こんにちは!分析屋人事部の谷口です。
各部署の魅力をインタビュー形式でお伝えしていく部署インタビュー第3弾は「ライフサイエンス部」です!今回は、創業当時から分析屋の軸としてある部署!【ライフサイエンス部】について大将(部長)の上田さんにお話を伺いました。
インタビュイーの紹介
2015年に中途入社
前職:精密機械関係のエンジニア
現在は、ライフサイエンス部で大将(部長)かつ、
プロジェクトを3つ掛け持つ敏腕プレイヤーとしても活躍中。
上田大将の語る分析屋とライフサイエンス部
― それでは、上田さん、よろしくお願いいたします!まず、ライフサイエンス部はどのようなことを目的とした部なのでしょうか。
データの活用ですね。データを使用して業務に対して価値を生み出すものを創ることを目的としてやっています!新しいことを出来るようにするというのもそうなんですけど、AIを使うことによって今まで人がやっていたことを自動化するとか、あとは予測するとか。予測ってこれまでは経験者の勘とかでやってた部分もあるかと思うんですが、そういったものをAIに置き換えるようなこともしています。要は、業務効率化としてだけではなく、思考の自動化みたいなイメージですかね。
― 会社としてもライフサイエンスの分野は創業当時から力を入れていると思うのですが、部の成り立ちについてもお伺い出来ますか。
私が入社した当時は「臨床解析部」と「メディカル部」に分かれていたんですよ、両方【人の健康に関わる】案件をやっていたので一緒にしようという話になり「ライフサイエンス部」になったというわけです!
元々は前述したように人の健康に携わること、例えば脳波のデータを扱っていたり、薬の治験をしていたりというのがライフサイエンス部だったのですが、そういった中でセンサーデータを扱う機会が増え、そこからAIの分野に力を入れ始めました。
AIに力を入れ始めたところ、医療系の話以外にも製造や建築業などがAIを使っていることが多くそちらの案件のご依頼もどんどんいただくようになりました。それが、現在の「人の健康」だけではない様々な分野で人々の生活を豊かにしているライフサイエンス部の始まりです!昔から変わらないものとして、臨床解析というのはあるのですが、現在の軸としてはAI、センサーデータですかね。
― では、部の魅力についてもお話いただけますか。
まず、AIの分野でいうとうちの会社の中では1番力を入れている部になります。世の中で非常に注目されているAIに携われるところが魅力の1つです。あとは、AIって実際にお客様の方で使う形にしようとするとアプリ開発が必要だったりもするので、そういった開発などの経験も併せて出来るというのも魅力だと思います!
また、受託に力を入れており、他の部に比べても受託に携わっているメンバーが多くなっています。
― 所属されている方はどんな方が多いですか?また、どんな方が向いてると思いますか。
AI関係に興味があり、そこに対して勉強をしっかりしていける方たちが多いかなと思っています。向いている人という意味でも、同じく興味をもってしっかりと学習を進められる人だと思います。あとは、データ分析だけでなく、アプリケーション開発に興味がある方も向いていると思いますし、仕事を楽しめると思います!
― どのようなスキルが身につくのかについても伺いたいです!
サポートに力を入れている技術領域としては、大きく4つありまして、
・統計解析
・AI・MLのモデル開発
・WEBアプリ開発
・生成AIのLLM構築や、アプリ開発
です!
まず、「統計解析」に関しては特に医療統計を得意としています。技術統計的な話は色々なところで使う機会があるかと思うのですが、推測統計的な統計手法を使うことは少ないと思います。その分野の実経験が積める点は魅力ですね!「AI・MLのモデル開発」はPythonなどの言語を使ってモデルを作っていく技術経験を積むことができますし、「WEBアプリ開発」ではFastapiやReactを使いますし、あとはクラウドなどの知識もあわせて経験を積めます。デスクトップアプリケーションなども作っていましてC♯などを使用することもあります。「生成AI」に関しては、流行りということもあり、実務経験を積みたいと思っている方も多くいらっしゃるのではないかと思います。ライフサイエンス部では、LLM(Large Language Models)構築や、アプリ開発について経験を積むことが可能です。
― 部のサポート体制・研修制度についても教えていただけますか?
1番は受託に力を入れているのでOJTの部分ですかね。経験が少ない方でも受託の案件にOJTとして入っていただいて、経験豊富なメンバーと一緒に受託案件にOJTとして入っていただいて、レベルアップしていただくことができます!
