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チーム×クリエイティブで、映像に無限の可能性を。元ウェディングプランナーが、業界のリアル・会社のカルチャーをお話しします。


こんにちは、二番工房です。
私たちはこれまで、様々な映像コンテンツの企画・制作を担ってきました。

WORKS | 二番工房
TV-CM(テレビコマーシャル)、PR、VTR等、企画・制作及び関連業務などを行う株式会社二番工房の制作実績をご紹介いたします。
https://www.niban.co.jp/works/


この映像創りには必ず存在し、チームをまとめるキーマンがいます。それが、プロダクションマネージャーというポジションです。

オーケストラでいう指揮者のような役割で、誰かの声が飛び交っている現場をまとめ、ひとつの映像を作り上げる。今回は、そのプロダクションマネージャーとして活躍する、清水さんをご紹介します。

清水さんが、何を思い映像業界へと足を踏み入れたのか。映像業界のリアルや、チームで映像を創ることの面白さを、語っていただきます。



仕事は充実していた。でも、仕事も私生活ももっと充実させられる。

ーー 当時の仕事と、やりがいを教えてください。

ウェディングプランナー。いわゆる結婚式の何でも屋さんでした。初回来店のお客様への営業〜式場・コンセプト提案・準備打ち合わせ・準備・当日の進行まで、トータルに対応していました。

結婚式よりも前段階のプロポーズからサポートしたり。ご病気のお父様にウェディングドレス姿を見せるため、ご自宅での出張結婚式を行ったり...。「新郎の兄夫婦が結婚式を挙げていない」という新郎のひとことで、挙式前にサプライズで兄夫婦の挙式をしたこともありましたね。

お客様のために臨機応変に動いて、最後に「結婚式を挙げて良かった」と言っていただける瞬間は、本当に最高でした。


ーー 一方で、転職を決めた背景は?

転職を考えた一番の理由は、プライベートとの両立が難しかったこと。シフト制なので、指定することも2日連続なども難しく、希望はなかなか通りませんでした。

結局のところ、慢性的な人手不足が根源かもしれません。人が少ないと仕事が回らなくなるので、休みにくくなります。加えて、教育体制が中途半端になってしまっていたことも課題でした。人がいないので、メンター1名がしっかりサポートするような体制は望めません。私が新人の時も、先輩の見よう見まねで必死に仕事やテクニックを身につけていました。

一方で、ウェディングプランナーとして最も大切なものは、お客様の要望の本質を引き出すためのヒアリング・プランニング力です。この能力を、見ただけで100%身につけられるのか。私が先輩になった時も、この課題はずっとついてきましたね。


チーム×クリエイティブな仕事=映像。その未知数の可能性を、二番工房でさらに引き上げる。

ーー 映像業界に興味を持ったきっかけは?

プランナーだったからなのか、「何かを作り上げて人を喜ばせる、クリエイティブな仕事」「人をサポートし巻き込みながら、チームで共有する仕事」 に興味がありました。「せっかくなら、まだ経験したことのない色々な業界を」と思って探していましたが、エージェントから広告業界を勧められたんです。

ここでふと、思い出します。結婚式ではほぼ必ずと言っていいほど、新郎新婦のサプライズムービーが流れることを。ムービーを観て感動して、涙を流してくれたご来賓の方々。「式を終えてからも家族で見返して、結婚式を思い出すきっかけになってる。」という温かいメッセージを共有してくださる新郎新婦…

「映像の持つ人に想いを届け心動かす力は、世にあるどの広告よりも大きいのではないか。」こう思って、映像業界に挑戦することを決めたんです。


ーー 二番工房との出会いを教えてください。

ひとことで「このチームで映像を創ったら楽しそう。映像が完成した喜びを、この人たちと共有したい。」と思いました。

二番工房では当時、「プロダクションマネージャーの仕事内容」という映像を求職者向けに公開していましたが、その中でトラブルの紹介があったんです。

サッカーのドリブルをするCMなのに、タレントさんが上手くドリブルできず撮影が滞ってしまった。という内容だったのですが、制作部のサッカー経験者がタレントさんに教えながら映像完成まで導いていました。

私にとってやりがいを感じる瞬間のひとつが、仕事が終わった時に、チーム全体で気持ち・達成感を共有できること。だから、チームみんなで協力して乗り越えようとする様子が、とても素敵だと思いました。


オンボーディングを経て、プロダクションマネージャーとして没頭。

ーー プロダクションマネージャーは、どんな仕事?

