1
/
5

【2024年トップ年初宣言】過去最高売り上げの2023年度、 今年は本気で日本一を取りに行く

株式会社ネクプロ
代表取締役CEO

尾花慎也さん
アルゴリズムやロジックを読み解くことが趣味。エンジニアとしてキャリアスタートした後、プリセールスや事業責任者など業務の幅を広げながら顧客の製品開発やシステム構築業務に従事。2016年ネクプロにジョインした後、システム開発責任者の立場で同社サービスのリプレース、サービス拡大に携わってきた。これまで5社の取締役を歴任し、2021年に現職に就任。


取締役COO

西山紀哉さん
2010年に株式会社ネクプロに参画。大手学習塾、予備校の動画配信プラットフォーム構築のPMとして従事。グローバルトップメーカーを中心に顧客のLifeTimeValue(生涯価値)を最大化する動画を活用したインバウンドマーケティングの仕組みを構築。2022年にCOOに就任。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2005年設立のネクプロは今年創立19年目を迎えます。ウェビナーやオンラインイベントはコロナ前の日本において全くと言っていいほど行われていませんでした。未曾有の感染症が社会構造を変える前からオンラインの可能性を信じてきたのがネクプロです。紆余曲折があった18年間、今年の展望をトップ2人に訊きました。

(インタビュアー)
よろしくお願い致します。

(尾花さん・西山さん)
よろしくお願いします。

(インタビュアー)
ネクプロにとって2024年はどんな年になりそうですか?

(尾花さん)
今後の社運を占う上で、非常に大切な一年になると思います。

(西山さん)
これまで蓄積してきたネクプロの強みを発揮していく一年にしていけたらいいですね。

(インタビュアー)
その辺りも踏まえ、2023年はどのように振り返りましたか?

(尾花さん)
今期(2023年度)は創業以来、過去最高の売り上げを達成できそうです。ベンチャーですからメンバーの入れ替わりが激しかったり、やらなければいけないタスクが目紛しく変わったりします。一方で、ウェビナーマーケティングの可能性を信じてネクプロにしかできないことやネクプロの強みが少しずつ理解されてきたのではと感じています。現在働いているメンバーはもちろん、これまでネクプロに関わってくれた多くのメンバー全ての力があって2024年を迎えられました。

(西山さん)
昨年までは数字成績にとにかくこだわって会社の業績を上げてきました。実際に業績面では目標水準で今期を終えられそうです。しかし、我々が大切にしていることはお客様との短期的な関わりではなく、長期的に伴走するパートナーとして選んでもらうことです。そこでお客様がネクプロの価値をどのように感じているのかヒアリングをしました。結果、価値は提供できているがどんな価値なのかお客様自身が言語化できていないという課題に気づきました。サービスとしての貢献度は当然ながらお客様がネクプロだからこその価値を言語化できるようにしていかなければ、ネクプロが目指すものには近づかないと改めて感じた1年でしたね。

過去最高売り上げという業績面では順調とも言えるが、目指すの目の前の数字だけではなく将来ネクプロは社会の仕組みのどこにいるのかということ。では、ネクプロの行き着く先とは?


ネクプロが大切にしていること、ネクプロが目指す唯一無二とは

(西山さん)
オンラインイベント業界はコロナ禍において、ウェビナー業界が急成長したことは記事を読んでいる皆さんも想像できると思います。リアルからリモートが主流になり働き方も大きく変わらざるを得なかった中で、オンライン会議やウェビナーなどが日常になりました。しかし、2021年、2022年はネクプロにとっては苦しい時期でした。

(インタビュアー)
オンライン業界の景気は良かった中、なぜネクプロは波に乗れなかったのでしょうか。

(西山さん)
一言で表すならば、軸がブレなかったからだと思います。

(インタビュアー)
軸がぶれなかったことはポジティブな振り返りに感じますが、売り上げにはつながらなかったのですね。

(西山さん)
ネクプロの最大価値とコロナ禍で求められたウェビナー業界の役割が少し異なりました。ネクプロが創業から大切にしていることは、前述の通りお客様と長い期間の付き合いをし、課題解決のサポートをしていくことです。コロナ禍で急成長した領域はリアルの代替で行うオンラインイベントだったり、オンラインシステムだったのです。もちろん最初は単発から始まりオンラインの魅力に気づき、今ではリアルとうまく使い分けている企業様も多くあるとは思います。しかし、ネクプロが目指すものはリアルの代替でのオンラインではありません。

(インタビュアー)
リアルの代替ではないオンラインとはなんでしょうか。

(西山さん)
私たちが目指すゴールは営業DXの第一想起です。そのためのマーケティングであり、マーケティングをするための数百もの機能を有したサービスを提供しています。前述した「リアルでの開催が難しいからオンラインを使う」というのがリアルの代替であれば、ネクプロが目指すものはオンラインだからこそできる客観的な定量分析で的確な顧客課題、顧客ニーズを捉えるということです。

(インタビュアー)
2023年の課題として、ネクプロの価値の言語化を挙げていましたが今年はどのように取り組んでいきますか?

(西山さん)
これまで業績を追い求めてきました。これは上場を目指す上で当然です。しかし、これまで以上にお客様一人一人と向き合う時間を作っていかなければいけないと思っています。伴走体制のさらなる強化によって、お客様自身がネクプロを導入した目的、なぜ数あるウェビナー企業の中でネクプロを選んでくださったのかについて自発的に言語化していただくことを目標にしていきます。この最優先課題を解決すべく、セールス、カスタマーサクセスの経験者で一緒に働いてくれる皆さんを積極採用しています!