あとは最近集まってクラウドの勉強会などもやっていたりしますよ。
―案件について、どういった案件が多いですとか、人数規模はどのくらいかについても教えてください。
業界でいうと製造業が多いですね、あとは大手IT企業とのお取引も多いですね。会社全体の話でもいえるのですが、プライムといわれるような大手IT企業が大きい会社から依頼を受けて分析やシステム開発などをやっていたりするのですが、そういったところに一緒に参画しています!
人数だとAI開発だと大体2~3名くらいでやることが多いですかね。あまり大きい規模ではやっていなくて、まず、小さくコンパクトにやれることを検証して、その結果をもって次に進むか進まないかを調べていくようなものなので大きい規模で一気にやってしまうとダメな時な影響度が大きすぎるんです。AI開発はコンパクトにやっていくのが鉄則となっています。
WEB開発も3~5名くらいで、統計解析は2~5名くらいですかね。
― どんな働き方をしているメンバーが多いかについても伺えますか。
基本的には受託は在宅になっていますが、必要によって出社をしていただく可能性もあるので、そこは使い分けていただいている感じです。常駐の方も在宅が多いですが、週に何日か出社をするハイブリッドでの働き方が増えてきているかなと思います。
― では、ライフサイエンス部ではどういった方が成長していけるとお考えですか?
スキル面で申しあげますと、業務以外でも学習やそれを活かした活動をされている方というのがやはり早く成長できると考えております。そのためには、まず業務の内容に興味があることが大前提だと思いますが、業務から更に広げていこうとすると興味を持って自分で知識を広げていける方は成長を見込めるんじゃないでしょうか。
組織の中では、積極的に意見をしてくださるような方は成長が早いかなと思います。ライフサイエンス部という組織を作っていく中で色々とまだ課題もあってですね、そういった課題を見つけて積極的に意見をしてくださるような方は、早くリーダーやマネジメントを担当していただける方の特徴かなと思います!組織としてもどんどん大きくなってきていて、マネージャー層がもっと必要となってきていますので、そういった動きをしてくれる方は私としても大変ありがたいですね。
― 意見をしてくださる方とのことですが、意見が言える機会というのはどれくらいあるのでしょうか?
上長と毎月行っている月次面談や部会というのが1番意見を言いやすい場かなとは思います!その他、別に何もない日でも、チャットやオンラインを繋ぐなどしてお話していただくのも可能です。どんどん意見を言っていただいて、組織をよりよく出来るように私の方でもしっかりと検討出来ればと思います!
― ライフサイエンス部でご活躍されている方は実際にどんな形で活躍をされているのか教えていただきたいです。
ライフサイエンス部のメンバーにも色々な方がいて、皆さんご活躍いただいているのですが、未経験入社で少し変わったご経歴の方をご紹介出来ればと思います!まず、元ギタリストのSさんという方なのですが、現在は侍頭(主任)をやりつつ、案件ではプロジェクトリーダーもやってくれていて、本当に期待のホープですね。入社されてまだ3年未満ですが、元々ITにも興味があってご自身で学習されていたということもあり、入社時から既に技術に関しても詳しいかった印象です。前職がギタリストだからなのかは分からないですが、コミュニケーション能力にも長けている方で。プロジェクトの進め方なども非常に上手いですね、部門に必要なこともすごく率先的にやってくださいますし、良い動きだなと思いながらいつも見ています。
また、Kさんって方もご経歴が面白くて、すごく動きの良い方ですね。元々、エンジニアをやりたくてご入社されていたのですが、当時は時短で働かなくてはいけないご事情もあり、当社で管理部に所属されていました。そこから勉強されて部門に異動して来てくださった方です。当社は辞令というものが基本ないので、各部の用意するテストに合格すれば、どなたでも部署移動は可能なのですが、コーポレート側の部署から移動される方は珍しいですよね。元々、臨床試験の統計解析系の知見がものすごくある方で、業務に関しても率先して動いてくださっていて、非常に助かっているんです。現在は、国の統計調査のPMをやっていただいています。今後は新しい領域も確立していただきたいなと思っていますし、出来るだろうなと思っています!
