ビズメイツは「グローバルタレントと企業の成長支援を担うテックソリューションカンパニー」をビジョンに掲げ、オンラインビジネス英会話サービス「Bizmates」を中心とした、複数のサービスを展開しています。
今回は22年度の新卒として、ランゲージソリューション事業部の営業として活躍している長岐さんにインタビュー。学生時代に描いていたビジョンや入社の背景、自身に課せられている業務やミッション、今後の展望について聞きました。
——まず、長岐さんの学生生活について教えてください。
小学生の頃から海外の文化や英語に興味がありました。素直かつ表現豊かに自分を表現する文化を無意識に好んでいて、漠然と海外で生活をしてみたいという想いがありました。そのため、高校卒業後の進路は英語を専門で学べ、留学が叶えられる大学を選びました。基本的には教員免許の取得を目指す学部でしたが、ひたすら英語学習・英会話に励んでいたことを覚えています。というのも、協定校への留学にはIELTSの定められたスコアが必要だったので、取得のために1年ほど学習していたと思います。
その結果、目標スコアを取得してアラスカ大学への1年の留学が決まりました。
——アラスカ留学はいかがでしたか?
アラスカ大学を選んだ理由は日本人が少ないからです。英語を習得するには、なかば強制的に英語を使う環境に身を置く必要があると考えていました。
留学を終える頃には、目標としていた「英語を習得する」、「自分を素直に表現できるようになる」という点はある程度達成できたかなと思っています。
この経験で気づいたことは、「英語を話せることと、異文化で育った人と上手く関係を築く力は別物である」ということです。英語で伝えた内容が間違っていたらどうしようと危惧したり、相手の顔色を伺って話しかけられなかったり。相手を思いやるという性質が裏目に出て、人からは控え目な性格だと思われたかもしれません。海外で上手くやっていくには、既に形成されているマインドを変えることが非常に重要だと実感しました。
——意識改革や気づきを得るためにインターンシップに参加
就職活動では女子就活生専門のエージェントを活用していていました。そこで幸いにも、自分を担当してくださったエージェントさんにお声掛けいただき長期インターンシップに参加することを決めました。女子就活生向けのキャリアメンターを探すという営業の仕事で、具体的には、SNSでスカウトメッセージをお送りし、アポイント取得後にオンライン商談をして契約いただくまでを一気通貫で約10か月担当していました。就活をしながらインターンシップをやろうと思った理由として、「営業をやってみたい」という好奇心が一番の強い動機でした。それと同時に、「営業を経験する必要性」も感じていました。
「営業をやってみたい」という部分では、昔から人と上手く関係を築くことが苦手だったので、対話を通じて相手と信頼関係を築けるようになりたいと思っていました。営業としての一連の業務を通じて、このスキルを鍛えられるという点に魅力を感じました。
また、「営業をやる必要性」という部分においては、営業で学べるスキルはどの仕事でも活きると就活イベントで学んでいたので、早いうちから経験を積んで周囲と差をつけたいと考えていました。
実際、活動中はなかなかすぐに成果は出せませんでしたが、「社会人になると結果が求められる」と当時の上司から刷り込みのように聞いていたので、なんとしても踏ん張りたいという気持ちがありました。地道に取り組んだ結果、同期の協力もあり、最終月には自己最高の契約数を出すことができました。
上昇志向のメンバーが多く、全員で切磋琢磨していく一体感がありました。誰かが成功したときは自分事のように喜び、失敗したときは一緒に改善を考えまた挑戦する、そういった関係が心地良く、大好きでした。
社会人としての基盤は、一緒に活動した同期と指導してくださった上司の方のおかげなので、心から感謝しています。
——長岐さんの就職活動について教えてください。
私の就活軸は、「営業ができる」「成長環境がある」「共感できるサービス」の3つです。
何より、最終面接の時の自己PRプレゼンで本当に自分の想いや考えをすべて出しきれた渾身の出来だったんです。
自分でしっかり準備をしていたのは当然なのですが、
プレゼンに対して、代表取締役社長の鈴木さんをはじめとした役員の方々からの質問の中で自分の意見をオープンに話すことができて、「自分が本当に働きたい会社はビズメイツなんだ」と本当にしっくりきたんです。
自分自身の想いや考えをオープンにできたという事実は、留学を志したり、英語学習にのめり込んでいた当時の目標や動機を十二分に達成できた証でもあり、本当に嬉しかったのを鮮明に覚えています。
また、ビズメイツでは、特に「成長環境」と「共感できるサービス」が当てはまりました。私は新卒3期生としての入社であり、当時は企業として成長フェーズにありました。面接や社員面談を通じて分かったのが、手を上げたら仕事を任せてもらえる環境であるということです。もちろん、自身の責務を果たした上での話ですが、枠に拘らない働き方は成長速度を加速させると考えていたので、就職の大きな決め手となりました。
「共感できるサービス」については、前述した留学での経験が紐づきます。
Bizmatesのレッスンはビジネスで活躍できる人材育成を主眼としているため、英会話力だけでなく異文化理解、マインドセット、その他ビジネスで必要なスキルも学ぶことができます。英会話力以外の要素にも着目している点が自身のアラスカでの経験と重なり、核心をついたサービスに深く共感しました。
