外国籍エンジニア向けの転職エージェント「G Talent」や、グローバルIT人材の採用マッチングサイト「GitTap」を展開しているビズメイツ。
今回は22年度の新卒としてビズメイツに入社し、タレントソリューション事業部で活躍している其田さんにインタビュー。自身に課せられている業務やミッション、今後の目標について聞きました。
——其田さんはどのような学生生活を送っていましたか?
保育園のころから英会話教室に通っていたり、高校ではカナダ留学に挑戦するなど、海外文化への憧れ・興味がずっとありました。
そのため、大学では国際交流団体に所属し、フィリピンの小さな村で現地の女性達と一緒にジャムを作って収益化する事業などを行っていました。
生まれ育ったバックグラウンドが異なると、言語だけではなく、仕事への向き合い方などあらゆる違いからビジネスがスムーズに進まないことも多くありました。しかし、何かに共感できた瞬間や新しい考え方を学べた瞬間は、違いがあるゆえの楽しさを感じることができました。
また、海外にルーツを持つ子供の学習支援にも携わり、言語・制度・価値観の違いゆえに将来の選択肢が限られてしまう状況の子どもたちが日本にも多くいる現状も知りました。
このような経験から、生まれ育つ場所、話す言葉、外見、考え方などあらゆる違いや個性を認め合い、誰もが挑戦する機会を得られる社会を作りたいという自分の「WILL」ができました。
就職活動では「WILLを実現するための力が身につく環境なのか」「WILLと会社のビジョン/ミッションや事業は同じ方向を向いているのか」「WILLがそもそも体現された組織風土なのか」などWILLを軸に就職活動を進めていました。
——其田さんがビズメイツに入社した理由を教えてください。
就活をしていく中で出会ったどの企業よりもビズメイツのMission、Visionが自分のWILLと同じ方向を向いていると感じたこと、また、自分が仕事を楽しみながら成長できる環境だと感じたこと、そしてフィリピンとの繋がりがあることの3点が大きかったです。
まず一つ目の理由として、私は、国籍やバックグラウンドに囚われず挑戦する機会を得られる社会をつくりたいという気持ちはあったのですが、その機会を得ようとする当事者だけでなく、当事者を受け入れる側(企業)にもアプローチしていかなければならないと感じる事がありました。
例えば、海外にルーツを持つ子供の学習支援に携わる中で、受け入れる学校や自治体の理解を得ることや体制の整備など当事者だけでは完結しない問題が多くありました。
そこで、「グローバル」×「IT」を軸に個人と企業双方にアプローチしているビズメイツに興味と共感を感じました。
二つ目の成長環境についてですが、私は大学時代に全国に拠点を持つ大きな団体にも所属していましたが、新しいことを始めるまでのスピード感や既に出来上がったモノをマニュアルどおり進めるより、国際交流団体のような少人数組織の意思決定が早く、若手の段階から同時に複数のことにチャレンジしながら自分の得意分野を探せる環境が向いていると感じていました。
ビズメイツでは、最終面接を行う前に、社員面談でお話しさせていただく機会があったのですが、、その際に私の考えと同じことを日々実感されている複数の先輩社員の方の生の声を聞くことができ、入社意欲が高まったのを覚えています。
最後のポイントのフィリピンと繋がりに関してですが、私は、大のフィリピン好きで日本とフィリピンをつなぐ仕事もしたいと考えていました。
その為、既にフィリピンに子会社があることと、最終面接で「もっと事業部間や日比間のシナジーを生み出していきたい」と将来についての熱い想いを鈴木社長から直接伺い、私もその一員としてビジネスに携わりたいと強く感じました。
——其田さんの現在の業務内容を教えてください
私は、グローバルIT人材と日本企業を繋ぐ転職・採用プラットフォーム「GitTap」のカスタマーサクセスを担当しています。
「GitTap」を使っていただく企業と求職者の双方にアプローチをしており、キックオフミーティングなどの初回導入支援からスタートし、プラットフォームの積極的な利用促進、より効果的な改善・提案など企業の採用成功に至るまで幅広く伴走させていただいています。
正直なことをお伝えさせて頂くと、顧客によっては、カスタマーサクセスのサポートが無くとも、利用スタイルが確立し、採用活動を自走されている企業もいらっしゃいます。
しかし、そういった企業に対して、GitTapを通じて蓄積されているデータや外国籍人材の採用に対するナレッジを活かしながら、新たな使い方を提案して採用成功まで導けることが、カスタマーサクセスとしての介在価値だと実感しています。
さらに、企業だけでなく、登録した求職者の方がどうしたらアクティブにプラットフォームを利用してくれるのだろうかとtoBとtoC両方に携われることもやりがいに繋がっています。
当然、それだけ追いかけなくてはいけない数字やKPIは多岐にわたりますが、自ら思考したり、アクションを起こせる機会がたくさんあり、非常に貴重な経験が出来ていると感じています。
——其田さんが働く上で大切にしていることはどんなことですか?
