こんにちは!
iputインターン生の荒木です。
今回は、未経験からエンジニアになった村上さんに、未経験者からエンジニアになる極意をお聞きしました!
これから未経験でエンジニアになる方、エンジニアに興味があるが何をしたらいいかわからない方、必見です。
1.Webエンジニアってどんな仕事ですか?(具体的な内容)
弊社は主にメディアサイトを運営しているので、日々メディアサイトの運用をしています。具体的には、新規機能の導入、フロントエンドのデザイン修正等を行っています。基本的にコードを書いていますが、Photoshop/Illustrator等を使用してバナーなどの作成したりもします。
2.どうして未経験からエンジニアになったのですか?経緯、きっかけなど
元々、自分の考えやアイデアを形にできるエンジニアのという職種には魅力を感じていました。
また、何をしたらサイト上でこのような動きができるのか、そういったシステム部分も全くわからなかったので理解したい気持ちが強かったです。
そんな中で、「社長がエンジニアを募集している」という話を聞き、直接示談しに行ったのがきっかけです。
3.就職は大変ですか?
私自身、iputにはディレクター枠で入りその後社内でエンジニアへと転職したので、正直大変かどうかはわかりません。ですが、エンジニア仲間には元アパレル店員や、事務の方など職種や、性別問わずたくさんいらっしゃいます。未経験枠で募集をかけている企業も多いので、経験が浅い方でもジョインしやすい職種かもしれません。
4.給料はいいですか?
持っている技術によるかと思います。
逆に言えば、給料が自分の技術と直結しているので、その分成長しがいがあります。
5.休みは多いですか?
週休完全2日制ですので、一般的な休みはあります。
仕事の状況にによりますが、忙しくなければいつでも有給が取れます。
弊社では、サイトのリリースが終わった後、1週間近く有給を取って海外でリフレッシュした人もいました。
6.エンジニアの仕事で、楽しいと感じることはなんですか?
できなかったことや、難しい開発が終わり無事リリースされた時の達成感は気持ちがいいです。
小規模の会社なので、ディレクターから直接お礼を言われたり、「使いやすくなった」など改善の効果を実感していただける時もこの仕事をやっていてよかったと思います。
また、リリース後はお疲れ様会などを開いたり、会社全体で「頑張ったね」と言ってくれる場所があるのもありがたいです。
部署は違えど、きちんと他人を見てくれている存在がいるのも弊社の良いところだと思います。
7.職業病などはありますか?
気になったサイトやサービスを隅々まで見るようになりました。それこそデザインから企業情報まで。
その中で社長やエンジニアの方の名前をTwitterで調べて、スキルアップに繋がりそうな情報を探します。
Twitterでは、有名なエンジニアの方やスタートアップでエンジニアを目指している方など、日常では知り合えないような専門的なコミュニティがあるので利用するようになりました。
8.必要なスキルはなんですか?
未来のことを、できるだけ論理的に考えられる人が向いているかと思います。
感覚だけではなく、1の手、2の手、、2の手がダメだったときの3の手など。
開発工程で、どの開発が一番低リスクでスピードが早いかを、常に考える場面が多いです。
その場合、先を予想して論理的に開発を進めていけるかが重要になります。
日常から、頭の中で論理的に物事を組み立てたり、論理的に説明できる人が向いているかもしれません。
9.どうやって技術を習得しましたか?
独学で基礎を身につけつつ、上司の指示を受けながら、実践を通して身に付けていきました。
学習した内容をすぐにアウトプットできる環境だからこそ、スキルアップのスピードが早かったです。
10.理系じゃなくてもエンジニアになれますか?
エンジニアの3割ほどは文系出身と言われていますし、弊社のエンジニアは全員文系出身です。
先ほどの「必要なスキル」でも言いましたが、向いている性格の人も文系の中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、美術大学出身ということで文系です。また、ロゴやサイトデザインを任されたり、エンジニアとしてでなく自分の個性を活かした+αな働き方ができていて美術大学出身で良かったと思う場面が多々あります。
11.パソコンの知識が浅いのですが、エンジニアになれますか?
インターネット、パソコン周りが苦手、、という人や論理的な思考が向いていないと感じる人には難しいかもしれません。
サイトやサービスをみて、「自分ならもっとこうするのに!」や、「新しいサービスを作りたい!」など、具体的な挑戦内容があると知識が浅いハンデを乗り越えられるのではないでしょうか。
12.どのような性格の人が向いていると思いますか?
エンジニアに限ったことではありませんが、「仕事への誠実さ」がある人が向いているのではないかと思います。
例えば、90%で問題ない案件に対して、きちんと100%を出す人、です
そういった人間の方が今後成長するし、一緒に働きたいと思います。
弊社は今のところ少人数ということもあり、一人ひとりの度量が大きいです。
頑張れば頑張るほど、仲間や会社に影響を及ぼします。
常に100%、もしそれに到達しなくとも愚直に仕事に向き合える人、仕事に対して誠実な人が向いているのではないかと思います。
13.コロナウイルスの流行による仕事への影響はありましたか?
環境面では大きく影響がありました。
コロナウイルスが流行る前からは完全フルリモート。
コロナウイルスが落ち着いた頃からは午前はリモート、13時からの時間差出勤になりました。
世の中の情勢に合わせて、柔軟に対応できる環境になっています。
14.将来性のある仕事ですか?
市場で言うと、今後ますますの拡大が見込まれ、需要が高まる職種だと思いますので、スキルさえあれば長く食べていけると思います。
それこそ、パソコン1台あればどこでも働けるので、
海外を拠点に働いている人、育児をしながら好きな時間に働く人、と様々なライフスタイルに合わせた働き方をしている人がたくさんいらっしゃいます。
今後の新しい働き方にも柔軟に対応できる仕事でもあると思います。
市場、環境面でとても将来性のある仕事です。
15.エンジニアになりたい未経験者が今やっておくべきことはありますか?
自分の作ってみたいものや、やりたいことに向けて勉強したり、開発を進めていくのがいいかと思います。
例えば、どうしてもPHPを学びたい!のであればそれでもいいのですが、
マッチングサービスを作りたい、それにはPHPが必要みたいだから勉強してみる。というようなベクトルの方が進めていて楽しいと思います。
どの仕事にも言えますが、エンジニアになりたいというより、何をしたいか・作りたいかについて向き合っていくのが良いかと思います。
特に弊社では、ユーザーファーストの精神を大切にしています。
ユーザーだからこそ、もっとこうしたらいい、このようなサービスをつくりたいなど、ユーザーの視点から考えられることが大事だと思います。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました。
村上さん、質問への回答お疲れ様でした!弊社のWebメディア全ての開発を手がけている、村上さんの過去・現在・未来がよくわかりました!元美大出身だったからこそ、デザインまでできるエンジニアになれたのですね。
特に印象的だったのは、「独学で基礎をインプットしつつ、業務で実践的にアウトプットし、上司からのフィードバックでさらに修正していく」という部分です。村上さんの猛スピードのスキルアップは、村上さん自身の弛まぬ努力はもちろんですが、弊社の「学習した内容をすぐにアウトプットできる環境」も要因の一つだと感じました。
さらに、インタビューを通して、村上さんは、”エンジニアに限らず、どんな職種でも共通して大事になる姿勢” をしっかりとお持ちになっていると感じました。インタビュアーの私も、とても良い刺激を頂きました。ありがとうございました!