——ビズメイツに入社してからこれまでの業務を教えてください。
新入社員研修を終えた後は、ランゲージソリューション事業部の営業グループに配属になりました。
当社の営業組織は、主にインサイドセールスとフィールドセールスに分かれています。その他にも多様なポジションがありましたが、
まず初めに私はインサイドセールスの担当になりました。
大まかな仕事内容としては、外部媒体等から獲得した見込み顧客に対して、架電やメールでアプローチをして商談化するまでを担当しました。
インサイドセールスが難しいなと思う点は、架電やメールを見てもらうほんの数分という限られた時間かつ、相手の表情が見えない中で、必要な情報を聞き出し当社が提供できるサービスや情報を魅力付けしていくことですね。
インターンの経験を活かすことは出来ましたが、初めは全く上手くいきませんでした。
当時の私は、とにかくコールが上手い方を徹底的に真似をすることから始めました。チーム内の一期上の新卒の先輩とその上司のコールの音源を何度も聞いて自分の引き出しを増やしていきました。
また、架電は毎日アウトプットが出来ることが特徴なので、その日できなかったことを反省し次の日の架電に生かす、というサイクルを継続的に回したことで少しずつ成果を出せるようになりました。
結果、一カ月で商談を多数獲得し、インサイドセールス内最高商談数として先輩の記録と並んだことはとても嬉しかったです。
ビズメイツのインサイドセールスは「とにかく電話をかけ続ける」という電話営業の一般的なイメージとは少し異なります。
足りない数字を行動量でカバーすることの大切さはもちろんあります。ただその上で、トークの改善をチームで行いロールプレイをしたり、セールスツールを活用した追客方法について考えを巡らせたり。商談化を狙うために試行錯誤を繰り返しながら業務を行うため、様々な面で成長ができます。例えば、私は新卒一年目で「相手の視点に立って、論理的に分かりやすく説明・説得する力」がついたと思っています。架電の際、限られた時間で魅力付けをするには相手の理解度に合わせた言葉で話し、引き出したい情報を聞けるヒアリングの道筋を作ることが肝心です。顧客によってこれらが同一ではないからこそ、日々の振り返りやロールプレイを継続的に実施しました。定性的ではありますが、その成果を架電で徐々に感じるようになりましたし、後輩の育成にも役立ちました。というのも、新卒2年目の4月には新しくチームに新卒が加わったため、最短で独り立ちができるようにサポートを担当しました。彼女は配属からたったの3か月目で商談を多数獲得していました。当然彼女の元々の素質もあると思いますが、目に見えた成長をしてくれていることが、自分のこと以上に嬉しいですね。
また、フィールドセールスにも挑戦してみたかったので、その希望を積極的に上司に伝えたり、自分のキャリアプランを上司に相談したりすることを意識的に行ってきました。そして、一年目の成果を評価して頂き「フィールドセールスに挑戦してみないか?」と打診を頂くことができました。
ビズメイツでは、自分で手を挙げ、声をあげることを周りが歓迎してくれる文化があるので、そういった背景も私の背中を押してくれたと思います。
来年からはフィールドセールスとして、しっかりと成果を出して、キャリアの土台となる経験を築いていきたいと考えています。
——長岐さんのこれからのビジョンについて教えてください。
もちろん、まずはフィールドセールスとして成果をあげられるようになりたいと思っています。お客さんからは、何かあったら長岐に連絡しようと頼りにされる営業になりたいです。
また、これは少し中長期的な視点ですが、女性のキャリア形成のロールモデルのような存在を目指しています。
女性はライフイベントによってキャリアや働き方に制限が生まれてしまい、本来やりたいこととは違う仕事をせざる終えない場合が多いです。私は家庭を持った後も、自分がやりたいことや仕事の領域を狭めたくないんです。いつまでも、自身が熱を注げることに取り組んでいきたいと思っていて、そんな姿を子供に見せたいです。
そのためには、20代が勝負になると考えています。それまでにいかに経験を積み、自分の市場価値を高められるか次第で30代以降にキャリアを選択できるか否かが決まると思っています。だからこそ、今は仕事にとことん情熱を傾けていきたいです。
ビズメイツにはそれが叶えられる環境やステージがあると思っています。
——就活生へのメッセージをお願いします。
私は就活時、そして新卒2年目となった今でも大事にしていることが2つありまる。
1つ目は素直さです。1年目は基本的に何も知らない状態から始まります。より多くのことを吸収できるように、先輩や上司からアドバイスを受けたことは、自分なりの考えは持ちつつ、まずはその通りやってみるという姿勢が大事だと思います。
2つ目は利他の心です。余裕がないと視野が狭くなり、矢印が自分に向きがちです。ですが、例外を除くと社会では必ず人との関わり合いが生まれます。他者への配慮や思いやりを持つことは、お客様への対応だけでなく社内での関係構築でも重要です。日々の行動が巡り巡って、自分が大変なときに誰かが助け舟を出してくれることだってあるかもしれません。
皆さんにも大切にしたい価値観があるはずです。それは、就活だけでなくこれからの人生で重要な軸となってくるので、自己分析で是非見つけてみてください。
就職活動は大変だとは思いますが、ご自身がイキイキと働ける会社が見つかることを願っています。もし仮に、それがビズメイツであれば嬉しいです!