今回の記事ではファンネルアドの業務の幅広さをお伝えするため、主業務との兼務体制についてフォーカスを当てたいと思います。

ファンネルアドは現在会社の急成長に伴い毎月のように新入社員が入社していますが、それを凌駕する勢いで事業が成長しています。

その状況に伴い、各自の配属ポジションに限らず、各々の業務とのシナジーや個人の適正に合わせて、部署や職種の垣根を超えて業務を進めています。

一般的には、業務の兼務となると

・どちらの業務も十分な時間やエネルギーを割けず、結果的にどちらも中途半端になるという懸念
・兼務をすることで、どの業務にも深く携われず、結果として特定の分野での専門性を高められないという不安
・仕事の量が増えることによるリソース不足

などの、ややネガティブな印象を受けることが多いと思います。

しかし、ファンネルアドではチームでサポートし合う体制を整え、業務のバランスを保ちながら柔軟に仕事を進めることで、兼務することをポジティブに捉えています。

業務を兼務することによるメリットとは

兼務を通じて、社員がさまざまな業務に携わることで視野が広がり、メイン業務に活かすことができるため、幅広い経験の獲得につながります。
また、兼務が新しいスキルを身につけるきっかけとなり、ジョブチェンジやキャリアの幅を広げる要因となりキャリア開発の機会としても受け取ることができます。

今回は我々人事部の中で、いくつか事例を紹介したいと思います。

実例の紹介

採用担当　採用サイトの作成にも携わる

採用担当が入社直後の研修を担当することで、採用段階から研修を通じて社員の成長を見守る一貫したサポート体制を確立しています。
また、ファンネルアドで展開している美容医療事業における採用サイトの作成にも着手しており、マーケティング要素を取り入れたフレーム構築から素材の撮影なども他部署連携をしながら実施しています。
より求職者の目線に近い内容になるよう、採用担当者が作成に必要な素材の撮影ディレクションなど、制作における工程を一貫して担当しています。

ーー兼務してみていかがですか？

採用担当：採用だけではなく、採用後の研修にも携わることで、改めて経営方針や組織開発の重要性を学ぶことができています。
今まで自分がやってきたことが正とは限らなくて、違う角度から今までやってきたことを見直すこともできるので、更なる効率化に繋がっているのを実感しています。それがとても楽しいです。

採用サイトの構築は、人事目線だけではないマーケティングの要素も取り入れたターゲットの選定や魅力付けが重要なので、他部署目線で考えられたり色々な方と関われるのも楽しいです。
採用サイトで魅力付けをしている部分も、普段採用の現場でたくさんの方と面談を行なっている自分で作るからこそ、訴求が必要なポイントが具体で分かるので、訴求したポイントについての具体を聞いたり、相手が何を求めているのかをより深くヒアリングしていくようになりました。

採用担当/採用広報担当　企業文化醸成の業務を兼務

ファンネルアドでは企業文化委員会というチームがあり、社内の文化醸成やエンゲージメント向上を目的として、社内会議や表彰、社内イベントの運営を行っています。
採用担当として、自身が採用した社員がやりがいを持って働いてもらえるように、会社に対するエンゲージメントを向上していけるように取り組んでいます。
また、会社の文化を醸成し、社外に発信していく役割として広報担当も兼任して担当しています。
主担当は人事部メンバーですが、社内の文化醸成は部を跨いでの協力も重要なので、3ヶ月ごとに部署関係なくメンバーをプラスして動いています。

＼イベントや表彰式の様子をまとめた記事もありますので、ぜひこちらもご覧ください！／

ーー兼務してみていかがですか？

採用広報担当：社内のモチベーションの向上やコミュニケーション活性化は、会社のブランディングにも繋がっていくと思うので、兼務することで広報としてこんな発信ができるな。こんな見せ方が出来たら入社したいという方が増えるのんじゃないか。という視点で取り組めています。
逆に、広報としてこういった発信がしたいからこんなイベントを企画しようという考え方もできるので、提案の幅が広がったと感じます。

まだ若い会社だからこそ大切にしなくてはいけない、文化をしっかり醸成することやそれを発信していくことの両軸に関わることができるのはやりがいにも直結しますしとても楽しいです！
今後も年末に向けて大きな表彰式の企画もスタートしているので、準備から当日の運営、終了後の取り組みまで頑張ります！

人財開発担当　採用面接担当も兼務

ファンネルアドでは、研修やキャリアの開発、入社後のフォローアップなど、社員のスキルやマインドの向上に繋がる業務は人財開発課が行っています。
普段は入社後から関わることが主ですが、採用面接も兼務することで入社前からの長期的なサポートが可能となります。

入社される方がどんな不安やどんな経歴を持っているかなど、事前に把握ができるため、入社後のフォローアップや研修にも直接声を反映させることができると考えています。

＼人財開発が行う研修に関して紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください！／

ーー兼務してみていかがですか？

人財開発担当：採用面接を兼務することで、母集団にどんな人がいてどのくらいの倍率で入ってきた人なのか？どんな経歴があるのか？などが分かるからこそ、研修時のアイスブレイクや登壇時の自分の売り出し方に繋げていけると思っています。

自分より歴や年齢が上の人や実際に面接を担当した人が入社されて、その方達の研修を担当する際には、期待を裏切らないようにしたい。
同年代の方が入社された際には、困った時に気軽に相談してもらえる問い合わせ先にもなりたいです。

その為には、普段の人財開発課としての取り組みの重要性もしっかりと伝えつつ、研修のあり方や自分の登壇時の売り出し方をどうしていくかが、大事になってくると思います。
その部分は採用に入っているからこそ「もっとこうしていこう！」と気付いて繋げることができていると考えています。
高い倍率を抜けて入社してきてくださった方のために、できることを精一杯取り組んでいこうという気持ちです。

このように、ネガティブな側面だけではなくそれぞれの業務にポジティブに変換されています。

今後も兼務をすることで社員一人ひとりが多角的なスキルを持ち、自分のキャリアを広げていけるような環境にしていきます。

また、部署内外に限らず各自の専門分野に加え、他部門やプロジェクトに関わることで、部門間のシナジーを高め、より柔軟で競争力のある組織を目指しています。

ファンネルアドでは今後も社員が新たなスキルを習得し、幅広い視点を持ってキャリアを構築できるよう、成長の機会を提供していきます。