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新卒で受けたのは1社だけ。広告業界に憧れた彼女がFUSIONに入った理由

「私、FUSION1社しか受けていないんです」

2024年に新卒1期生としてFUSIONに入社した楽々雛子さん。「仮に内定をもらったら、絶対に入社する」と確信が持てるところしか受けないと決めて、就活を進めていたのだそう。

一方で、入社してから何度も壁にぶち当たり、躓くこともあったのだとか。今回はそんな楽々さんにFUSIONに入社を決めた理由や、当時抱えていた葛藤などについて聞いてみました。

楽々 雛子​​(ささ・ひなこ)
2024年新卒入社。ビジネスプロデュース局・ブランドチームに所属し、ブランド認知向上を目的としたプロモーションの企画立案、実行までを担当。現在はブランドチームにて、SNSのコンテンツの企画・制作・投稿管理などを担当する。

「私、FUSION1社しか受けていないんです」

ーー新卒2期生としてFUSIONに入社された楽々さん。広告の仕事に興味を持ったきっかけは何でしたか?

楽々さん:
祖父と父が広告代理店で制作系の仕事をしていたこともあり、小さいころから広告業界に興味がありました。テレビCMを指差しながら「これ、お父さんが作ったんだよ!」と言われたりしていて(笑)。自分の作ったものが世に出る仕事っていいな、と思っていました。

そんなこともあり、広告業界に絞って就活をしていました。何十社も受ける人たちもいるなかで、私は時間を効率的に使いたかったこともあり、「仮に内定をもらったら、絶対に入社する」と確信が持てるところしか受けないと決めていました。

だから私、FUSION1社しか受けていないんです。

ーー新卒で1社しか受けない、というのは珍しいですね。

楽々さん:
よく言われます(笑)。

FUSIONのことは、「ベストベンチャー100」に選出されていたことをきっかけに知りました。詳しく調べるなかで、クリエイティブ力の高さや、ベンチャーならではのスピード感、1年目から裁量権を持ってやりたいことに挑戦できる環境に惹かれていきました。

さまざまな代理店が何かに特化しているなかで、FUSIONではデジタル広告に留まらず、屋外広告や生配信など、お客様が求めるものに対して幅広く提案できることも魅力的で…。

FUSIONの仕事は型にはめられたものではないからこそ、ずっと学びつづける必要がある。私は「やりがいを持って楽しめるか」「成長できるか」を就活の軸にしていたので、この環境は自分に合っていると感じました。

面接を受けるなかで、さらに「この人たちと一緒に働きたい!」と思うようになり、そのままトントン拍子に選考が進んで、2023年2月には内定をいただきました。

ーーかなり早い内定だったかと思います。ご自身の採用理由についてどう分析していますか?

楽々さん:
学生時代にリーダーシップを持って指揮を取るポジションをやっていたからかもしれません。当時はアルバイトを複数掛け持ちしていたのですが、なかでも4年間続けていたのがイベントやコンサートのライブスタッフでした。

そこではチーフとして、100〜200人もの派遣バイトを束ねて、配置や段取りを決めたり、ミーティングをしたりと、すべてをプランニングしていました。最初はチケットをもぎることから始まり、入場口や席の管理…と少しずつランクアップしていき、気付けば学生ながら全体の責任を取るポジションにいたんです(笑)。

他にも、焼肉料理店でのアルバイトでは、個々の売上が評価される環境でもあったので、そこでも月間1〜2位の座をキープしていたりして。ランクが上がっていくのが楽しかったし、自分の成長がきちんと認めてもらえるような環境が好きなんだと思います。

配属先はビジネスプロデュース局。二度の挫折を経験

ーー現在FUSIONではどのような仕事をされているんですか?

楽々さん:
ビジネスプロデュース局(以下BP局)のブランドチームに所属し、ブランド認知向上を目的としたプロモーションの企画立案、実行までを担当していました。現在はブランドチームにてSNSアカウントのコンテンツ制作・運用をメインに担当しています。この半年間で、YouTubeの配信や屋外広告、テレビCMなど、幅広く担当させていただきましたね。

もともと企画制作寄りのことがしたいとは思っていたのですが、明確にやりたいことは特になくて。「客観的に見て、自分に合っている部署に配属していただければ…!」とFUSIONに判断を委ねたところ、BP局に配属されました。

入社後の部署説明会で受けた印象では、BPはプロジェクトの指揮官のような存在で、すべての領域を網羅しているかつ特化している必要がある難しいポジションだと感じていたので、率直に嬉しさと絶望感を覚えました。「BPだけは絶対にできない」と思っていたから(笑)。

ーーBPになったことで、どのような壁があったのでしょうか?

