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【社員インタビュー vol.3】アントレと副業を両立している社員にインタビュー

アントレと行政書士の二足の草鞋を履いてます!!

今までの経歴を教えてください。

 新卒で法律事務所に勤務し、弁護士業務・司法書士業務・社労士業務・行政書士業務にパラリーガル(補助者)として携わって参りました。具体的には、争訟・調停事件関係(訴状作成・証拠収集・依頼人へのヒアリング補助等)・登記申請手続き・行政手続きなど、法実務経験の基本となっているものだったなと思っています。
 その後、企業の中の法務業務に興味を持ち、大手保険会社を親に持つ子会社の法務に転職し、短かったですが、企業の中の「法務」業務に携わりました。また、学生時代から、自ら準備書面・訴状作成や証拠収集、口頭弁論などを経験し、本人訴訟を通じて事実認定に関する法実務も学んで参りました。兼業では、アントレに入った年に行政書士試験に合格し、2020年8月に開業いたしました。父である故宮路年雄が営んでいた「城南電機」からとり、「つばさ城南げんき行政書士事務所」を運営しております。

具体的にどんなお仕事をしていますか?

アントレでは、主に掲載審査・法務全般を担当させていただいております。

第1 掲載審査業務領域

 日々、営業さん側がクライアント顧客見つけていただき、審査にあがり、掲載に至るプロセスの中で、掲載可否のジャッジをしております。法を杓子定規に照らすのではなく、ビジネス観点とリーガルリスク観点の両輪で思考し判断していく業務はハラハラもあり、新たなビジネスがまさに世に拡大していくことに出会えるのでワクワク感もあります。多種多様なビジネスに関する法知見と構造把握力が必要となります。

第2 法務業務全般領域

 アントレは「BtoB」「BtoC」事業体であり、グループ会社も存在しており、幅広く守備していく業務が存在します。
 臨床法務といわれる契約書レビュー、起案作成、規約・約款の改訂業務や戦略的法務として新規事業や既存サービスに対するリーガルリスクレビュー・相談業務、他部署と連携して協同していく業務もあります。社会の変容を察知して、現在の社としての事業フェーズや未来のありたい姿、「らしさ」を意識して業務を遂行しております。
 法務の仕事の成果とは何か?問われれば難しいものです。二律背反との闘いなど悩ましいときもありますが、新サービスや新規事業が加速していく姿を一緒に支援していくことは楽しいものです。

副業はどういったことをされているのですか?

 兼業では、「つばさ城南げんき」という行政書士事務所を運営しております。
行政書士業務として、主に行政手続き(許認可申請関係)を多く取り扱い、契約書作成業務依頼も受けております。争いのない、事件性のない事案の書類作成を主に取り扱ってます。

第1  行政設業許可申請手続き代理関係
建設業許可申請手続き(経営事項審査手続き)、産廃収集運搬業許可申請手続き
深酒・飲食店・風営関係手続き、医療法人設立認可手続き、金商法関係の手続き
外国人在留資格・永住許可申請手続き、行政不服審査(審査請求)代理手続きなど、幅広い業務を行ってます。

第2 民事・商事法務・調査関係
多種多様な契約書ひな形作成、その他権利義務に関する書類作成(離婚協議書、公正証書化される私文書、法人議事録など)

第3 東京都行政書士会における支部活動
法教育推進委員としても活動し、小学校や中学校で出張授業を実施し、法教育活動を行っております。

アントレでの仕事と副業とのバランスのとり方は?

 アントレの社員として就業時間中は「社員としての責務」を全うし、社へのコミットを意識しております。とはいえ、副業の事業性質上、顧客からの相談連絡もありますので、電話にでることもあります。コンプライアンス上、忠実義務、機密保持、競業避止や利益相反にならないよう配慮しておりますが、やはりアントレの「フレックス制」「有給消化」に救われております。「就業時間」と「己の事業時間」の区別を意識しながら1週間―ひと月を考えるようになり、土日は自分のやりたい事業の時間に充てていることが多いです。

副業のメリットは?

 シンプルに己で「経営」してみることで、「経営観点」を持たざるを得なくなり、社会のトレンドを法務領域のみならず、マーケット・ビジネス・事業観点で興味を持つことに繋がりました。
自分がやりたいことに対する「主体性」と「自責」意識を改めて考えるようになり、契約書レビュー一つ、法務判断一つ、視点が増えたような気がしております。
 特に、アントレ法務・審査では「BtoB」「BtoC」両端を考え、新たなビジネスや行政規制に立ち向かうことが必要で、これは行政書士サービス業務にも通ずるものもあります。日夜取り組んでいることが、副業でも活きるというものですね。
 また、会社ともいい距離感で、「雇用に依存」する意識はなくなりましたので、たとえ自分のスキル不足が起因して社の考えと適わないと感じることや嘆いたりしてストレスを抱えることはなくなり、「自分のやりたいこと(エゴイズムを貫くこと)は己の事業で」というメンタル面ですごく楽になりました。

気を付けるべき点は?

 やはり、時間調整ではないでしょうか。うまく業務スケジュールを回さなければ、テンパり、業務パツパツを招きます。一度経験すると、考えますので、そこで新たな気づきにもつながりますし、同僚からも知恵や発想を拝借することで、打ち手に繋がったりします。
当たり前で、言葉にすると簡単なのですが、時間(工程・プロセスなど)を意識し、進めることは基本なんだなと実感しますね。
 兼業の方でメールを1通だすのも前夜にやっておこうとか、前のめりに業務を行う意識となってます。
 また、さきにも触れましたが、忠実義務、機密保持、競業避止や利益相反観点は当然、クリアにして、「私は雇用されて、一部働く範囲を拡げさせていただいている身」は忘れてはならないなと思います。法務には矛盾との闘いが常にありますので、実践としては日夜勉強となっております。

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