1
/
5

インターンから半年で、海外新規事業のプロジェクトマネージャーに!ベトナム事業の内容とは?【夏休み中に1ヶ月間のベトナム出張】

皆さま、はじめまして!

2019年2月から、iput.incでインターン生として働いている荒木 航大(あらき こうだい)です。法政大学法学部に在学中の、大学生です。

突然ですが、私にとってiputでのインターンは、人生を大きく変える転機になりました。


大学生としてインターン先を探していると、様々な疑問が浮かびますよね。

「社内の雰囲気は良いだろうか?」「実務スキルや知識は身につくのか?」「成長・チャレンジできる風土はあるのか?」

実際にインターンに参加してみるまでは、わからないことばかりです。

単刀直入に言います。iputのインターンでは、"良い社内環境"で、"実務的な仕事"ができ、"ハイスピードで成長"することができます!

…と言っても、抽象的でイメージしづらいですよね。

このフィードでは、これまで私が約10ヶ月のインターンで経験したことを、具体的に説明します。

ベトナム出張まで


インターンとしてiputに入ってから、SEO対策をした記事作成、Webメディアのサイト設計、UI/UXデザインなどを中心に行なっています。世間一般的に、Webディレクターと呼ばれている仕事です。

ベトナム出張に行くまでの半年間は、月間200万PVのWebメディアを担当しました。

記事作成を中心として、ライターのマネジメントから企画提案まで行いました。取材記事の執筆のために、流行りのスポットに足を運ぶことも多かったです。


私自身、Webメディアの運営経験はありませんでした。ましてや、パソコンに触れたことすらなかったです。iputにインターン生として入った当初は、初めてのことばかりで、ついて行くのがやっとでした。恥ずかしながら、タイピングすらできなかったので、寿司打(タイピング練習ゲーム)を毎日やることが最初の仕事(?)だったくらいです。

ついて行くのがやっとなのは今も変わりませんが、右も左も分からないような仕事に必死になって取り組むのが楽しくてたまりません。

iputのメンバーは、懐が深く、何もできない私に一つ一つ指導してくださりました。非常に優秀なメンターから丁寧なフィードバックを頂けたので、Webメディア業界の仕事内容をスムーズに把握することができました。

ベトナム事業で取り組んでいること・得ている学び


さて、ここからが本題の、ベトナム事業に関する話です。

ベトナムでの事業内容、ベトナム滞在中にしていたこと、インターンとして得た学びまで、詳しくご紹介したいと思います。


ベトナム事業の内容


現在、インターン生である私がプロジェクトマネージャーとなって、ベトナム人向け仮想通貨総合情報メディアを作っています。

採用から、サイト設計、UI/UXデザイン、記事キーワード選定、記事作成までの全てを、インターン生のみで行なっています。

年明けに、250記事を公開した状態でローンチする予定です。


チームのメンバーは20名以上います。

・私 (プロジェクトマネージャー)
・日本人の採用担当 1名 (ベトナム在住)
・ベトナム人ライター 15名 (日本語記事をベトナム語記事に翻訳する)
・ベトナム人チェッカー 5名 (記事の質を保つために、ライターが翻訳したベトナム語記事の添削をする)

海を隔てた業務連絡ではありますが、一人一人に気を配りながら仕事を進めています。


ベトナムで仮想通貨情報メディアを作るための準備

まずは事前調査として、ベトナム国内における「仮想通貨関連キーワードの検索ボリューム」を調べました。

その結果、ベトナムで「Bitcoin」で検索をかけている人は、月平均で延べ4万9500人もいました。

そこで、ベトナム現地に日本人駐在員を雇い、フェイスブックから翻訳家を募集してもらいました。その結果、100人以上の応募があり、全員に翻訳テストを実施しました。

最終審査として、私がベトナム現地で面接を行い、採用の可否を判断しました。

現在では、ベトナム現地に20名以上の翻訳家を抱えています。


ベトナム出張では何をしていたのか


ベトナム出張中にやっていたことは、主に以下の2点です。

・現地での人材採用
・聞き込み調査

ー現地での人材採用ー

面接の際に顔を合わせて話すことで、自然な日本語を扱えるかどうかを確認しました。また、ベトナム在住の現地人を雇うことにより、記事作成コストの削減を狙いました。現地のライターを雇うことによって、ベトナム支社の設立も視野に入れています。

