現役大学生が、プロの現場に飛び込んで見えた景色――“やりたい”が加速するSNSマーケティングの世界現役学生インターンが語る、“働きながら学ぶ”リアルな成長物語
「SNS運用と動画制作に興味があります」
初めて彼がそう口にしたのは、まだ桜が満開だった2025年の2月。
彼の名は徐 一枫(ジョ・イッフン)。拓殖大学工学部情報工学科に在学中の現役大学4年生でありながら、株式会社篤月でSNSマーケティング業務のインターンとして活躍しているメンバーの1人です。
SNSへの関心が、キャリアの第一歩に
2025年春、篤月のオフィスに一人の学生がやってきました。
「SNSの運用と動画制作に関わってみたいと思っています」
それが、現在インターン生として活躍している徐 一枫でした。
彼は当時大学4年生で、必要な単位をすべて修得済み。卒業研究に集中しながら、並行して社会での実務経験も積むという“二刀流”を選びました。
彼の興味のきっかけは、大学での学びの中で触れてきた情報技術だけでなく、日常的に親しんでいたSNSや動画コンテンツの力強さでした。
単なる趣味ではなく、それが「人を動かす力」や「企業の価値を高める武器」になることに魅力を感じ、自らその世界に飛び込んでいくことを決意しました。
初めての実務経験、プロのスピードに圧倒されながらも挑戦
インターンとして入社してからの最初の数週間は、ひたすら“現場のスピード感”との戦いだったと彼は振り返ります。
クライアントとのやりとり、撮影スケジュール、納品物のクオリティチェック。
今までの学生生活では経験したことのない、プロの現場特有の「速さ」「正確さ」「責任感」に、最初は圧倒されたといいます。
しかし、徐はそこから逃げませんでした。
むしろ「慣れるには現場に飛び込むしかない」と覚悟を決め、タスクを一つずつ丁寧にこなすことで徐々に信頼を積み重ねていきました。
現在では、案件の管理を任されることもあり、先輩たちと一緒に運用施策の方針を考えたり、クリエイティブの構成を練る場面にも参加しています。
“設計力”と“表現力”を磨くことが、いまの挑戦
入社から4ヶ月。彼が今、特に注力しているのは、「企画力」と「撮影スキル」の向上です。
「頭の中の構想を、映像として形にする。そのためには、事前の設計が非常に重要だと痛感しています」
彼は撮影のたびに、自分が描いた企画と実際の映像とのギャップを何度も見直し、どうすれば理想の画を撮れるかを先輩たちに相談しながら磨いています。
また、ただ動画をつくるだけではなく、その後の“再生数”や“来店数”といった結果にもしっかり向き合っているのも彼の特徴です。
「クライアントの成果に貢献する動画をつくる」
その意識があるからこそ、徐は動画の一コマ一コマに手を抜かず、細部まで神経を行き渡らせています。
ミスやトラブルさえも、成長のチャンスに
もちろん、インターンとしての道のりが順風満帆だったわけではありません。
納期に間に合わなそうになった日もあれば、思った通りに撮影が進まなかった日もあったそうです。
しかし彼はそれらをすべて「成長の糧」として、自ら改善策を考える習慣を身につけました。
「篤月では、年齢や立場に関係なく意見が言える文化がある」
そう語る徐は、ミスを責められるのではなく「次にどう活かすか」を一緒に考えてくれる仲間がいることに、心から感謝しているといいます。
“未来の自分”に近づく、今この瞬間
現在、彼は卒業研究と仕事を両立させながらも、毎日がとても充実していると話します。
“学ぶ”ということが、机の上だけではなく、現場の中にもある。
そう気づいた彼は、これからの半年、さらに多くの経験を通じて、自分の強みを明確にしていくつもりです。
将来について具体的なプランはまだ定まっていないものの、「この経験は必ず財産になる」と語る姿からは、確かな自信と前向きなエネルギーが伝わってきます。
最後に、これから入社を考えるあなたへ
徐がこの会社で得た最も大きなものは、“成長のスピード”と“やりがい”でした。
インターンでも、手を挙げればどんどんチャンスが回ってくる。
先輩や代表との距離が近く、実際のクライアントワークに参加できる。
「やってみたい」という気持ちを受け止めてくれる土壌が、この会社にはあります。
「自分も変わりたい」「成長したい」
そう思っている学生の方がいたら、きっと篤月はその期待に応えてくれる場所になると思います。