What we do
合同会社CROPは、千葉県を拠点に以下の3つの領域で事業を展開しています。
1.児童福祉事業
CROPの福祉事業は、「クラップ」ブランドで展開する放課後等デイサービス、児童発達支援、就労継続支援B型という3つの柱で成り立っています。
対象は主に発達に特性のある子どもから、障害のある成人まで。
私たちは単なる支援にとどまらず、「多様性の追求」 を軸に、利用者一人ひとりの違いや特性を尊重し、それぞれが自分らしく成長できる場をつくることを重視しています。
・放課後等デイサービス・児童発達支援(クラップ/クラップジュニア)
小学生~高校生の発達特性のある子どもたちを対象に、学習支援やSST(ソーシャルスキルトレーニング)、感覚統合療法など多角的なプログラムを用意。支援は一人ひとりの特性と成長段階に合わせて個別計画を作成し、専門スタッフがチームでサポートします。保護者向け相談会や家庭での関わり方のアドバイスも実施し、子どもと家庭の両面から支えます。
・就労継続支援B型(クラップワークス)
成人の障害者に対し、PC作業(データ入力、簡単なデザイン)、カフェ運営(3cafe)、プリントクッキー製造・販売といった多様な作業機会を提供しています。利用者が誇りを持って働けるよう、地域イベントでの販売・展示、企業向けオーダー受注など、実社会とつながる活動を重視しています。また、作業内容のスキルアップ研修を定期開催し、外部就労を目指す人の支援も行っています。
・フランチャイズ展開
クラップはFC本部として、全国の放課後等デイサービス加盟店を支援。開業相談、スタッフ研修、運営ノウハウ提供、請求代行、広報支援といった多岐にわたるサービスをパッケージ化し、未経験の法人や個人でも参入できる体制を整えています。
2.教育事業
CROPの教育事業は、学習塾・ボイストレーニング・英語学童という3ブランドで展開。子どもから大人まで、幅広い層が自分の目標や夢に挑戦できる場を提供しています。
・学習塾トレス
地域密着型の学習塾で、基礎学力定着から高校・大学受験対策まで対応。生徒一人ひとりの理解度や個性に応じた少人数・個別カリキュラムを用意し、目標達成まで寄り添います。近年は保護者連携を強化し、家庭学習アドバイスやオンライン個別相談も実施。卒業生の口コミによる紹介が多いのも信頼の証です。
・ナユタス(ボイストレーニング)
津田沼・船橋・西船橋の3拠点で展開し、プロ志望の若者から趣味の大人まで幅広く対応。ボーカル、話し方、声優発声、歌唱指導など多様なコースがあり、マンツーマンで技術と表現力を磨きます。定期的な発表会やイベントを開催し、生徒が成長を感じられる機会を大切にしています。
・English Fun Time(英語学童)
外国人講師と過ごすオールイングリッシュ環境で、自然な英語力を育成。少人数制での手厚いサポートと、季節ごとの英語イベント、英検対策、プレゼン練習など多彩なカリキュラムを用意しています。保護者からは「遊びと学びのバランスが良い」と高評価です。
3.システム開発・運営事業
・ワンリード(OneLead)
教育・福祉事業所向けの管理システム「ワンリード」は、自社の現場課題から生まれ、今では多くの他社事業所にも採用されています。
スクール版では、生徒管理、出欠、成績、連絡帳、請求・支払いなどを一元管理でき、保護者連携もスムーズ。福祉版では、国保連請求対応や支援記録、モニタリング記録作成、加算管理など業界特化の機能を備えています。
現場の声を即座に反映する改善スピードと、ユーザビリティの高さが強み。全国的に見ても、福祉向け請求機能を提供できる事業者は少なく、差別化ポイントとなっています。
福祉・教育分野の現場業務を支えるためのITツール開発や、業務改善のためのシステム設計・導入支援を行っています。
現場の「困った」をデジタルの力で解決し、スタッフが本来注力すべき「人への支援」に集中できる環境をつくります。
CROPは「福祉×教育×テクノロジー」という、一見異なる領域を横断的に手がけながら、人の成長と可能性に寄り添う事業を展開しています。
Why we do
私たちが掲げる理念、「個性を磨く空間の創造」。
それは、ただ誰もが自由に生きられる社会を目指すという漠然としたものではありません。
私たちの考える「個性」とは、事業に関わるすべての人――子どもたち、サービスの利用者、従業員、そして関係者一人ひとりが持つ、独自の背景や価値観、特性のことを指しています。
私たちは、「個性」は与えられるものではなく、環境によって「磨かれ」、初めて力として社会で活かされると考えています。例えば、友達との関わりが難しい子どもや、既存の働き方に馴染みにくい大人も、本人に合った関わり方や空間があれば、自分の力を発揮し、周囲と共に成長することができます。
私たちの目指す社会的ゴールは、この「個性を活かせる空間」を事業を通じてつくり続けることです。福祉・教育・システム開発という異なる分野に取り組むのも、関わる人すべてに成長の機会を届けたいという想いからです。
子どもたちの学び、社員の挑戦、地域や関係者との連携――そのすべてが、未来をより豊かなものにする土台だと信じています。
また、働く社員に対しては、「挑戦できる環境」「学びと成長の機会」「安心して働ける職場」「仲間と支え合える文化」を大切にしたいと考えています。一人ひとりが自分の強みを磨き、仲間とともに前に進める、そんな組織づくりを目指しています。
社名「CROP」には、「人が育つ土壌でありたい」という想いが込められています。事業を通して育つのは、子どもたちだけではなく、私たち自身であり、関わるすべての人たちです。それぞれの個性が磨かれ、活かされる未来を、私たちは本気でつくっていきます。
How we do
CROPでは、「ひとりひとりの可能性を信じる」ことをすべての行動の出発点にしています。以下のような取り組みを通して、その想いを実現しています。
1.個別最適な支援と関わり
福祉・教育の現場では、マニュアルではなく「その子に合った支援」が求められます。CROPでは観察・対話・記録を丁寧に行い、スタッフ間で情報を共有しながら、日々支援内容をアップデートしています。
2.若手・未経験者が活躍できる環境
スタッフの多くが福祉業界未経験からのスタート。年齢やキャリアに関係なく「挑戦したい」という気持ちを尊重し、早期にリーダー経験を積むことも可能です。失敗を責めるのではなく、そこから学ぶ姿勢を大切にしています。
3.多職種連携と柔軟な働き方
児童指導員、保育士、教員経験者、ITエンジニアなど、さまざまな職種のスタッフが在籍しており、それぞれの知見を活かしてチームで支援を行っています。また、時短勤務や急なお休みにも柔軟に対応できる体制を整えており、家庭との両立を図りやすいのも特徴です。
4.テクノロジーの活用
IT事業で培ったノウハウを活かし、日々の記録業務や報告作成の効率化を進めています。スタッフが子どもと向き合う時間を確保できるよう、システム面からも支援の質を高めています。
5.「育つ職場文化」の醸成
子どもが育つためには、大人も育ち続ける必要があります。定期的な振り返りや事業所内、部署別ミーティング、研修制度を通して、学び合う職場文化を大切にしています。仲間同士の助け合いが自然と生まれる温かい雰囲気も、CROPの強みの一つです。