ー聞き込み調査ー

ベトナムで仮想通貨情報メディアを作る前に、ターゲットを絞る必要がありました。「ベトナム現地で仮想通貨のトレードは一般的なのか?」「どの層が仮想通貨に興味を持っているのか?」を明確にしたかったのです。聞き込み調査の結果、男子大学生に"仮想通貨取引の潜在層"が存在することがわかりました。そこで、男子大学生をターゲットとした初心者向けのUI/UXを作成し、初心者向け記事も充実させることにしました。


なぜベトナムなのか


「仮想通貨情報メディアをなぜベトナムで作るのか?」と疑問に思っている人は多いでしょう。

仮想通貨情報メディアをわざわざベトナムで作る理由は、主に4つあります。

・2019年に仮想通貨が解禁された
・WebメディアでSEO対策がされていない
・ベトナム語の難易度の高さから、国外からのメディア参入が少ない
・金融商品は利益率が高い


ー2019年に仮想通貨が解禁されたー

2017年、日本で仮想通貨バブルが起こりました。仮想通貨バブルによって億単位で収益を得た人も出てきて、「億り人」という言葉まで生まれました。ベトナムでは、2019年に仮想通貨が解禁されました。かつて日本で起きたような仮想通貨バブルが、今後ベトナムでも起こる可能性があります。むしろ、私たちが作る仮想通貨情報メディアによって、ベトナムで仮想通貨バブルを生み出そうと考えています。

ーSEO対策がされているWebメディアが少ないー

ベトナムの仮想通貨情報メディアで、SEO対策がされているものは少ないです。日本で20個以上のメディアを運営している私たちの強みは、確かなSEO対策です。そのノウハウをベトナムでも活かそうと考えました。また、ベトナムの仮想通貨情報メディアにおいては、記事の内容も適当なものばかりでした。メディアの情報は正しいものでなければ、ユーザーの生活を豊かにすることはできません。仮想通貨のような金融商品を扱うなら、なおさらです。誤った情報のせいで被った損益によって、ユーザーの生活を破綻させてしまうかもしれません。

ーベトナム語の難易度の高さから、国外からのメディア参入が少ないー

ベトナムは急速な発展を遂げています。各分野で、外資の参入が著しいです。例えば、飲食店にも外資が参入していて、特にホーチミンではどの国の料理でも食べられます。日本の一風堂や牛角もありました(出張中に通いつめました)。しかし、Webメディア業界に関しては、ベトナム語の難易度の高さが要因となって、国外からの参入が少ないのが現状です。ベトナム人が個人で運営しているサイトが上位表示されることも多く、"情報の網羅性と信憑性"は低水準のままです。ベトナムのメディア業界に一石を投じるべく、"情報の網羅性と信憑性"の担保があるメディアを作っています。

ー金融商品は利益率が高いー

仮想通貨情報メディアの収入源は、取引所からの紹介料です。ベトナム人の単価が低くても、収入源はベトナム以外の資本となります。前述の通り、ベトナム国内の「Bitcoin」の検索ボリュームは月間で"49,500"です。SEO対策が練られた仮想通貨情報メディアを作り、「Bitcoin」のようなビックワードで検索順位1位を取れば、大きな収益に繋がります。また、ここだけの話ですが、仮想通貨情報メディアで得たキャッシュは、別のベトナム事業に投資する予定です。


ベトナム事業で得ている学び

ベトナム国内でメディアを作ることは、日本国内でメディアを作るよりも、当然、壁に直面する機会が多くなります。

語学的な障壁を始め、金融関連の法律の確認、国を隔てたリモートワークにおける翻訳フローの改善など、様々な壁があります。ベトナム語記事の作成の肝となるチェッカーが、続々と辞めてしまったこともあります。

