こんにちは!
栄光化学 生産推進部 営業Gの石川です。
今回は取締役 青山さんにインタビューしていきます。
会社全体を見渡す立場にある取締役。
普段どんなことを考え、どんな判断をしているのか、気になるところですよね。
今回は、その仕事観やこれまでの歩みについて伺いました。
目次
Q1:これまでの経歴と、栄光化学へ入社したきっかけを教えてください。
Q2:現在の業務内容について教えてください。
Q3:これまでの仕事の中で、特に印象に残っている出来事はありますか?
Q4:仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。
Q5:これまでの仕事の中で、嬉しかったエピソードはありますか?
Q6:社長とはどのような関係性で仕事を進めているのですか?
Q1:これまでの経歴と、栄光化学へ入社したきっかけを教えてください。
青山さん: 実は、もともとは実家の鉄工関係の会社へ入社する予定だったんです。前職では金属加工メーカーで現場経験を積みながら、将来的には家業へ戻る流れで話が進んでいました。
石川: 最初から栄光化学へ入る予定ではなかったんですね。
青山さん: そうなんです。そんなタイミングで、栄光化学の先代社長から「無理に実家へ戻らなくてもいい。もし良ければうちへ来ないか」と声をかけていただきました。
石川: そのお話を聞いた時は、どう感じられましたか?
青山さん: 本当に悩みましたね。実家へ戻ることも考えていましたし、人生の大きな決断でした。でも当時は若かったこともあって、「まずは新しい環境で挑戦してみよう」という気持ちも強かったんです。
石川: そこで栄光化学への入社を決められたんですね。
青山さん: そうですね。ただ、前職では経営陣の方々に本当に可愛がっていただいていたので、辞めるまでに1年くらいかかりました。「もう少しここで勉強してからでもいいんじゃないか」と引き留めてもらえて。今思うと、それだけ期待していただいていたことが、本当にありがたかったなと思います。
石川: 人とのご縁や周りの方々との信頼関係が、今の青山さんにつながっているんですね。
青山さん: 本当にそう思います。あの時に背中を押してくださった方々には、今でも感謝しています。
Q2:現在の業務内容について教えてください。
青山さん: 現在は、成形現場の生産計画をメインで担当しながら、営業業務にも携わっています。現場がメインではあるんですが、生産計画と営業、いわゆる“二足のわらじ”でやっていますね。
石川: 生産計画と営業を両方担当されているんですね。営業はいつ頃から関わるようになったんですか?
青山さん: 本格的に動き始めたのは2014年頃ですね。松尾製作所様との関係づくりを少しずつ進めていく中で、営業としての動きも増えていきました。
石川: 現場と営業、どちらも見るのはかなり大変そうですね。
青山さん: そうですね。でも、現場の状況を理解した上でお客様と話ができるのは強みかなと思っています。現場とお客様、両方の目線を持ちながら動くことを意識しています。
石川: 生産計画も担当されていますが、どのような工夫や見直しを進めてこられたんですか?
青山さん: 生産計画はかなり見直してきましたね。以前は「今日足りないから今日作る」という対応が多く、型替えや材料替えも頻繁で、生産効率があまり良くありませんでした。 そこで、仕掛品の在庫まで把握できるように管理方法を見直し、必要なものを先読みして生産できる仕組み(プログラム)を整えました。材料や色が同じ製品をまとめて成形することで、型替えや段取り替えも減らせるようになりました。
石川:型替えを減らすためには、一度にたくさん生産した方が効率は良さそうですが、生産量はどのように決めているんですか?
青山さん: そこが難しいところなんです。効率だけを考えて作りすぎるのも違います。たくさん作れば型替えは減りますが、その分、在庫置場がいっぱいになってしまいます。だから、「必要な量を、必要なタイミングでつくる」というバランスを常に考えながら、生産計画を立てています。
石川: 生産効率だけではなく、在庫管理まで含めて全体を見ているんですね。
青山さん: そうですね。出荷動向、現場の負荷、検査工程、在庫スペースまで考えながら、みんなが無理なく働ける生産計画を意識しています。
Q3:これまでの仕事の中で、特に印象に残っている出来事はありますか?
青山さん:一番大きかったのは、2008年のリーマンショックですね。 当時、入社してまだ3年目くらいで、成形機も2台くらいしか稼働していなかったんです。会社全体が急激に暇になって、「この会社、本当に大丈夫なのか…」って初めて強い不安を感じました。
石川:その状況が、営業へ動き始めるきっかけになったんですか?
青山さん:そうですね。「新しいお客様を増やさないとダメだ」と思ったんです。 そこで、同じ製造業に携わっていた高校時代の親友たちに自分から連絡を取るようになりました。ただ、そういった縁が最初から仕事につながったわけではなくて、4年くらいは本当に何の成果もありませんでした(笑)。
石川:4年間ですか…!その間、どういう気持ちで関係を続けていたんですか?