(インタビュアー)
そうなんですね。上記の課題解決のため、現在のメンバーにはどんなことを伝えていますか。

(西山さん)
これまでは定量評価を徹底してきましたが。今後は定性的にどのような方向にネクプロのメンバーとして向かっていくのかを伝えていきます。1on1なども行っていますが、ネクプロで働くメンバー、お客様ともにネクプロのサービスの「ネクプロなら大丈夫」という自信と見合った価値を理解する必要があると思うんですよね。お客様に自信を持ってネクプロを使っていただくためには、社員のモチベーションを最大限まで高めることが重要です。海外でのイベントの参加やネクプロが社会にどのような役に立つのかを経営陣とメンバーとで常に目線合わせをしています。


日本一の定義とは

(インタビュアー)
日本一のウェビナーマーケティング企業とは「どんなことが達成されたら」自負できるでしょうか?

(尾花さん)
ここが難しいところです。正直、ウェビナーマーケティング業界において「これが成功」という定義がまだ日本においては確立されていないと感じます。だからこそ面白い領域でもあるんです。日本におけるウェビナーマーケティングの最大活用とは何か、常に自問自答しながらサービスを提供しています。機能面では日本を代表する水準にまで到達している自負はあります。一方でウェビナーマーケティングそのもの、ネクプロという企業としての認知を上げていく必要もあります。自信を持って提供できるサービスはあるのに本当に必要に届けられていないというのが課題感でしょうか。

(西山さん)
ウェビナーサービスはネクプロというイメージが多くの企業の中で広まることです。そのためには、お客様がネクプロの魅力を自発的に発信してくださるほど価値を感じていただけることが重要です。複数社出てくれば、私たちがウェビナーマーケティングの第一想起になることが日本一になったタイミングではないでしょうか。

(尾花さん)
ウェビナー界のGAFAになっていきたいですね!!!

(西山さん)
ネクプロの目指す形は営業DXとしてお客様に貢献することです。これまで大切にしてきた「体験」でサービスの価値を最大化し顧客ニーズに応えてきました。創業からのスキームは蓄積されてきているので、大きくグロースさせる2024年にしてきます!


2024年は心機一転、新オフィスでキックオフ

(インタビュアー)
銀座のオフィスから大手町【SPACES大手町】へと移転、どんな狙いがあったのでしょうか。

(尾花さん)
変化の激しい現在のネクプロのフェーズにおいて心機一転、環境を変えるというのは非常に良い効果があるのではと思い移転を決断しました。

(西山さん)
心機一転という気持ちと同時に、ネクプロ社員の会社への帰属意識を高めるという意味でも移転はいい効果があると感じています。これまでは親会社や他の会社と同じスペースを使っていました。そこから離れるという意味ではメンバーの心境も変化するのではないかと思います。

(尾花さん)
新オフィスにはオープンスペースがあったり、他の企業の方がガツガツ働いている姿も横目に見ることができたりします。働きながら刺激を受けられる環境ではないかと思います!

(西山さん)
設備も清潔感があり新しいですよ!フリードリンクもあるので便利です。大きなオフィスビルではありませんが、自分のペースで仕事をしたい人にはいい環境かと思います!

(インタビュアー)
今年の新年会も新オフィスで開催したと聞きました。

(尾花さん)
コロナ禍で近年開催できていなかったのですが、関東以外に住んでいるメンバーも交えて新年会を行いました。

(西山さん)
関西を始め、地方に住んでいるメンバーも多くいます。なかなか一堂に介する機会はないので開催してよかったです。インターンの学生や業務委託のメンバーも含め、様々なコミュニケーションができたのではないかと思います。


最後に二人に2024年の目標を漢字一字で表現していただきました。

(尾花さん)『自』
今年はこれまで以上に「自分」と向き合う一年にしたいと思います。自分がどういう人間か、社長としての自分と尾花慎也という自分を合わせて考えてきましたが、自分の強みが少しぼやけている気がしています。そこで自分がどういう存在なのかわかった時に今の自分の強みが明確になると思うので、強みを基盤に仕事の設計を再構築していきたいと思います。2024年、ネクプロは日本一のウェビナーマーケティング企業になります。2025年の元旦に、頭の中でイメージしているネクプロのあるべき姿で、ウェビナー業界を牽引していきます。

(西山さん)『綾』
ネクプロをきらびやかなサービスに仕上げていく1年を過ごしていきます。見た目も中身も非常に大事です。派手さはないけど強さがあるサービスであり、実際に体験したユーザーは信頼してネクプロを使って商談数を上げていく、営業DXとしてネクプロが会社の一部になっていれば嬉しいです。そして何より、ネクプロで働くメンバー全員が自信にみなぎっている、活気ある組織になっていて欲しいという思いからこの漢字を選びました。


株式会社ネクプロのCEO尾花さんCOO西山さんの年初宣言をご覧いただきました。2021年には4.9億円の資金調達を済ませ、売上高も過去最高を記録。経営陣と近い距離で仕事ができる環境に魅力を感じた方は、エントリーしてみて下さい!


Invitation from 株式会社ネクプロ
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社ネクプロ's job postings
3 Likes
3 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 江間 丈's Story
Let 江間 丈's company know you're interested in their content