そんな中で、「こんな時はどうすればいいのか?」を常に考えるようになり、さらには「数ある選択肢の中で、どの改善策がベストなのか?」まで模索するようになりました。

初歩的なマネジメントではありますが、実際にビジネス現場でマネジメント経験を積めるのは大きなメリットです。

例えば、

ライターの負担を削減化
「日本語のトレード用語の翻訳に時間がかかる!」→日本語記事のトレード用語を英訳してから翻訳依頼することで、ライターのタスクの削減化。
記事編集方法の標準化
「記事編集の方法が曖昧でわからない!」→「日本語記事編集マニュアル」「翻訳マニュアル」「翻訳チェックマニュアル」を作成し、記事の翻訳・編集方法を標準化。
翻訳依頼の機械化、容易化、計画化
「15名もライターがいるから、記事依頼が煩雑すぎる!」→記事一覧シートで、依頼記事と進行ステータスを一括で管理することで、翻訳依頼の機械化・容易化・計画化。
翻訳フローの単純化、同期化
「記事翻訳依頼と、記事チェック依頼が複雑になっている!」→1週間ごとに翻訳依頼する記事をまとめてライターに共有し、チェッカーは「前週にライターが翻訳した記事をチェックする」ことによって単純化。ライターとチェッカーの仕事を1週間ずらして同時並行で進めることによって同期化。
仕事の分担化
「ライターとチェッカー両方が進行ステータスを編集しているせいで、翻訳状況がわからない!」→翻訳の進行ステータス変更をチェッカーに一任することによって分担化。


今になって思えば、とても簡単なことばかりですね…。プロジェクト進行の遅延に繋がる因子を、なぜ始めから予測できなかったのか。事前に対策を講じることができなかった自分の気の利かなさに、辟易しました。

しかし、1度このような改善を経験したので、また同じような事業を担当する場合には、「改善の必要性に気づく前から施策を打っておくことができる」という確信を持っています。

このように、ある程度の裁量権を与えられると、大学生のうちからマネジメントの経験を積むことができます。

インターンを探している大学生へのメッセージ

IT業界に興味がある大学生はもちろんのこと、やりたいことが決まっていない大学生にも、iputでのインターンを強くおすすめします。

「インターンに行きたいけど、色々ありすぎてわからない」「周りの人たちがみんなインターンに行き始めているけど、結局何もしていなくて焦っている」

そんな大学生は、とりあえず、iputで一緒に働いてみましょう!


私は、医学部を目指して浪人を重ねていた負け組、いわば"LOSER"です。「I'm a loser. なんもないならどうなったっていいだろう(cf.米津玄師)」って、割と本気で思っていました。

そんな私は、賢いわけでもないですし、特別仕事ができるわけでもありません。あるとすれば、根気強さと熱意くらいです。「そんな普通の大学生に対してでさえも、海外新規事業を任せるなんて、iputさんは度量が大きいにも程がある」と、常々思っています。

つまりiputは、根気強さと熱意さえあれば、誰にでもチャンスを与えてくれる会社だということです。


iputで働く皆さんは、各分野で一線級の活躍をしてきた、尊敬できる人たちです。楽天、リクルート、DeNA、サイボウズなど、一流企業出身の人ばかりです。

たしかに今は10名程度の小さな会社ではありますが、「尊敬できる人の下で働くこと」ができます。

「必ずiputを成長させよう!」という強い気持ちを持って、「世界最大のインフルエンサーとなり、人々の生活を豊かにする。」というヴィジョンを、全員が共有しています。


投資の神様とも呼ばれているウォーレン・バフェットが、1994年にネブラスカ大学で行なった講演の質疑応答で、このように発言していました。有名なので、大学生なら知っている人も多いかもしれません。


学生「どんな人の下で働くのが良いのでしょうか?」
ウォーレン・バフェット「自分が尊敬する人と働くのが良いですよ。その方が良い結果になるのは間違いないですから。」


心から尊敬できる上司と、ここまで近い距離で仕事ができる会社は、iput以外にはないと思っています。

尊敬できる人の下で働くのは、とても楽しいです。たとえ仕事の内容が楽しかったとしても、会社が楽しくなければ、やりがいは半減するでしょう。

iputでの経験は、間違いなく自分の未来に繋がります。尊敬できる上司に囲まれた"良い社内環境"で、今後のキャリア形成の糧となる"実務的な仕事"の経験を積み、裁量権を与えられた仕事に立ち向かうことで"ハイスピードで成長"することができます。

現在、iputにいる大学生のインターンは、私1人です。唯一無二のインターンができるiputで、私と一緒に働いてくれるインターン生を、心よりお待ちしております。同じ大学生として競い合って、共に成長しましょう!

iput.inc's job postings
10 Likes
10 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 荒木 航大's Story
Let 荒木 航大's company know you're interested in their content