楽々さん:
入社してから落ち込んだことが二度ありました。まず、研修が終わって案件にフロントとして入るようになったタイミング。案件のことを理解できていない状況のなか、お客さまからの質問に詰まってしまうことが何度もあって。そのたびに先輩が尻拭いをしてくれました。

自分がフロントにいることで案件を掻き乱してしまう。いる意味がないんじゃないかと自問自答して、会社でひっそり泣くこともありました。そんなとき、上長から「ちゃんと成長しているから、自己肯定感を持ってやれば大丈夫」と励ましてもらったことで、失敗してでもいいからやってみよう、と気持ちが切り替わりました。

今では、上長からのフィードバックで「有言実行」や「最後までやり切る」ところが評価されるようになったので、「とりあえずやってみる」マインドが染みついた実感があります。

二度目は、本当に最近です(笑)。初めて提案をする機会があったのですが、社内とのコミュニケーションや進め方がわからなくて、立ち止まってしまったんです。そのときに、誰に何を聞けばいいのか、どんな資料を参考にすればいいのかなど、上長が頭の整理をしてくれたことで、やるべきことが明確になって無事に提案することができました。

ーーまわりのサポートを受けながらも、前向きに取り組んでいるんですね。

楽々さん:
そうですね。FUSIONは、基本的には全部任せてくれるけど、壁にぶち当たったときには助けてくれるなど、一人ひとりに向き合ってくれる会社だと面接のときから思っていました。

今では案件のフロントとして、提案から進行〜納品までひとりで担うようになり、最近は25卒のメンターも担当することになったので、自分もサポートする立場になりました。

後輩に対してアドバイスや指導をしていくなかで、「自分はできているんだっけ?」と改めて自分に向き合うことが増えて。下を受け入れていくことは、自分の成長にも繋がることなんだと実感しましたね。

ーー数々の壁を乗り越えて、改めてFUSIONのBPとして働く魅力を教えてください。

楽々さん:
大変なポイントでもありますが、コミュニケーション量が多いので、他チームの人やお客さまを始め、いろんな人と仕事と関われるのもBPならではですね。また、BPはお客さまから直接言葉をいただけたり、評価をしていただけるのがやりがいに繋がっています。

それこそ、先日初めて提案した企画がお客さまに評価していただいて、形になったんです。自分が提案した屋外広告の施工にも立ち会って。それを見た瞬間、私が広告業界を目指した理由でもある、「これ作ったんだよ!」が実現したと感じました。こんなにもやりたかったことがスピーディーに実現できたのは、FUSIONだったからこそだと思います。


1年目から大きな実績を作れたのは、FUSIONならでは

ーーそんな楽々さんが今後挑戦したいことはありますか?

楽々さん:
自分のチームを持つことが目標なので、実現に向けてスキルセットを伸ばしていきたいです。FUSIONの仕事には、コスメやシャンプーなどを取り扱うものも多いので、女性商材に強いチームを作りたいと思っているんです。私はBP局のなかで初めての女性メンバーなので、私ならではのチームが作れるんじゃないかと思っています。

ーーありがとうございます。最後に、FUSIONへの入社を考えている人にメッセージをお願いします。

楽々さん:
FUSIONには圧倒的なスピードで成長できる環境があると思っています。

他の会社では同い年の子が部署配属されていないこともあるなか、私は入社して1ヶ月でフロントとして案件を担当していて。既存の案件を伸ばすだけでなく、自らイベントに赴いて出会った人と仲良くなり、新たに提案して受注をしたり、予算拡大していただいたりと、1年目から大きな実績を作ることができました。

もちろん大変なことはたくさんありますが、そのぶんやりがいは大きいと思います。早く経験を積んで、早く成長したい人にはぜひ来てほしいですね。

(取材・執筆=いしかわゆき(@milkprincess17)/撮影=山本良奈)

最後に

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