― SさんもKさんも存じ上げていますが、部内でどういった動きをされているかまでは知らなかったので、お話聞けて良かったです!ありがとうございます!では、これからの部の目標を教えてください。
部門としての中・長期的な目標として、「AIを使った自社サービスの開発・運用による高収益モデルの実現」というのがあります。実現するためのプロセスみたいな話でいうと、まずは教育体制の強化。採用で技術力を持った方を増やしていくというのもそうですが、未経験・微経験の方でもOJTを上手く機能させてDSのたまごを入れることができる体制づくりをしていきたいと思っています。受託だとPL、PMも早い段階で経験できる可能性もあるため、キャリアが広がるんですよね。受託でのOJTを経て現場で活躍出来るようにしていく、また現場で色々なご経験を積んでいただいて育ったメンバーを受託に戻していくという、良い循環をつくっていきたいです。
また、自社サービスを作ることによるメリットとして、働き方のバリエーションを増やすことにも繋がると考えているので、それぞれのキャリアや生活の幅を広げていければと思っております。
― どんな方に入ってきて欲しいとかってあったりしますか?
ご自身で色々と興味を持って学習を進められる方でしょうか。また、部門の活動に共感してくれて、一緒に組織を作っていってくださる方。そこは、技術だけじゃないと思っていて、もちろん役割として技術を深めていってくださる方もいれば、企画やセールス、または、マネジメントサイドが上手い方というのもいらっしゃると思っているので、ご自身のポジションを見つけていただいて部門が良くなるほうに興味を持って導いて下さる方を歓迎いたします!
― これから分析屋の採用にトライする方へのメッセージ
一緒にいいチームとか会社を作っていけるようなメンバーを募集していますので、ぜひご応募をお願いいたします!
― 上田さんありがとうございました!
今回はライフサイエンス部大将の上田さんにお話を伺ってきました。
魅力や働き方について知っていただけましたか?
次回もお楽しみに!
~採用チームより~
分析屋のライフサイエンス部は、人々の暮らしを健康という観点だけでなく、AIやアプリケーション開発などにも力を入れ、様々な分野から豊かにしているということが分かりました。部内でのOJTもしっかりと行うことで、それぞれのキャリアの自由度を高める体制も整っており、いきなり現場だと不安という方にとっても安心してスキルを伸ばしていただける環境になっているのではないでしょうか。
技術面だけでなく、採用、セールス、マネジメントなどご自身の強みを活かして、活躍いただける方を求めているというというお話がありましたが、ライフサイエンス部含め、当社は更に大きな組織になっていこうとしています。そのような中で、一緒に組織作り自体も楽しんでいただけるような方は向いているのではないかなと思います!
◎分析屋ライフサイエンス部はこんな方にピッタリ!
・AIやアプリケーション開発に興味がある方
・組織内の課題に対して積極的に意見をしてくださるような方
・ご自身の強みを活かして部を導いて共に組織作りをしていただける方
【入社事例】
・1人目
Tさん
ご経歴:新卒で食品会社に就職し、5年半にわたって主に食品の品質検査及び品質の安定化、検査結果の異常原因の調査に従事。並行して生産現場と連動した業務改善やラボデータのマーケティング活用、BIツールを用いた生産設備データの可視化等、通常業務とは別に部門横断したDXプロジェクトにも参画。
転職理由:部門の代表としてDXプロジェクトに参加していたが、自らデータ分析を行い、分析の結果から関係者を巻き込んだプロジェクト運営の主体者として活動していきたい気持ちが強くなり転職を決意。技術力を身に付けるだけでなく、データアナリスト/データエンジニアとして一人称で仕事ができるようになれること、またライフサイエンス部にてRWDやセンサーデータを用いた案件に携わりたいと思い分析屋への入社を決意。
・2人目
Gさん
ご経歴:大学の非常勤講師として物理学を指導。その後ITや先端技術への興味からエンジニアとして就職し、AI開発の前処理からモデル作成まで、チームの一員として担当。キャリアを考えた際にシステム開発の経験も積みたいという思いから転職し、要件定義から設計、実装、テストまで一通りを経験。
転職理由:システム開発とデータ解析のどちらも経験した結果、データ解析や機械学習などの分野に専念してキャリアアップしたいと考えるようになり転職を決意。
①機械学習を含めて幅広くスキルを身に着けられると感じたこと
②面接前後でたびたび質問や意向の確認があり、内定後の認識ずれを解消するよう動いてくれたことが誠実に映ったこと
③現職が固いカルチャーの会社であり何をするにも時間がかかっていたため、分析屋のカジュアルな社風を感じに惹かれたこと
④勉強会など社内活動が活発なところ
⑤給与制度が明確で実力主義なところ
上記の点に魅力を感じて分析屋に入社を決意。
分析屋ライフサイエンス部にご興味を持っていただけましたでしょうか。
株式会社分析屋では一緒に働く仲間を募集しております。
まずはカジュアル面談でざっくばらんにお話するところからでもOKです!
皆様からのご応募お待ちしています!