映像制作の進行管理を担当しています。ひとことで、プランナーと同じ何でも屋さんです。

クライアントをはじめ、クリエイティブチームや監督・プロデューサー・キャスト・カメラマン・デザイン担当・音楽制作など…。役割の異なるこれだけの人を巻き込み、コミュニケーションを交わしながら、やっと30秒のCMが完成します。私はその調整役として、駆け回っています。

映像が完成するまでは、演出コンテ作成→スタッフスケジューリング→ロケハン・オーディション→オールスタッフ打合せ→撮影→オフライン編集→オンライン編集・MA→納品 という流れで進行します。


ーー 未経験入社から、仕事を覚えるまでの流れを教えてください。

人を巻き込む力はもちろん大切なので、そこはプランナーの経験を活かすことができました。一方で、入社時にこの経験が必要かというとそうではなくて…。現場を通じて学んでいけば、まったく問題ありません。

二番工房の場合、最初は必ず先輩メンバーのアシスタントとして、OJTで学んでいきます。段階的に業務をひとりで担当して、最終的には制作1本すべてをひとりで進行できる状態を目指します。教育体制が整っているので、一般的なビジネススキルと映像への想いがあれば大丈夫です!


ーー 映像業界って、働き方が大変なイメージがあります。実際は…?

働き方は、めちゃくちゃ改善されました。

土日祝が休みなので、友人との予定を立てやすく、ライブなどのイベントにも参加しやすくなりましたね。年間休日は125日なので、前職と比較すると20日も増えています。有給はもちろん、スペシャルホリデー制度(※)もあり、取りやすい&希望を言いやすい環境です。

もちろん忙しい時期はあるけど、プライベートの時間はしっかり確保できています。


苦労もある。でも、チームで乗り越えて、達成感を増やしていく。

ーー 苦労していることもあると思いますが、その乗り越え方は?

映像の専門的なことを覚えるのには苦労しました。

というのも、各専門分野の方々と話したことをチームへと共有するので、会話を理解するための知識が欠かせません。ブライダルよりも、映像の方が圧倒的に覚えることが多いです。

担当していないプロジェクトにも興味を持ち、とにかくたくさんの映像作品に関わること。学ぶために、臆さずコミュニケーションの量を増やしながら、吸収することを心がけています。それに、教えてくれるメンバーも周りにたくさんいるので。

知識については、正直今も勉強中。新しい知識が身についている感覚は常にあるので、面白いです。


ーー 心に残っているプロジェクトは?

プロダクションマネージャーとして、はじめてひとりで担当したプロジェクトです。

シャンプーの販促用CMだったのですが、求められたのはスタイリッシュなイメージ。でも、シャンプーで髪を洗う行為って、ある意味習慣ですよね。この日常のひとコマを、スタイリッシュかつ高級感を出すためにどうすれば実現できるのか…。チームで意見を重ねては、テスト撮影。この試行錯誤を繰り返していきました。

そうして、ついに迎えたCMオンエア。CMが開始されてから、シャンプーの売上はなんと1.5倍に!「CM制作をはじめてお願いしたけど、こんなにも影響があるとは驚きました。お願いして本当に良かったです!」と、クライアントからも丁寧なお礼のメッセージをいただきました。

ひとりではなく、チームで創った映像。だからその分、喜びはひとしお。みんなで分かち合いました。もちろん、個人としても嬉しかったです!



自分をきっかけにチームのクオリティを上げて、もっと良い映像を創る。

5年後、10年後の未来はまだ模索中。まずは目の前の仕事に取り組んで、挑戦の土台を整えたいと思っています。

特に、「チームの皆さんに気持ちよく仕事をしていただける環境作り」を目標に、没頭中です。私がいることで、チーム全員が「ひとつの映像を、みんなで創っている。もっと良いものを作りたい。」という気持ちになってもらえるよう、介在価値を上げていきます。

「人を巻き込んで、面白いことをしたい!」「人の心を動かす映像を作りたい!」と思っている方がいれば、ぜひ二番工房にきてください。同じチームで映像を創れることが、とても楽しみです!


今回インタビューした清水さんも所属する制作部では、プロダクションマネージャーを絶賛募集中!

このストーリーを読んで、一緒に活躍してみたいと感じた方・ご興味がある方がいれば、こちらより気軽にエントリーしてください。まずはカジュアル面談にてお会いできること、を楽しみにしています!

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