株式会社イツノマ 代表取締役の中川敬文です。
30年間、東京で「まちづくり」に関わってきました。キッザニア東京、神保町ブックセンター、SHIMOKITA COLLEGE、日本初のイエナプランスクール「大日向小学校」…
でも、いつも心のどこかで感じていました。
「本当のまちづくりって、何だろう?」
2020年、宮崎県都農町に移住して、答えが見つかりました。
教育で地方を変える。
中学生が「自分たちでお店をやりたい!」と言ったとき、大人は「無理だよ」と言いました。でも、一緒にやってみた。結果、売上30万円・利益11万円の「みちくさ市」が生まれた。
中学生の本気が、商店街を動かし、町長を動かし、地域全体を動かした。
子どもたちが「自分たちで未来をつくれる」と信じられる社会。それが、私たちの目指す未来です。
正直に言います。地方でのプロジェクトは、9割うまくいきません。でも、残り1割の成功が、まちを変える。
「Be Positive, Do Positive」。ネガティブな状況を、ポジティブに翻訳する。失敗を、次の成功への種にする。
この挑戦を、楽しめる人。タフに成長できる人。そんなあなたを待っています。
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株式会社イツノマ
都農町からはじまる、PUBLIC LIFE DESIGN 株式会社イツノマは、宮崎県都農町を拠点に「まちづくり×教育×観光」を統合するPUBLIC LIFE DESIGNを実践しています。都農町から始まったプロジェクトは、高鍋町、日向市、宮崎市、川南町、木城町へと広がり、宮崎県で地方創生の新しいモデルをつくっています。 私たちが目指すのは、中高生を巻き込んだフラットなプロジェクトチームで公共の暮らしをデザインし、地方に新しい選択肢を創ることです。 受賞実績が証明する、実践の質 2021年 グッドデザイン賞ベスト100 (都農町デジタル・フレンドリー) 2023年 日本まちづくり大賞 (こども参画まちづくり) 2024年 経産省キャリア教育アワード優秀賞 (都農中学校「つの未来学」) 現在進行中のプロジェクト 🏛️ 公共空間デザイン ❶高鍋駅「月市」 毎月第2日曜日に開催する高校生マルシェ 高鍋高校と高鍋農業高校の高校生たちとイツノマ、高鍋町観光協会で企画・運営する「月市」は、毎月第2日曜日に食とアートをテーマに、地元の生産者さんの商品を販売しています。 ❷日向市図書館複合施設 市民共創ラボ企画・デザイン 日向市では新しい図書館づくりに関わっています。「どんな図書館なら、若者が来たくなる?」 市民共創ワークショップでは、模造紙と付箋で終わらせず、中高生が3Dプリンターやレーザーカッターを駆使してロゴデザインと看板を試作、市内のカフェオーナーとへべすを使ったメニュー開発、AIを活用した内装パースデザイン、PR動画制作など、常に実践的。 ❸新設中学校の建築・教育デザイン 県内の複数自治体で、小中学校の統廃合が増えています。私たちは建築と教育カリキュラムの両方をデザインできる強みを活かし、公立ながら「選ばれる学校」に必要な空間デザインと総合学習カリキュラムを提案しています。 🤝 コミュニティデザイン ❶HOSTEL ALAの経営(イツノマ直営) HOSTEL ALAははまちづくりに関心あるプレイヤー・学生と地域がつながる「まちづくりの合宿所」、代表 中川の自宅、インターン生の宿泊所も兼ねます。 5年連続で来訪する東京と京都の高校生をはじめ高校・大学・まちづくり会社のスタディツアーを企画・催行 ❷中学生「まちづくり部」の運営(週4日) 都農中学校の「まちづくり部」は週4日、私たちの本社を部室に活動。週2日は中学生が自分たちで「駄菓子屋」を経営、売上と利益を管理。 今年は、地元スーパーとコラボして、お店の創業祭で2日間、中高生で企画したハンバーガーを販売、120個完売しました。 ❸高鍋高校・高鍋農業高校のまちづくりチーム「NABEGO」の運営(週2日) 高鍋町では、2つの高校の生徒が合同で「NABEGO」というまちづくりチームを結成。週2日、放課後に集まり、「月市」の企画・実施、1分間のショート動画「ナベゴーメディア」の企画・配信を実施、初回配信は閲覧数10万回超え、3,000近いいいね!も。 「NABGEO」の取り組みは、今年度より「三菱みらい育成財団」の助成プログラムに採択、3年間の支援をいただいてます。 📚 教育カリキュラムデザイン ❶都農町立小学校の総合学習「つの防災学」 町内3校で6年生を対象に年間各校15時間、総合学習の時間で「防災」をテーマに、自宅の防災や備蓄の状況をパトロールしたり、避難経路のマップをつくってます。最終回は地域の自治会に対してプレゼンし、こども発で地域の防災力を高めることを目指しています。 ❷都農中学校の総合学習「つの未来学」 各学年24時間かけ、「稼ぐ力」を学び、商店街に人を集める企画を立て、3年生では実際に商店街の空き地で「みちくさ市」を開催、私たちが出資した10万円を原資にカフェや飲食、イベントの仕入を行い、一般町民向けに販売。今年度は売上30万円、利益11万円の実績。 利益は中学生たちの話し合いで町の防災グッズを購入することに決めてます。 ❸高鍋町立中学校の総合学習「明倫未来学」 都農町での実績をベースに、高鍋町の特性に合わせた「起業家精神×まちづくり」のカリキュラムをデザイン。 その他県内の小中高生向けの起業家教育・まちづくり教育のカリキュラムのデザインもはじまっています。 私たちの仕事は、デザインで終わりません。 現場に入り、中高生や地域の人たちと一緒に汗をかき、運営まで伴走もしくは自分たちで運営していきます。自分の手で企画し、デザインし、実装し、育てていく。 その過程で、中学生の目が輝き、町の大人が動き出し、地域が変わっていく。 あなたのデザインが、誰かの人生を変える瞬間。一緒に体験しませんか?