前回はTAWOの創業ストーリー、CG制作事業のスタートのきっかけのお話をしましたが、
今回は代表阿部からメンズスキンケア事業からCG制作事業に振り切った経緯を日記風に紹介できたらと思います。
2023年1月
CGを趣味で制作している友人の案件獲得を始めてから、数ヶ月、少しずつ3D関連のお仕事も増えて来たころ、さらにキャッシュエンジンとして大きくするために人生初めての”テレアポ”に挑戦しました。
いろんな営業方法はありますが最速で企業に自分たちの商材を売り込める、かつ社内で行うことで外注費もかからず一番コストも抑えられる手段でした。
分野ごとにまずは企業リストを作り、そこから私ともう一人のメンバーでひたすら毎日架電しました。
アポ率はなんと10%。
BtoBのテレアポによるアポ率は1%といわれている中でかなり良い数値でした。
リードは毎週10−20社ほどになりテレアポと商談をする毎日に追われました。
2023年10月
テレアポの効果もあり、少しずつ安定的な売り上げが3DCG事業で立ち始めてきたころ、メンズスキンケアの方のASHERS初のPOPUPイベントを行いました。
自分が作った商品を実際にお客さんに手に取っていただくのは本当に嬉しくて、
有形商材であるメーカーならではの喜びだと思います。
この頃から少しずつASHERSの事業継続については悩み始めていましたが、このイベントは開催して本当に良かったなと思ってます。
2024年1月
3DCG事業を本格的に初めて1年が経ち、2023年1年間で約500社以上と商談を終えていました。
前まではメーカーに対しての3Dクリエイティブをメインで製作していましたが今では屋外の3Dサイネージ、メタバース空間、WebCMなど幅広い分野でのお仕事をいただけるようになり、月に7-10件の制作が入るようになっていました。
どんどん新しい人材が必要になり気づけば会社のメンバーはほとんどが3DCG事業に関わる者で、社内では受託事業だけでなく何か3DCGを活用したSaaSをやろうという話も出始め、
そろそろ本格的に今後の事業の方向性の意思決定をする時がやってきたんです。
2024年3月
男性化粧品の事業を始めて3年間。
出資していただいた株主の皆さま、EC業界の先輩方、そして沢山の男性美容業界の方に支えていただきながら自分なりに試行錯誤して来ました。
男性美容の事業をぶち上げる夢がなくなったわけではありません。
ただこのままでは全てが中途半端になる気がした私は、たくさんの友人・周りの経営者の方にも相談させていただきながらも、男性化粧品事業の撤退を決めました。
2025年8月(現在)
男性化粧品の事業を辞めて約1年半。居酒屋で昔から自分を知っている友人に現状報告をすると、涙してくれました。そこから「CG事業で食べていけてる。」と自信をもって言える状態になりました。とはいえ、まだまだ成長中なので、これからもっと一緒に成長してくれるメンバーを募集中です!!