今まで何をしてきたか(自己紹介)
まず、私の経歴についてです。
大学卒業後に三菱UFJ銀行へ入行し、その後中堅中小企業向けのコンサルティングを提供する船井総合研究所に転職した経歴でLBPは3社目になります。
銀行に入行したきっかけとしては、通学中に読んでいた「半沢直樹シリーズ」でした。
作中で半沢直樹が目の前の企業の危機を脱するために奔走する姿、勧善懲悪の世界観になぜか惹かれた、そんな記憶です。倍返しを希望していたわけではございません。
入行後は一貫して法人営業担当を勤め、担当先は業種・売上・業況に偏りなく、幅広く担当させていただきました。特に業績不振先とのやり取りは、財務分析のスキルや銀行の不文律を色濃く学ぶことが出来て、営業担当としてただがむしゃらに収益を上げるために働いていた時とは違うバンカー像を知ることとなり、強く印象に残っております。
銀行を転職し入社をした船井総合研究所では、財務コンサルタントとして成長過程にあるクライアントに対して事業計画の策定や資金調達のサポートに取組み、財務基点の実行支援をさせていただきました。サービス内容に確固たる正解が無い中で、答えを出して支援を進めていく経験は自分を成長させてくれました。加えて、サービス開発→集客→提案→実行支援までのプロセスを一気通貫で経験することが出来て、コンサルティングの奥深さと共にビジネスの難しさを学びました。
写真:前職で知った成功の3条件
2.どうしてLBPに入社しようと思ったか?
では、なぜ銀行からコンサルティング会社を経て、LBPに入社したのか。
端的に言ってしまえば、
「中堅中小企業向けに最高水準の財務アドバイザリーサービスを提供したい」との想いに
惹かれたからです。
この“想い”には、私が転職するにあたって重視していたこと3つ全てが含まれていました。
①事業再生に挑戦したい
思い返せば、事業再生に興味を持ったのは銀行時代でした。
業績不振先を担当している際、実力が伴っていなかった私は何も出来ず、コロナ禍で取引先の倒産も経験しました。そんな中で、企業に対して銀行では出来ないレベルまで入り込んで支援をしているコンサルティング会社の存在はまさに私が銀行員になるきっかけとなった半沢直樹のようで、その姿を見て、漠然と自分もこうなりたいと思ったことが始まりでした。
②中堅中小企業向けのサービスに従事したい
私の銀行でのキャリアは約4年半のみですが、その中でも中堅中小企業との仕事は自分自身が及ぼす影響が成否に占める割合が特に大きく、責任感と同時にやりがいも感じていました。だからこそ、中堅中小企業の主な顧客とする船井総研に転職しました。
船井総研では銀行時代のように債権者と債務者ではなく、クライアントと同じ視点に立つ伴走者として意思決定を進めていくことにさらなる責任感とやりがいを感じていましたので引続き中堅中小企業との仕事をやりたいと思っていました。
③1社1社に入り込んでサービスを提供したい
中堅中小企業向けのコンサルティングサービスは複数の取引先を高回転で捌いていくビジネスモデルになることが一般的です。
その中で1社あたりに割ける時間には限界があり、自分の支援内容が取引先1社1社にとって本当に最高水準のサービスなのかと不安に思っていました。
だからこそ、1社に対して深く入り込めて言い訳が出来ない環境で仕事をしてみたいと思っていました。LBPは専任チームによる現場常駐型でのプロジェクト対応が特徴であり、1社に集中出来る環境が揃っていました。
3.LBPに入社してみてギャップはあるか?
入社して驚いた点は、成果物に対する姿勢です。ある程度は想像していたものの、上回る結果でした。成果物に対しては、LBPにて長く蓄積されたノウハウがあり、一定の規格やルールもあります。ですが、それに強く縛られた穴埋めしただけの成果物となることは無く、クライアントの再生に向けた真に重要なポイントに目を向ける姿勢があります。
4.現在の業務、おもしろさ(苦しかったこと、嬉しかったこと)
クライアントの再生に向けた道筋を考えなければならない以上、責任のある業務で苦しい思い出の方が多いかもしれません。ですが、1つずつの事実の積み上げから事業の真の全容や変換点を掴み、現状からの打開策を考える過程は全て自分次第であり、やりがいと表裏一体です。その過程で苦しいと思うこともありますが、その結果これまで見えていなかったものが見えるようになり、経営者が納得して新たなスタートが切れたときには安堵と共に少しは役に立てたかと嬉しく思います。
偉そうなことを言っておりますが、私は入社してから約1年程度でまだまだ修行中の身であります。経験が浅く、やったことのない業務や出会ったことのない論点だらけで、いつも上司、先輩、同僚、後輩に支えられながら業務に取組んでいます。支え合う文化もLBPの自慢出来るポイントです。
写真:年代問わずクリスマスパーティーを開催
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
最後にはなりますが、
少しでも興味を感じた方は是非、ご連絡下さい。
心よりお待ちしております。