この度、私たちTAWOはアコーダ社グループへの参画を決断いたしました。
「M&A」と聞くと、会社が身売りされた、あるいは大きく変わってしまうのではないか?と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、今回の決断は私たちにとって、「これまでの限界を突破し、もっと面白い世界を作るためのポジティブな選択」です。
なぜ今、M&Aだったのか。そして、これから何を目指すのか。 代表の私自身の言葉で、その背景とこれからの展望をお話しさせてください。
■ テレアポから始まった挑戦と、見えてきた「壁」
創業当初、私たちの営業活動は泥臭いテレアポから始まりました。 そこから実績を積み重ね、今ではありがたいことに、アウトバウンドに頼らずともインバウンド(お問い合わせ)だけで多くの案件をいただけるまでに成長しました。
経営状態は安定しており、このまま現状維持で成長していくことは十分に可能です。しかし、経営者として市場と自社の未来を冷静に見つめたとき、2つの課題を感じ始めていました。
1. ビジネスモデルの限界
受託制作は、どうしても「労働集約型」になります。売上を作るにはリソースを切り売りし続けなければならず、不安定さが拭えません。
2. トレンドの沈静化
私たちの強みの一つである「裸眼3Dサイネージ」は、市場に大きなインパクトを与えました。しかし、イノベーター理論で言うところの「普及期」に入りつつあり、かつてのような加速度的な成長カーブを描くことは難しくなってきています。
「安定はしているが、爆発的な成長は望めない」。 この壁を前にして、私は次のフェーズへ進むための模索を続けていました。
■ 「映像」から「体験」へ、そして「より大きなステージ」へ。アコーダ社グループを選んだ核心的な理由
壁を打破するために私たちが目指したのは、単なる映像制作会社からの脱却です。 そして同時に、私たちが磨いてきたクリエイティブの質を、より大きな規模で社会に届けることでした。
アコーダグループへの参画を決めた理由は、大きく2つの可能性を感じたからです。
1. 新領域:「体験価値」を生み出すシナジー
まず注目したのが「インタラクティブコンテンツ」です。一方的に流れる映像ではなく、見る人が参加できるコンテンツにより、単価向上とサブスクリプション型の安定したビジネスモデル構築を構想していました。 グループ会社の「イーステージ社」はイベント運営に強みを持っており、インタラクティブコンテンツが最も輝く「リアルな場」を持っています。「技術のTAWO」と「場のイーステージ」。この2社が組むことで、自分たちのクリエイティブを最大化できる土台があると考えました。
2. 既存領域:ナショナルクライアントへの挑戦
そしてもう一つ、非常に魅力的だったのが「顧客基盤のスケール」です。 アコーダ社グループは数多くのナショナルクライアントと取引実績があります。これにより、新しいことへの挑戦だけでなく、私たちが創業から磨き続けてきた既存の映像コンテンツ事業においても、今よりはるかに大きな規模感の案件を目指せるようになります。
単独ではリーチできなかった大手企業のビッグプロジェクトに、自社の技術で挑戦できる。 「新しい武器(インタラクティブ)」を手に入れながら、「これまでの武器(3DCG)」をより大きなステージで振るうことができる。 この両輪が回せると確信したことが、グループ入りの最大の決め手となりました。
■ 変わらないのは「愛(LQ)」。大切にしているカルチャー
組織体制は変わりますが、私たちが何よりも大切にしている根幹の部分は、1ミリも変わりません。
TAWOのMVV(Mission / Vision / Value)
- MISSION 革新的な3DCG技術を駆使し、視覚的な驚きと感動を提供する。
- VISION 3DCGを通じて人々の想像力を刺激し、視覚的な体験を最大化する世界を創り出す。
- VALUE
- クリエイティビティ
- 品質
- 愛
特にVALUEにある「愛」。 私たちはこれを「LQ(Love Quotient)」と呼び、何よりも大切にしています。
個性を尊重する文化はもちろんのこと、クライアント、パートナー、そして一緒に働くメンバー。関わるすべての人に「愛情」を持って接すること。このスタンスこそがTAWOのアイデンティティであり、グループ入りした後も、私たちが最も守り抜くべき誇りです。
■ 変わること、そしてワクワクする未来
変わらない想いがある一方で、環境は劇的に進化します。
1. 圧倒的なリソースと採用強化 親会社との連携により、経営基盤が盤石になりました。今後はリソース不足で諦めることなく、積極的な採用を行い、チームを拡大していきます。
2. 提供サービスの拡大と上流工程への挑戦 これまでは「3DCGコンテンツの制作」がメインでしたが、今後は以下のように広がります。
- イベント運営とのセット提案
- IP作成・グッズ販売
- インタラクティブコンテンツの開発
これにより、3DCGは「目的」ではなく、課題解決のための「一つの強力な選択肢」となります。クライアントに対して、制作だけの下請けではなく、「どう体験を作るか」という最上流からの提案が可能になるのです。
■ 第二創業期、始動。
M&Aはゴールではなく、新しいスタートラインです。 安定した基盤の上で、新しい技術やビジネスモデルに果敢に挑戦できる。クリエイターにとっても、ビジネスパーソンにとっても、これほど面白いフェーズはないと自負しています。
「映像を作る」だけでなく、「体験そのものを創り出したい」方。 愛のあるチームで、新しい景色を一緒に見に行きませんか?
TAWOでは今、第二創業期を共に走り抜ける仲間を募集しています。 まずはカジュアルにお話ししましょう!