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2024まちづくり、やりたいことBEST5

都農町に移住して5年目。まちのグランドデザイン、デジタル・フレンドリー、廃校活用など、大きなまちづくりが多かった4年間。

今年からは、空き地・空き家の活用や、目の前の小中学生たちと、小さなまちづくりを、どんどん、ガンガン進めていきます。

昨年たてた目標を振り返ると。

1.地域共生社会を実感できる公園づくり
2.小中学生と商店街を花と緑で愉歩道に
3.都農町に投資・提携する企業誘致営業
4.まちづくり学のプログラムづくり
5.自分が行きたいカフェづくり

残念ながら、1と5は断念。
3はスタート地点にたどりつくので終わり
2と4は順調に。

ということで、具体的には「こども参画まちづくり」に関わることを最優先で、取り組んでいきます。

1.商店街の空き地に常設の広場をつくる

今年、一番やりたいことは、商店街の空き地を広場にすること

商店街の再生とか活性化とか言われると、壮大で難易度高すぎて現実味ないけど、砂利敷きの空き地に芝を貼るぐらいはできるんじゃない?

そんな問いかけで、昨年の1月から合計9回、小学生たちと一緒に花とみどりで商店街を元気に!を合言葉に「みちくさ市」を開催。

毎回300-700人ぐらいの町の人たちが、みちくさするようにふらっと来て、そんなに長くない時間を思い思いに過ごす。

こんな風景を常設にする、それが小さなまちづくりの第一歩だ。

とはいえ町有地だし、長年(20年以上?)手つかずだった場所。
簡単にはいかないだろうけど、地道にコツコツ、一人でも多くの町の人をお仲間に。一体感つくって実現させたいな。

2.ものづくりを楽しむラボをつくる

都農町の小中学生に、「町に何欲しい?」と聞けば「イオン」。
おしゃれな服とか、アクセサリーとか、カフェとか本屋とか。

でもたぶん将来的にも99%、イオンやおしゃれな店はやってこない。

ならば、「ないものはつくる、あるものはなおす」習慣はどうでしょう?

そんな思いをスタディツアーで3回、都農町に来てくれる関係学校?新渡戸文化高校内でクリエイティブラーニングラボ「VIVI STOP NITOBE」を運営する元小学校の図工教員、山内佑輔さんに相談。


余白があるから、クリエイティブになれる。VIVISTOP NITOBEの山内佑輔さんが子どもたちと一緒に見つけたもの | WORK MILL
「忙しいからあとで」「この仕事が落ち着いたらやろう」「年が明けたら」......。そうこうしているうちに次から次へと新しい仕事が降ってきて、余裕がなくなっていく経験はありませんか? 仕事のみならずプライベートでも、SNSや映像コ [...]
https://workmill.jp/jp/webzine/vivistop-yamauchi-20230414/

昨年10月に、都農南小学校の先生たちと、生徒たちに特別授業を実施してもらいました。

こどもたちの表情やコメントを聞いて確信しました。

これからの教育にとっても、日々のくらしにとっても、アイデアをカタチにできる(プロトタイピング)場があれば楽しいし必要。

ラボをつくるには100㎡程度の部屋と諸設備で初期費用500万円ぐらい。
コーディネイターなど人件費含めて年間費用700-1000万円ぐらいかかるだろうから、今年はその資金調達やスポンサー・寄付者探しがメイン。

できれば小学校の図工の時間を総合学習と合体させ、移動教室として使ってもらいつつ、放課後・休日は一般開放するのが理想。

すべて無償利用が前提

なので、ビジネスモデル不在の施設ですが、助成金や寄付金などで。

どなたか、直接間接問わず、相談のっていただけると助かります。

とにかくつくりたいんです。

3.こども参画まちづくりモデルをつくる

都農町に移住してずっとやってきてた都農中学校での総合学習「つの未来学」やゼロカーボンを推進する小学生選抜チーム「GreenHope」、中学生地域クラブ「まちづくり部」の活動を「こども参画まちづくり」と一括りにしてプレゼンしてたら、昨年10月に日本都市計画家協会賞で「日本まちづくり大賞」を受賞

これを小さなスタートとして、都農町で取り組んでる「こども参画まちづくり」を全国で横展開していきたいのが今年の目標。

主役である都農町の小中学生にとっても、都農町だけでやってるより、全国に仲間ができたほうが、刺激や張り合いもあって楽しいんじゃないかな。

こども参画まちづくり」に関心をもってくださる地域のまちづくりプレイヤーや教育関係者が一定数いることはわかってきたので、今年は視察や話し合いだけで終わらせず、もう一歩先に進めたいんです。

4.YARDを再リノベして居場所をつくる

ぼくらイツノマ創業の地、築93年の歯科医院をリノベーションしたコワーキングスペース「YARD1927」

昨年から、小中学生の部室として毎日放課後になるとこどもたちの歓声奇声でにぎやかに。

これを機に、平日の日中、雑談や相談相手のニーズもある移住者ママパパや町内貴重な20代も気軽に来れて、ちょっといいものが飲めたり食べたり買えたりする場所にプチ再リノベしたい。

カフェとか構えると、都農町の場合、浄化槽設置という恐ろしく身銭をきらされる難題があるのであくまでテイクアウト中心に。

とはいえ、なにかおいしいものがないと人は来てくれないので、町内外の力ある人たちに助けてもらって、商品開発もしたい。

当然、お金はないので今年はトレーラーホテル以来のクラファンにもチャレンジ。

5.学び合える地域と仲間を増やす

都農町にきてそろそろまる4年
ちなみに昨年の都農町滞在日数数えたら330日

ほぼほぼ都農町にいて都農町の仕事をさせてもらってました。
それはそれで幸せで移住したかいもあってありがたいことなのですが、そろそろ脳みそのネタが尽きてきた危機感。

目を外にむければ、全国各地域でまちづくりの新しい取り組みが続々と。

昨年は、地方創生のトップランナー、海士町の方々が来てくれました。話をしているだけでワクワクが増幅。本当に刺激的で面白かった。

都農町のまちづくりで、もう少し役に立てるようになるためにも、国内外の事例を見聞きし、プレイヤーと交流増やしてとにかくインプットを増やすことマスト。

視察や話だけでは実にならないので、町外の仕事も全力営業

きれいに言いましたが、そもそも会社サバイバルのために営業必須

みなさま、今年は1件でも多く、お仕事いただきたいので、ぜひともお声がけくださいませ!

2024年も、どうぞよろしくお願いします。


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