私が仕事をするうえで大切にしている価値観として、
「誰よりも顧客を知ろうとすること」、「得られた知見を惜しみなくチームやメンバーにGIVEすること」が挙げられます。
伴走する顧客企業の事業形態や企業規模、募集している職種やレンジ、採用目標など、ありとあらゆる条件によって、サポートの方法や提案内容がガラッと異なる場合が多々あります。その為、まずは誰よりも顧客に対して強い興味、関心を持ち、徹底的にリサーチして理解をする必要があります。
さらに、カスタマーサクセスは、GitTapの運営メンバーの中で一番顧客と近い存在になります。
だからこそ顧客から得られる意見やデータなどの情報を社内に積極的にフィードバックをし、プロダクトの改善に繋げることを意識しています。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、GitTapが目指している世界観の構築をするための最初のきっかけになれるのがカスタマーサクセスだと考えています。
実際に、GitTapを導入して最初の1年間では、採用目標人数がショートしてしまった顧客が、翌年の契約継続を悩まれていることがありました。
私は、そこで、1年間の振り返りと分析、それに基づいた翌1年間の利用計画を提案することにしたんです。
結果、翌年も継続して利用いただくことができ、更に、前年より早いタイミングで採用決定を獲得していただけた時などは、カスタマーサクセスとしてのやりがいを感じましたね。
一方的な提案をするのではなく、相手の状況を十二分に把握したうえで同じ目線に立った提案が出来るようになったと自身の成長も感じることができました。
——今後の目標について教えてください。
まず直近の目標として、カスタマーサクセスチームのリーダーを目指しています。
引き続き、顧客企業への支援を極めつつ、チームを牽引できる存在になれるように成功体験を積み重ねて、数字やKPIを追うことに努めていきます。
長期的には、カスタマーサクセスとしてプロダクトと顧客を繋いできた経験を活かして、事業企画や事業開発などにも挑戦してみたいと考えています。
現在はカスタマーサクセスとして、既存サービス(新しい価値)を1から10に発展・拡大させるために日々奮闘していますが、ゆくゆくは新しい価値を0から生み出すフェーズにも携わってみたいです。
——ビズメイツの人材ビジネスに興味を持っている方にメッセージをお願いします。
人材ビジネスはスピードとタイミングが非常に重要な要素になります。
例えば、「募集していたポジションの採用が急に決まって募集がストップした」、「退職者が出てしまい、急募で採用しなくてはならないポジションが発生した」
など様々な状況に柔軟に対応しなくてはなりません。
そのために、顧客と繋がり続け、最新状況をキャッチアップできるような好奇心が強く、いつでも即アクションに繋げられる方や状況変化を楽しめる方にはすごく向いている仕事だと思います。
また、チーム一丸となってビジネスを進めており、気づきを得る機会もとても多いため、自分自身で気づいていなかったポテンシャルを引き出して、自己成長や自己実現に向き合えるのも魅力だと感じています。
「個人の成長」、「企業の成果」を追いかけながら「グローバル」という軸を大切にしたい方や興味がある方は、ぜひ選考にチャレンジしてみて欲しいです!
GitTapは、「グローバル」×「IT人材」に特化した独自性の高いプラットフォームです。世の中にもっと当社のサービスを広めるためにもぜひ新しい仲間を迎えたいと思っています。