青山さん:自分の中では、まず “昔みたいに親友に戻ろう” っていう気持ちだったんです。 お互いお金もない中でとにかく一緒に飲みに行ったり、栄光化学という会社を知ってもらうために工場見学に来てもらったり。とにかく関係を切らないことを大事にしていました。
石川:その積み重ねが、今の主力案件につながっていったんですね。
青山さん:そうですね。2014年に「困ってる案件があるんだけど、お前のところでやれないか?」って声をかけてもらえて、そこをきっかけに様々な新規取引が始まりました。 営業って、すぐ結果が出るものじゃない。でも、「この人と仕事したい」と思ってもらえる信頼関係づくりは、本当に大事だと実感しています。
Q4:仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。
青山さん:やっぱり一番は、“お客様に迷惑をかけないこと” ですね。 例えば急な増産依頼が入った時でも、「無理です」では終わらせたくない。
必要なら自分も現場へ入りますし、状況によっては土日も動きます。
石川:かなりお客様目線を大切にされているんですね。
青山さん:そうですね。ただ、その一方で、社員に無理をさせたいわけではないんです。忙しいからといって、ブラックな働き方をする会社にはしたくない。そこはすごく大事にしています。だから、「どうやったら現場が少しでも楽になるか」は常に考えていますね。
石川:具体的には、どんな取り組みをされているんですか?
青山さん:最近だと、検査工程の負担がかなり増えてきていたので、検査室のレイアウト変更を進めたり、状況に応じて人員配置を調整しながら無理なく回せる体制を整えたり、パートさんの採用を進めたりしました。
このままだと検査工程が潰れてしまうな、という危機感があったんです。
石川:検査室の体制づくりやパート採用も、青山さん主導で進められたんですよね。
青山さん:そうですね。特にここ2年くらいで仕事量が一気に増えたので、現場も営業も検査も、本当にみんな忙しい状況なんです。
だからこそ、 “人が頑張り続ける”のではなくて、 “仕組みで楽にする” 方向に持っていきたい。これからはロボット導入や自動化も進めて、少しでもみんなが働きやすくなる環境を作っていきたいと思っています。
石川:働きやすい環境づくりも、青山さんが大切にされていることなんですね。
青山さん:そうですね。お客様に応えることも大事ですけど、それを支える社員が無理をしてしまったら長く続かないと思うんです。だから、「お客様に迷惑をかけないこと」と「社員が働きやすい環境を作ること」、その両方を大切にしています。
Q5:これまでの仕事の中で、嬉しかったエピソードはありますか?
青山さん:お客様の経営層の方々だけに認知されているのでなく、現場の担当者さんや営業部の若手メンバーの方たちからも気軽に「青山さん!」と声をかけてもらえるようになったことですね。若い方たちにまで気軽に話しかけてくれるのは、本当に嬉しいです。
石川:それだけ幅広い方々と信頼関係が築けているということですね。
青山さん:そうですね。経営層の方との関係だけでなく、現場の担当者さんや若い営業の方たちとのコミュニケーションも大切にしています。
そういう関係ができると、「これから忙しくなりそうですよ」とか、「新しい動きがありますよ」といった現場のリアルな情報が自然と入ってくるんです。営業にとって、こうした情報の早さはすごく大切なんですよ。
昔は自分から足を運んで関係を作っていましたが、今は逆に声をかけていただけるようになった。その変化はすごく嬉しいですね。
石川:長年積み重ねてきた信頼の証ですね。
青山さん:本当にありがたいことですね。 営業はすぐに結果が出る仕事ではありません。でも、「この人と仕事をしたい」「この人には話しておきたい」と思ってもらえる関係を築くことが、何より大切なんだと感じています。
Q6:社長とはどのような関係性で仕事を進めているのですか?
青山さん:自分自身は、“縁の下の力持ち”だと思っています。
社長が目指す方向へ進みやすいように、「社長が進みやすいように道を作る役」ですね。
もちろん、何でも賛成するわけではありません。違うと思ったことはきちんと伝えますし、意見がぶつかることもあります。
でも、それができる関係だからこそ良いんだと思っています。
石川:昔から今のような関係だったんですか?
青山さん:いや、それが全然違いました(笑)
お互いに負けたくない気持ちもありましたし、考え方も違うので、若い頃はぶつかることも多かったですね。
でも、一緒に仕事をしていく中で、お互いの得意分野が見えてきたんです。
僕は営業や人とのつながりを作ることが得意ですし、社長は技術や経営の視点に強い。
同じタイプ同士だったら、逆にうまくいかなかったかもしれません(笑)。
石川:違う強みを持っているからこそ、お互いを補完できるんですね。
青山さん:そう思います。
特に感謝しているのは、社長が自分の営業活動を後押ししてくれたことですね。
以前は現場中心でしたが、営業として自分の強みを活かせる環境を整えてもらったことで、社外とのつながりを広げる機会が増え、今の営業活動につながっています。
だからこそ、自分も外で得た情報や人とのつながりを会社へ持ち帰って、少しでも会社の力になれればと思っています。
石川:まさに二人三脚ですね!
青山さん:そうですね。社長が前で方向を示して、自分がその実現に向けて周りを動かす。そんな関係が理想かなと思っています。
今回のインタビューを通して印象的だったのは、青山さんの言葉の端々から伝わってくる“人との信頼関係を大切にする姿勢”と、“会社全体を見渡して考える力”でした。
生産計画では、効率だけではなく在庫や現場の負荷まで見据えて最適なバランスを考え、営業では長年かけて築いた信頼関係が新たな仕事につながる。その一つひとつの積み重ねが、栄光化学のものづくりを支えているのだと感じました。
また、お客様に応えることと、社員が働きやすい環境をつくること。そのどちらか一方ではなく、両方を大切にするという考え方も、とても印象的でした。
人とのつながりを大切にしながら、会社全体をより良くしていく。そんな仕事に魅力を感じる方は、きっと栄光化学で活躍できるはずです。
ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ一度ご連絡ください!